マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

峰谷から鷹ノ巣山へ(奥多摩歩き)

2014-12-23 | 山(その他)
いやいや。。。
今回は、久しぶりのがっつり歩きをしてきました🐾
行き帰りともに、標高差1100mもある急勾配で、雪も途中から出てきちゃうし……。
帰りの稲村岩尾根は誰もいませんでした💧




というわけで、お久しぶりの奥多摩駅からスタート。

今日はこのバスに乗って、まずは東京で一番高~い!集落を目指します🐾



終点からは林道をひたすら歩き、小さな橋を越えればいよいよその集落入り口に辿り着きました。



案内板に従い、左に入ると、、、




いきなり、急斜面に現れる家々は、まるでこちらに被さってくるようです。



積み上げた石垣の上には風格のあるお宅が軒を並べていました。
いったい何代くらい続いているのかな?



このあたりの標高がだいたい650m。。

でも、今日はまだこれよりもっと高所に建つ山間集落を目指して、舗装路を外れて、畦道をどんどん上がっていきます。
なんだか、ここまででかなりの疲労感がありますが💧



畦道から、普通の山道を登ること20分ほどで、やっと、留浦の奥地区までやってきました。
あの一番上のお宅なんて、とっても空が近いですね❗️

そして、あのお宅の標高が950mくらい、、
ってことは、ちょっとご近所さんへ野菜のお裾分けに……が、標高差300m❗️
しかも果てしない急斜面をひたすら上がんなくちゃいけないなんて。。。

そんなウチを一歩出れば、厳しい斜面がまるまる日常の暮らしに感服です。

それでもここの住所は東京都。。
改めて、東京も広いですね❗️



よく見るとこちらの家のトタン屋根は大きく剥がれていますね。




こちらのお宅は、もうかなりの年月人が住んでいない様子です👀



そんな住居をつなぐ道を上から見れば、まるでサーキットのようですねっ。



この奥地区は、昨冬の大雪の際、最後まで孤立していたと新聞記事で読みました。

こうして、眺めているだけで、たくさんのジョウビタキやコガラ、おまけにサルの群れまで出会えてしまうので、ひまになんてなりません。
そして、気がつけば、時刻は10時。。

今日は先がかなり長いことを思い出して、急ぎ足でいきましょう❗️



奥集落を過ぎて、石尾根へと続く、浅間尾根の登山口が、この浅間神社。

どうやら、お社はすっかり朽ちてしまい、ご神体はどちらかに移っていらっしゃるようですね。。



明るい冬日に照らされた木立のなかを歩きます。



大きな木もあちらこちらに佇んでいて、浅間尾根はとてもいい尾根ですね❗️



やっと石尾根が真近に見えてきました。



神社からほとんどぶっ通しで歩き続けて、なんとか鷹ノ巣山の稜線まで出てきました💧



……にしても、この鷹ノ巣山避難小屋のあたりって広すぎます💦
奥多摩って山奥でもいきなりあるんですよね~こんな開けた場所が❗️




鷹ノ巣山へのアプローチも広い‼️
遠くに南アルプスの雪嶺まで見ることができました。



最後は、数日前に降った雪が凍る急斜面を頂上までがんばります💦💦



ここが、1736m❗️
鷹ノ巣山のてっぺんですね‼️




今日は富士山がとってもキレイに見えています。
がんばったご褒美かな。。



大菩薩嶺の向こうに、この夏頑張って登った北岳や仙丈ヶ岳があるのかな。。。


時刻は12時半。。。


下りはここから最短で下山できると踏んだ、東日原のバス停を選ぶことにしました。
でも、かなりキツそうですね💧




案の定、山の北側はかなり積雪が残っているようです。
この冬、初の雪山歩きがいきなりここで、体験できちゃいましたっ。



多い箇所で、5センチくらいはあったかな。。。



どうやら、この稲村岩尾根はかなりの急斜面で、おまけに一部が凍っているため、足元が不安なので、ここでワタシの自慢の山の冬靴シーラックスライトに軽アイゼンをつけることにしました。



お気に入りのシーラックスライト。
別名「ゴム長」笑。
これでバッチリですね❗️




雪がなくなると、大きな岩が立ち塞がり、その経路がかなりの悪路になっているようです。
一部落葉の下が凍結していて、危うくコケました💦



後半、沢まで下りて、前方に六ッ石山が明るく見える場所から、ひたすら谷間を巻いて行けども行けどもなかなかバス停まで辿りつきません。

やはり、この尾根は恐るべし❗️


まっ、それでもなんとか、2時台のバスに乗ることができましたが、結局、尾根を下る人にはまったく会うことはありませんでした。

奥多摩の奥地はやはり、秘境ですね。。。


コメント
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