マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

異形の甲斐駒ヶ岳を満喫してみる

2019-07-30 | 山(その他)

ここしばらくは高尾山ばかり歩いていましたが、今回は現実逃避も兼ねて、ちょっと遠くの山へと行ってきたのです🐾

オコジョも見れてラッキーでした😆




バスを降りて、出発はここから。
奥の高〜い山を見ただけで分かる方は流石の山好きですな。。




でも、私は今回あの高〜いところには行きませ〜ん。

下を流れる沢は台風明けで水かさが増えてますねっ💦




その先は高尾山には絶対ないような、ロックなガーデンをどんどん行きます👀




そして、シャクナゲが満開のガレ場が出現しました👀

ガレ、、、というより、まるで辺り一面がジュラシックワールドみたいな世界ですねっ。




おまけにたくさんの巨大ケルンも出てくると、知らない国の神祭の場のような雰囲気も。。💧




とうとう、今回目指す山がやっと見えてきました😳

ボーっとして分かりにくいですか?



では、こちら❗️
まるで雪渓のように白い石がむき出しの姿がこの山の特徴なんですね。


そう。今回私は南アルプスの巨峰、3000mの甲斐駒ケ岳までやってきたのでしたっ😆



反対側に目を向けると、昨夜の荒れた天気から一転の朝陽に照らされる早川尾根と鳳凰三山が優雅な姿を見せています。。ここもステキ。。😌




まっ、今回は何はともあれ、甲斐駒ケ岳❗️

にしても、見ればみるほど恐竜🦕が1匹くらいはいそうな異形な山だ…💧

手前を登る人がまるでアリンコのように見えてますっ笑




北岳や仙丈ケ岳とは全く絵が違いすぎる。。。

コース自体が、花崗岩の巨岩を踏みしめ、すり抜け、よじ登りながら前へ前へとジュラシックな世界を進んでいかなくてはなりません。




途中、道があるのか?ないのかわかりにくい登山ルートを進んでいきます。
真ん中にいる人がやっぱりアリンコみたいに小さいわ〜笑




で、その先はいきなり開けて、ガレからザレへと出てきました。

いよいよクライマックス❗️
高い山ならではの、雲湧く嶺に突入ですねっ。



とにかく目指すは、あのてっぺん❗️
…と、自分を鼓舞する朝の9時っ😆




雷鳥の親子ともご対面しました😌

この母鳥には、仙丈ケ岳で以前出会った子らと違い、保全の足環が付いていませんでした。




最後の急登を1列に登る人らが、あんなにも遠い、、💦

森林限界を超えた先は、あまりにも眺望が効くため、そのスケール感にいちいちびっくりしています。


摩利支天へのルートはスルーしました。
あのてっぺんにもちっちゃい人が立ってますねー。


まっ、そんなこんなのダラダラ歩きを4時間強、、、⏰




その果てにやっと頂上が現れました‼️



やれやれ、、💧
と周りを見渡す前に、ふと足元を見ると、花崗岩にすごーく大きなてんとう虫が休んでいるのを見つけました👀

ここは、地上から3000m。。。
こんなところで一匹でのんびり日向ぼっこをしてるのは、やっぱり只者じゃないですよね。。

で、あとから調べるとカメノコテントウという、日本最大のてんとう虫のようでして、この虫も遥々ここまで来ないと見れないレアものだったんですねー❗️




各地に数ある駒ケ岳信仰の山の中で最高峰が、この甲斐駒ケ岳。。

この山の花崗岩を神聖な白馬に見たててむかしのひとが命名したなのかな…?
確かに、他の山々から眺めると、一度は行ってみたくなるだけの姿がこの甲斐駒ケ岳にはありますよね、、、。

今回も無事に辿り着けてよかった❗️よかった❗️



おまけ🐌


今回、山の頂上付近でお花はあまり見つけられませんでした。
ミヤマダイコンソウや、この華奢なイワツメクサ。。



そして、以前北岳で一面満開に咲いていた、ハクサンイチゲが特に印象に残っています。



北沢峠あたりは、相変わらずふかふかのコケに包まれています。

そのなかをよく見ると、、👀


ギンリョウソウがひっそりと咲いています。



そして、ゴゼンタチバナはシャクナゲとともに、今がピークとばかりにあちらこちらで咲いていました。

鳥やケモノは、沢沿いでウソのつがいやコマドリ、キビタキ、メボソムシクイ、頂上ではイワツバメが飛来していたのに携帯カメラでうまく撮れずに残念でした。
まっ、雷鳥だけは相変わらず警戒心なく呑気に歩く姿が撮れましたけど😆


コメント
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