秋の澄んだ青空のもと、今回も東京の貴重な谷戸のある里山を歩いてきました🐾
町田駅からバスに乗って、降りた停車場が結道(ゆいどう)。
歴史の深さを感じるようなバス停名に、これから先が楽しみですっ。
谷戸が広がるバス道路を北へと歩んでいき、神明谷戸への小径が見えたら右折➡️します。
そこに道標はなく、ただ行き止まりの表示板があるのみですが、この先は知る人ぞ知る、、という感じでしょうね!
木立の向こうに明るい神明谷戸が見えてきました。
谷戸の景色を背景にして、ここは東京都が指定した歴史環境保全地域だという旨の説明板が建っています。
田んぼにはハセがけを済ませた稲穂が並んでいました。
ちょうど先週、私も新潟 十日町の棚田まで稲刈りに行ってきたばかり。。
作業のご苦労に頭が下がります😌
ハセがけの先には、これから刈りとられる稲穂がうねっていました。
鎌があったら、ついついお手伝いしたい気分かな?
谷戸の湧水をためて作ったと思われる池が現れました。
周りは、秋のトンボがたくさん👀‼️
大きなヤンマ科のトンボが池の水を求めて絶えず飛びまわり、途中出会った地元の方がメダカやドジョウもいますよーと話していました。
同じ東京とはいえ、ウチの近くのビル屋上の箱庭的なビオトープと違って、ここは清流に住む小さな生き物たちが正真正銘の自然のなかに生息する貴重な場所なんですねー!
前回歩いた稲城市平尾と同様に、この谷戸周辺の丘陵も鶴見川の最源流に当たります。
谷戸から一滴一滴滲み出す水が、いずれは集まり、川へと姿を変えて、遠くの海へと続いているなんて、想像もつきませんね。
ため池を過ぎると、神明谷戸の最奥は行き止まりに。
お次は、谷戸の奥から中世期に築造されたお城を目指して、山を登っていきたいと思います。
続く。。。🐌