マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

いじめとかたつむり

2020-03-20 | いきもの(かたつむり)
こんなにも晴れ晴れとした春の休日。
いつもなら、ふらふらと近場の山を歩きにいってるはずなんですが、ま仕事上今はなにがなんでも、アレにかかるわけにいかず、巣籠もり状態に…( ̄(工) ̄)

で、ウェブニュースを隅から隅まで読むなか、またもや、どっかの会社の社員間のいじめが原因で、不幸な出来事があったことが記事になっていました。


以前、さかなクンが寄稿文に、小さな世界で同じ生き物が閉じ込められれば、必ずいじめは起こる。魚の水槽でも同じことがあるんだよ。もっと広い世界に出てみよう、、といったはなしを書いていたような気がしますが、私も野生動物救護のボランティアに参加していた頃に、鳩小屋で同じようなことを見たのです。

3〜4メートル四方の鳥小屋に10羽ほどの鳩と小型の鳥が当時保護されていたんですが、その隅に小さな木箱があって、そこには一羽のかなり傷ついたドバトがいたのです。
てっきり、かなりの怪我で他と隔離をされたのかと思いきや、獣医の先生曰く、「あの子だけが何故か他の鳩から寄ってたかって羽を毟り取られてしまうから、ああして離しているのよね」というわけ。
それを聞いて、なんだかせっかく救護したのに、さらにイジメからの保護のために挙句隔離したなんて、どれだけ悲惨なヤツなんだ、、と正直思いましたよ。

しかも、獣医の先生でさえ、その一羽だけが何故か?というくらいだから、どうしてそうなったのかはわからない。


そう。
以前私もブログ記事に、兄弟貝たちから殻をずっと齧られ続けてボロボロになった「かたつむりのボロ太」のはなしを書いたことがありましたが、その貝は他貝と比べてひときわ小さな個体だったことが理由のひとつかな、、と当時思ったものの、やっぱりよくはわからない。

でも、わからないながらも、ハッキリといえることは、狭いなかでおんなじ個体同士が寝食ともにして生きていた、、ということでしょうか。
鳥や貝には言語はないし。。

いや、言語を使うヒトゆえに、そこから外に出る自由や希望があるはずが、イジメで自死を選んでしまうのかもしれません。



ともかく、イジメは、魚も然り。鳩や、ただの小さな貝の世界でさえ起こる出来事なのです。



コメント
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