桜の枝、檜の外皮、竹炭、あとは砂利に水飲み用の器。
これらがウチの貝ハウスのインテリア。
昔は箱庭のように気分次第にしょっちゅう置き方を変えていましたが、ま、面倒くさいのでここのところずっと配置は変えていません。
そんなある時、気づいたことがあるのです。。
まずは、ケース角の器にアタマを入れて、毎朝きちんと水を飲む貝を見てほしいっ👀
ちょっと離れてみると、ケースにはまっすぐに下りていたニョロニョロ跡がついています。
そんな迷うことない足跡🐾は、ここに水飲み場があるってあらかじめにわかっていなければ、決してつかないですよね。。。
実はかたつむりの目は光を感知する程度の視力しかないと、広く言われているのです(再びカネゴン登場っ笑)
それなのに、こうして迷いなく水飲み場に辿り着けるのですから、すごいな、、と🤔
でもちょっと考えてみると、水場の周りには好物のウマウマやニンジンがいつも置かれていて、そこに敷き詰めたヒノキの樹皮の上で、貝は食っちゃ寝ばかりか、排泄までもしているのです。
そんなわけで、かたつむりって、一見無造作に置かれたものでも、全体のなかでお互いの位置とその関連性を読み取る能力を持っているんじゃないかな、、と思う貝ぬしなのです。
つまり、自分にとって美味しい思いをした場所は忘れない。
目が見えなくても、ケースの何処に行けばありつける❗️という体内の記憶をきちんと維持できる生き物じゃないかと考えています。
で、面白いのは、普段から同じ貝がだいたい同じ場所にいること。
それは個々の「美味しい」場所の個体差が現れた結果ではないでしょうか。
普段なんの気も無く、ケースに置いた木屑って、実は貝らにとっちゃ、夜空の星の瞬きで導かれる船のように、深く大切なものなのかもしれませんね。
あ、まとめ方がステキ✨過ぎましたかっ笑