(7月下旬の観察記録です。)
池の縁に生えているキショウブの葉に、イラガの仲間の幼虫がとまっていました。触れると痛そうな棘が見えます。テングイラガの幼虫と似ていますが、テングイラガの幼虫にある「第3腹節の側線上に赤色の瘤起」(『原色日本蛾類幼虫図鑑』)がないので、写真の幼虫はムラサキイラガの幼虫だと思います。
ムラサキイラガとしていましたが、「ムラサキイラガの幼虫の体毛は太い。ウスムラサキイラガの幼虫の体毛は根元だけ太い。」 (2016/07/22訂正)
《キショウブの葉にとまるムラサキイラガの幼虫 2014/07/29》
《キショウブの葉にとまるムラサキイラガの幼虫 2014/07/29》