好曲好盤探訪

名曲か、名盤か、というより、個人的好みで好きな曲の好きな演奏との出会いを求めてボチボチと。同じような方の参考になれば

ブラームス ピアノ協奏曲第1番 コワセヴィッチ/デイヴィス/ロンドン響

2020-10-04 15:27:04 | ブラームス ピアノ協奏曲(1番・2番)
ブラームス 
ピアノ協奏曲第1番

ピアノ…コワセヴィッチ 
指揮…デイヴィス 
演奏…ロンドン響 
好み度…4.5(5点満点)

オケはちょっと控えめながら陰影ある重みを感じさせるサポートではあるが、もうちょっと力がほしい感も拭えない。
その分ピアノが前に出るが、そのピアノがいい。陰影を帯び、凛と澄み、ときに気高いような力強さと大きさと、ときに繊細な情を聴かせるようで一音めからスッと「いいな」と思わせる。
後年のサヴァリッシュ盤と比べて凛とした情をより感じられるのはこちらのように思われ、好みではこちらがちょっといいかな。
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ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」 ヨッフム/ロンドン響

2020-10-04 15:24:58 | ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
ベートーヴェン 
交響曲第6番「田園」

指揮…ヨッフム 
演奏…ロンドン響 
好み度…5(点満点)

重みと透明感を両立したような響きがちょっと独特で美しく印象的。
ゆったりしたテンポもあいまって、おおらかで、透明感をもった厚みが美しく心地よい。
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ブラームス 交響曲第1番 ヤルヴィ(ネーメ)/エストニア国立響

2020-10-04 15:18:10 | ブラームス 交響曲第1番
ブラームス 
交響曲第1番

指揮…ヤルヴィ(ネーメ) 
演奏…エストニア国立響
好み度…3(5点満点)

いやぁ、これは合わなかったなぁ。
お父ちゃんヤルヴィといえば、叙情楽章のうまさにはやや欠けるところはあるけどスケール感のある厚みのある音をつくるイメージがあって、
ロンドン響とのブラ1なんかでも教会の残響過多の録音はちょっとこの曲に合わない印象はあったものの、結構大きさと力を感じさせるところのある演奏だったし、フィナーレも壮大なところがあって、
今回は録音も新しくライブということもあって結構期待したのだが、出だしからやたら速くて室内楽のように軽い響きとタッチで、どうしちゃったんだ、何をしたかったんだ、と。
勝手にイメージつくって期待しすぎたところは認めつつ、そのイメージとの乖離に何せ面食らった。先入観なしで聴けばまたちがった印象もあるのかもしれないが、先入観にあるお父ちゃんヤルヴィのブラ1+αを聴きたくてちょっと心躍らせて聴いてみたのだから、まったく違った姿は、やっぱり「これはないな」「どうしちゃったんだ」の印象に尽きてしまいました。
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