ブラームス
交響曲第4番
指揮…レーグナー
演奏…ベルリン放送響
好み度…4.5(5点満点)
速いが、ブラ4の雰囲気を損なわない心地よい速さである。よい緊張感と力感を与え、新鮮であり、ときに情感厚く力強く響く低弦やティンパニの響きが深みと重み、力感と一層の緊張感を与えるようである。
第2楽章もやや速め。ただ、音楽の流れからはかえって適度かとも思われ、早くしたから第2楽章の美しさが減退するものでもない。
第3楽章は徒に重くなったり騒々しくなることなく、しかし力強く躍動感を以って結構豪快に鳴っている。
終楽章は第1楽章に比べるとやや平易な感も受けるものの、響きの緊張感と重みは持続され、全体的に、やや速めのテンポが功を奏してか、深みと重みを湛えた緊張感みなぎる聴き応えのある演奏と思う。
ブラ4というとゆっくりめに悲しさに似た情を湛えた美しい曲というイメージがないでもないが、これくらい緊張感を湛えつつ良質の重みと内に秘めたような情感をしっかり感じさせる演奏もいいな、と感じる。
交響曲第4番
指揮…レーグナー
演奏…ベルリン放送響
好み度…4.5(5点満点)
速いが、ブラ4の雰囲気を損なわない心地よい速さである。よい緊張感と力感を与え、新鮮であり、ときに情感厚く力強く響く低弦やティンパニの響きが深みと重み、力感と一層の緊張感を与えるようである。
第2楽章もやや速め。ただ、音楽の流れからはかえって適度かとも思われ、早くしたから第2楽章の美しさが減退するものでもない。
第3楽章は徒に重くなったり騒々しくなることなく、しかし力強く躍動感を以って結構豪快に鳴っている。
終楽章は第1楽章に比べるとやや平易な感も受けるものの、響きの緊張感と重みは持続され、全体的に、やや速めのテンポが功を奏してか、深みと重みを湛えた緊張感みなぎる聴き応えのある演奏と思う。
ブラ4というとゆっくりめに悲しさに似た情を湛えた美しい曲というイメージがないでもないが、これくらい緊張感を湛えつつ良質の重みと内に秘めたような情感をしっかり感じさせる演奏もいいな、と感じる。
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