ブラームス
交響曲第2番
指揮…アンチェル
演奏…チェコフィル
好み度…4.5(5点満点)
チェコフィルの、クリアで賑々しくない活気と艶とほんのりと郷愁に似た情を感じさせる響きはこの曲に合っていて、アンチェルがこれをしっかりまとめて、特に濃い情感を感じるとかというわけではないのだけれど、全編ほのかに情感を漂わせながら、これくらいしっかり上質にまとまると快感を伴うような心地よさを感じる。
よくブラームスの田園交響曲という表現を見かけるけれど、この演奏はすっきりしていながら無機的でなく、爽快な青空の下の少し情を漂わせた高原を感じるような演奏である。
特にクセや情感は出していないのだけれど、無機的にも凡庸にもならずに、響きを聴いただけで嫌味も邪気もない雰囲気に好感を感じるような演奏である。
録音も1967年と聞いて驚くくらいに上々。重厚感とかは感じないが、アンサンブルはクリアで美しく、終楽章など活気を伴ってフィナーレは結構熱さも帯びている。重くないタイプのブラ2の名盤の1つと思う。
交響曲第2番
指揮…アンチェル
演奏…チェコフィル
好み度…4.5(5点満点)
チェコフィルの、クリアで賑々しくない活気と艶とほんのりと郷愁に似た情を感じさせる響きはこの曲に合っていて、アンチェルがこれをしっかりまとめて、特に濃い情感を感じるとかというわけではないのだけれど、全編ほのかに情感を漂わせながら、これくらいしっかり上質にまとまると快感を伴うような心地よさを感じる。
よくブラームスの田園交響曲という表現を見かけるけれど、この演奏はすっきりしていながら無機的でなく、爽快な青空の下の少し情を漂わせた高原を感じるような演奏である。
特にクセや情感は出していないのだけれど、無機的にも凡庸にもならずに、響きを聴いただけで嫌味も邪気もない雰囲気に好感を感じるような演奏である。
録音も1967年と聞いて驚くくらいに上々。重厚感とかは感じないが、アンサンブルはクリアで美しく、終楽章など活気を伴ってフィナーレは結構熱さも帯びている。重くないタイプのブラ2の名盤の1つと思う。
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