ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ…レーゼル
指揮…フロール
演奏…ベルリン響
好み度…5(5点満点)
眩しいような美しさを感じる演奏のように思う。ぎらつく眩しさでなく、力強い新緑に感じるような爽やかな美しい眩しさである。
決して力押しはしない。しかし低弦は爽やかに響き旋律は伸びやかに謳われ、颯爽とした覇気と美しさを存分に感じさせ、ピアノは爽やかな躍動感と、教会の残響の美しさも手伝ってか、高音が特に美しい。
ベルリン響はこんなに美しい響きを聴かせるオケだったかな、とも思う。
録音も美しく、ピアノとオケのバランスも少しの違和感もなく、小さくまとまらない美しい広がりも感じさせる。
終楽章なんかは少しライトな語り口のようにも思うが、ピアノもオケもしっかりした力も持って華奢にならずに印象としては華麗な美しさとして響いているように思う。
力強さとか漲る覇気とか、そういったベートーヴェンでなく、自然な調和の中に躍動感と華麗で眩しいような美しさを感じさせる、そういった意味では結構稀有な名盤のように思う。溌剌とした息吹を与えつつ美しい皇帝である。
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ…レーゼル
指揮…フロール
演奏…ベルリン響
好み度…5(5点満点)
眩しいような美しさを感じる演奏のように思う。ぎらつく眩しさでなく、力強い新緑に感じるような爽やかな美しい眩しさである。
決して力押しはしない。しかし低弦は爽やかに響き旋律は伸びやかに謳われ、颯爽とした覇気と美しさを存分に感じさせ、ピアノは爽やかな躍動感と、教会の残響の美しさも手伝ってか、高音が特に美しい。
ベルリン響はこんなに美しい響きを聴かせるオケだったかな、とも思う。
録音も美しく、ピアノとオケのバランスも少しの違和感もなく、小さくまとまらない美しい広がりも感じさせる。
終楽章なんかは少しライトな語り口のようにも思うが、ピアノもオケもしっかりした力も持って華奢にならずに印象としては華麗な美しさとして響いているように思う。
力強さとか漲る覇気とか、そういったベートーヴェンでなく、自然な調和の中に躍動感と華麗で眩しいような美しさを感じさせる、そういった意味では結構稀有な名盤のように思う。溌剌とした息吹を与えつつ美しい皇帝である。
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