ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ…キーシン
指揮…デイヴィス
演奏…ロンドン響
好み度…4.5(5点満点)
ピアノは澄んで瑞々しく繊細で自由なようでひたむきで美しく、オケは優しすぎるくらいにちょっともの足りないくらいに美しく柔らかい。
もはや皇帝という雰囲気はなく美しい皇女といった趣すら感じる。
ピアノは表現意欲の強さを感じるものだが、純な一所懸命さが感じられるような、澄んだ、一音一音を大切に弾いているような、そんなピアノのように感じる。
所謂大家では聞かれない演奏のようにも思うし、そんな時期でしか聴かれないような天性のきらめきのような音の連続のようにも思う。
第1楽章はオケは少し控えめな印象を受けなくもないがキーシンのピアノはややゆっくりのテンポで繊細だけど透明感のある爽やかな広がりと力も感じさせていつもの皇帝とちがった空気感を感じさせる。
第2楽章はかなりゆっくりめで、雫が光る静かな夜を想わせる夜想曲といった趣で美しく、
第3楽章はゆっくりめだった先の2楽章から変わってテンポも所謂普通の速さになって力感も加えて美しく華やかな楽章となっている。
何か普段の皇帝のイメージとはちがうが、清清しく美しい広がりのある皇帝であり、こういう皇帝もいい。
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ…キーシン
指揮…デイヴィス
演奏…ロンドン響
好み度…4.5(5点満点)
ピアノは澄んで瑞々しく繊細で自由なようでひたむきで美しく、オケは優しすぎるくらいにちょっともの足りないくらいに美しく柔らかい。
もはや皇帝という雰囲気はなく美しい皇女といった趣すら感じる。
ピアノは表現意欲の強さを感じるものだが、純な一所懸命さが感じられるような、澄んだ、一音一音を大切に弾いているような、そんなピアノのように感じる。
所謂大家では聞かれない演奏のようにも思うし、そんな時期でしか聴かれないような天性のきらめきのような音の連続のようにも思う。
第1楽章はオケは少し控えめな印象を受けなくもないがキーシンのピアノはややゆっくりのテンポで繊細だけど透明感のある爽やかな広がりと力も感じさせていつもの皇帝とちがった空気感を感じさせる。
第2楽章はかなりゆっくりめで、雫が光る静かな夜を想わせる夜想曲といった趣で美しく、
第3楽章はゆっくりめだった先の2楽章から変わってテンポも所謂普通の速さになって力感も加えて美しく華やかな楽章となっている。
何か普段の皇帝のイメージとはちがうが、清清しく美しい広がりのある皇帝であり、こういう皇帝もいい。
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