ベートーヴェン
交響曲第5番「運命」
指揮…チェリビダッケ
演奏…ミュンヘンフィル
好み度…3.5(5点満点)
何というか、ベートーヴェンの運命というよりはチェリの運命といえようか。
独自の解釈が随所にあり、いいなぁ、と思うところもある。
第2楽章はちょっと他に類を見ない美しさである。
音は堂々としていて神経の行き届いた一糸乱れぬアンサンブルは、ライブでこれだけの演奏をやってしまうことに演奏の好き嫌いは抜きに感心する。
第一楽章で冒頭の動機の反復がないのにはびっくりさせられた(そういう演奏は初めてだったので。デーヴィスのBBCとの盤とかもないんですね)。
終楽章は反復なしで10分を超えるので、かなりゆったり、また、結構トランペットが強調されている。
とにかく全体としてがっちり統制がとれ堂々としているが熱さは不思議なくらいに感じない。
表現は悪いかもしれないが運命の盤の中では変り種との印象を受ける。
チェリの音楽を聴きたいときにはいいと思うが、これはチェリの運命だな、と思う。
交響曲第5番「運命」
指揮…チェリビダッケ
演奏…ミュンヘンフィル
好み度…3.5(5点満点)
何というか、ベートーヴェンの運命というよりはチェリの運命といえようか。
独自の解釈が随所にあり、いいなぁ、と思うところもある。
第2楽章はちょっと他に類を見ない美しさである。
音は堂々としていて神経の行き届いた一糸乱れぬアンサンブルは、ライブでこれだけの演奏をやってしまうことに演奏の好き嫌いは抜きに感心する。
第一楽章で冒頭の動機の反復がないのにはびっくりさせられた(そういう演奏は初めてだったので。デーヴィスのBBCとの盤とかもないんですね)。
終楽章は反復なしで10分を超えるので、かなりゆったり、また、結構トランペットが強調されている。
とにかく全体としてがっちり統制がとれ堂々としているが熱さは不思議なくらいに感じない。
表現は悪いかもしれないが運命の盤の中では変り種との印象を受ける。
チェリの音楽を聴きたいときにはいいと思うが、これはチェリの運命だな、と思う。
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