チャイコフスキー
交響曲第4番
指揮…パッパーノ
演奏…聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
好み度…4.5(5点満点)
深みとは違うが、若々しい活力を感じさせる弦に結構爽快に力強く鳴る金管、洗練さと力感とを兼ね備えた響きと心地よい歌心も感じさせる快演のように思う。
第1楽章は弦と金管ともによく鳴りながら両者のバランス、洗練さと力感のバランスともに心地よく、特に劇的だったり情感濃かったりするわけではないが、ほんのりとこの曲特有の雰囲気も醸しつつしっかり演奏されている。
第2楽章はもう少し雰囲気を出してほしいかな、という気もしないではないが、音量控えめにバレエ音楽の小品的な雰囲気の第3楽章の後の終楽章は冒頭の力感も爽快に、ときに他の演奏で聴かれる熱狂的なお祭り的熱さこそ感じないが、しっかりした力感で奏しきっている。
全体的にこの曲らしさもほのかに感じさせながら洗練さと力感をバランスよく備えた良演と思う。
交響曲第4番
指揮…パッパーノ
演奏…聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団
好み度…4.5(5点満点)
深みとは違うが、若々しい活力を感じさせる弦に結構爽快に力強く鳴る金管、洗練さと力感とを兼ね備えた響きと心地よい歌心も感じさせる快演のように思う。
第1楽章は弦と金管ともによく鳴りながら両者のバランス、洗練さと力感のバランスともに心地よく、特に劇的だったり情感濃かったりするわけではないが、ほんのりとこの曲特有の雰囲気も醸しつつしっかり演奏されている。
第2楽章はもう少し雰囲気を出してほしいかな、という気もしないではないが、音量控えめにバレエ音楽の小品的な雰囲気の第3楽章の後の終楽章は冒頭の力感も爽快に、ときに他の演奏で聴かれる熱狂的なお祭り的熱さこそ感じないが、しっかりした力感で奏しきっている。
全体的にこの曲らしさもほのかに感じさせながら洗練さと力感をバランスよく備えた良演と思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます