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蔵のまち、喜多方から、
雨が降りましたが、夕方にはあがりました。
毎年九月七・八・九日の三日間、お隣の北塩原村の北山薬師では二つ児参りが行なわれます、昔からの習慣です。今でも当地方では二歳になると北山の薬師様へ詣でる方が多いようです。
由来については、会津の藩侯の嫡男が病弱で、二つ児のときにみずから背負いけわしい山道を登って参拝し帰りに道、薬師堂を出たところにある大石の上にのせると生き帰ったように元気になり、みずから歩いて下山したと伝えられています。
会津地方には五薬師が在りますが、勝常寺を中央にして東西・南北に在ります。
北山の薬師様が北の峰の薬師様と呼ばれているようです。
本日は雨でしたから参拝に行けませんでしたが昨年詣でた時は数組の参拝者に逢いました。とても急な坂道を小児を背負って杖を突いて登ります、そして階段にたどり着きます。その上に峰の薬師様の堂が在ります。
2キロ程下の北山本村から三日間だけご本尊の薬師如来が峰の薬師堂へ入ります。
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正面の柱の上で梁に座って屋根を支えている木造の彫刻です。
堂そのものが、かなりの年代物で貴重な文化財です
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かなり険しい山道です。