得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・銚子の口とは、?

2010-10-13 17:52:41 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

ーよみがえれ、木造校舎よ ギャラリーに!-

「2010蔵のまちアートぶらりー」参加事業である、西会津国際芸術村へ行ってきました。

喜多方市内から、遠く離れたアートぶらりーの開催場所です。旧中学校の教室が全てギャラリーです。美術館と言っても過言ではありません。



公募展や版画遺作展など素晴らしい作品が勢揃いです、西会津国際芸術村は2004年にスタートし公募展も5回目を迎えたそうです。
西会津町や地元の皆さんがかなりの協力をしているようです。ぜひ皆さんも訪れてみてください。

往路は西会津町を通り上野尻発電所ダム道路で阿賀川を横切ります、かなり遠回りをしましたが、更に途中で「銚子の口」という道路標識を見つけました、
磐越西線沿いに矢印に沿って田んぼと畑の中を進むと・・周りは山です、
県立自然公園・阿賀川ライン 銚子の口と大きな看板です。
新潟県境に近い阿賀川の左岸から銚子の口を観る事ができます。

銚子の口とは、お酒の徳利の銚子です、丸い徳利が注ぎ口で急に細くなります、それが銚子の口です。

その昔です。藩政時代に舟運で多くの舟が往来した阿賀川ですが、画像で見る急流をご覧下さい。ここだけは川幅が急に狭くなり両岸に岩肌がむきだし激流になります、滝に近い流れです、・・ここだけは舟運を拒む場所だったのです。それで上野尻の村から津川の手前までは馬の背に頼るしかなかったそうです。
私も本日はじめて銚子の口を観ました、ご覧の様に凄い激流でした。チョットは離れて下流の方を見るともう流れはゆったりとなり静かに流れています。


国道49号線から旧道のほうへ入り上野尻の街中を走ると、昔の宿場町の景観を今に残しています。素晴らしい蔵が建ちならんでいます、昔は旅籠であったろう建て物や店蔵や倉庫蔵を幾つも見つけました。

遠回りしたお蔭で新しい発見がありました、
上野尻の蔵をその内投稿します、ご期待下さい。