得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・無散水工法とは?。

2010-12-21 16:26:52 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

本日はこの節にしては、暖かい晴天でした。
師走、残りも10日となりましたが、市内では、ふれあい通りをはじめ駅前大通りなどでは連日道路工事が続いています。

その工事の一つに路面の無散水工法があります。車道にも歩道にも施工中です。
雪国にだけ見れる、工事工法です。

上の画像で見えるように路面下にパイプを埋め込み地下水を通水して路面を暖めて雪を溶かします。
本日は商店街の中心部に近い、ふれあい通りの2丁目付近で施工中でした、ご覧の様に4分のパイプでしょうか、U字に敷き詰めます。この配管の中を地下水が通水します、地下水は10℃ぐらいの暖かさがありますから、その暖で路面の雪を溶かします。
パイプの長さは大変な物で、路面20平方mで約100mになるそうです。既に数千mのパイプが敷き詰められた事になります。
パイプの上にアスハルトが7cm被ります。



こうして路面が仕上がって行きます。積雪期を迎えて工事は急ピッチで進んでいます。
駅前の通り等車道や歩道の一部完成地区では、先日の降雪時にこの、無散水工法が
見事に功を奏し雪を溶かして積雪が無かったそうです。週末には再度雪が降りそうなので、その時には駅前の道路を観に行って見ようと思います。
皆さんにも無散水工法の効果の程をお見せできるでしょう、ご期待下さい。


市内全域には行き渡らずともせめて商店街だけでも早く施工してもらいたいものです。
それにしても、この工事費は多額のものでしょう、今度m当たりウン十万円ですか?
聞いてみましょう。



12月6日に投稿した画像です、市内の殆んどの地区はこの散水方法で融雪をしています。

喜多方発・旅市、冬景色コースはじまりました。

2010-12-20 20:27:55 | Weblog



蔵のまち、喜多方から、

 「旅市」 喜多方の冬景色コース はじまりました。
夏版・旅市も多くのお客様が訪れました、皆様に大変評判も良かったようです。

冬版・旅市は喜多方の冬景色コースです。どうぞ冬バージョンをお楽しみください。

画像に見えるよな雪景色は例年一月に入ってからですが、12月17日はこれに近い雪景色でした、気象情報はチョット予測がつかめません。
ぜひ冬の蔵もまちもお楽しみ下さい。

冬景色コースを簡単に紹介しておきます。

JR喜多方駅から向う先は・・[囲炉裏と語り部の昔話で温まる]
蔵屋敷あずまさ が送迎したします。 昔話を聞いてから、小田付の蔵通りを散策します。普段より少し歩いてもらいます、代官所跡まで頑張ります。そして味噌醤油の
「金忠」で休んでいただきます。 宿泊のお客様は熱塩温泉 山形屋がお迎えにまいります。 温泉に浸りゆっくりと寛いでいただきます。



熱塩温泉に在る示現寺の冬景色です。



冬の街歩きにも大勢のお客様が訪れます。どうぞ冬版・旅市 JRでパンフ等をご覧下さい。

喜多方発・登り窯に火入れです。

2010-12-19 17:21:38 | Weblog




蔵のまち、喜多方から、

朝から晴天に恵まれて、会津盆地の周りの山々が白く光り輝いています。
日陰の路面がカチンかちんに凍てついています。

蔵のまちの近代化産業遺産・三津谷の登り窯は、平成の大修理が無事完了して約一月遅れですが、火が入りました。

お昼に行って見ました、今回は焼成用の煉瓦が約4500個入ったそうです。

窯は連房式登り窯で、焼成室は捨て間を含めて十室(段)あります。幅約5m、全長約18mです。

私が訪れた時には3段目が焼成中でした、両側から真っ赤に焼けている窯の中を小さなのぞき窓を時々開けては焼成具合を見ています。温度計が窯の内部の温度を表示します、
約1200度ぐらいまで温度を上げて数時間保つそうです。
小さな焚口から時々長い薪を投入します。幅が広いので両側から平均に投入します、
余熱で次の窯の温度も数百度に熱せられるそうです。明日か、明後日までには焼成が完了するそうで、年内に窯出しまで終わらせたいと言ってました。

窯全体から揚がる湯気と、煙で室内に長く居ると喉が渇くと言ってます。10名近い人が左右に分かれ作業をしています。一度火が入ると24時間付ききりで交替で焼成を行ないます。



今回焼成した煉瓦の一部は現在、市内の田付川に橋の架け替え中(市役所脇) 幸橋の橋名柱に使用されるそうです。
登り窯にも多くのボランティアの方々が協力しています。

上の画像は登り窯から見た飯豊連峰です。

喜多方発・青いカーネーション。

2010-12-18 17:24:07 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

野も、山も、昨夜降った雪で真っ白です。やはり冬将軍到来でした。
積雪は10cm以下です。

12月18日(土)喜多方市山都町開発センターに於いて、地域づくり講演会
   ~花を地域活性化に活かしていこう~

講演会に喜多方観光協会の観光コンシェルジュの皆さんと共に参加してきました。
会場いっぱいの参加者でした。

本日の講師 会津大学短期大学部産業情報学科教授  森 文雄氏に「花と緑を活用した地域活性化の先進事例」についてのお話です。

全国各地いろんな取り組みで花と緑による景観形成をしている事が判りました。

以下本日の森先生の資料からです。  その一部です。

花のアドバイザー制度の導入。・・市が委嘱して研修を行い花づくりの普及啓発を図る。

中心市街地のフラワーロードを指定してプランターの設置。ハンギング・バスケットを活用する。

花の、花壇の、コンクールを行なう事で住民参加の景観形成ができる。

誕生祝いに花木、苗木等を行政でプレゼントする。

里親制度の導入を図り、地区、地域の花壇などの管理を責任をもって行なう。
地域団体名などを明記する。

オープンガーデン制度の導入に際しプライバシーと保護の両立を図る為「OPEN」
とCLOSEの使い分けをする。

屋上の緑化や壁面の緑化もかなり進んで来ているようです。

長くなりそうなので、本日はこのぐらいにしておきましょう、
パネルディスカッションで参加者の皆さんからもいろんな意見や発表がありました後日投稿します、  大変有意義な講演会でした。

上の花は山都町に在る耶麻農業高校で現在栽培に取り組んでいる「青いカーネーション」です本日の会場に見本、資料として展示してありました。

帰り際に、みちくさ通りに在る。「千」に寄ってきました。


うむどん です。きのこのクリーミー仕立てです。1,5人分を6名で取り分けたので量は少しです。こしの強い細めのうどんです。
そしてパスタを食してきました。店内は大勢のお客様でほぼ満席でした。



最期の画像は今朝の町内の様子です。国登録有形文化財の上野邸の雪景色です。

喜多方発・花と緑の講演会。

2010-12-17 17:18:58 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

明日、12月18日(土) 午前9時30分~11時45分
 喜多方市山都開発センターに於いて、花と緑の講演会が開催されます。

地域づくり講演会 ~花を地域活性化に活かしていこう~

自然豊かな喜多方市は、様々な種類の花々が咲き、見るもの目と心を楽しませてくれます。また、その花々を見るために多くのお客様が当地域を訪れ、重要な地域資源の一つとなっております。本講演は、その花々を地域活性化の鍵として活用すべく、花の持つ可能性を探すことを目的としております。  とパンフに謳ってあります。

第1部  基調講演 「花と緑を活用した地域活性化の先進事例」
     講 師  会津大学短期大学部 産業情報学科教授
          森 文雄 氏

第2部  パネルディスカッション「花の持つ地域活性化への可能性」
     森先生とパネリストの皆さん。

私も「花でもてなす観光資源発掘・調査検討委員会」の委員として聴いてまいります。

本日は数多くある喜多方の花の一部を画像挿入します。
まず最初は福寿草です。未だ残雪が有る山肌に100万本の福寿草です。
山都町沼ノ平らの福寿草がご覧のように咲き揃います。

次いで喜多方市の花である ひめさゆり です。熱塩加納町、 本日の画像の花は加藤さんの農園の花です。

市内では日中線遊歩道の3kmのしだれ桜が見事です。

長床のしだれ桜、


ハナミズキの並木道、



そして緑ではプラザ通りの、ゆりの樹が見事な並木です。

喜多方の花一部を見ていただきました。四季折りおりの花をまとめて近いうちに画像挿入します、ご期待下さい。
花しょうぶ・ニッコウキスゲ・カタクリ・水仙・藤のはな・そば畑・・・喜多方にも沢山花が咲いています。

最初の画像は昨日の柿の木に今朝降った雪化粧です。昨年と同じ日、12月17日に積雪です。日中は晴れていたので路面は殆んど消えました

明日行く山都町は残雪が有ると思います。
雪の蔵のまち、風情があって良い所です、寒さに負けずに案内したします。
街なかの積雪はもうチヨット先になります。






喜多方発・雄国山まで雪が。

2010-12-16 17:45:12 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

千葉県からおいでになったお客様一行がこの寒さにビックリしていました。

本日も蔵のまち、小田付き蔵通り、南町の散策です。時間が無くてひたすら歩くだけの案内でしたが、一棟で長さが20間の巨大蔵を初めて見るお客様方は感嘆でした。
ミステリツアーの皆さんでした、どちらへ向ったのでしょうか??。

街なかを散策している時間帯はまだまだ雲が低くて周りの山が全然見えませんでした、昼近くなり少しずつ見えてきましたが飯豊連峰は終日雲の中です。

市内から観る雄国山までご覧のように白くなりました。すぐそこまで雪が来ています。
そして北側を見るとごらんの様に熱塩温泉のすぐ先まで白くなりました。



画像に見える橋は願成寺橋です、
押切川に架かり、渡れば上三宮町に入ります。川は下流500m程で濁り川に合流して押切川は其処で無くなります。元の下流側その跡地に野球場・運動場・体育館・中央公民館・そして美術館などが建っています。

この橋を渡り直ぐ先に見える交差点を右折すると願成寺に着きます。昨日のお客様方は国重要文化財、会津大仏・阿弥陀三尊像を拝顔して行かれました。

会津地方の気象予報では今夜これから雪が降りそうでう。昨年は12月17日に大雪で積雪をみました。いよいよ冬・雪・到来でしょうか。

喜多方発・5橋しかない橋です。

2010-12-15 17:54:24 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

気象予報では会津地方・雪・と出ていました。寒い寒い一日でしたが、蔵のまち喜多方は雲り空ながら雪は降らずにすみました、

現在もう-2度近く気温が下がっています。この冬一番寒い一日を本日も元気なお客様一行と、小田付き蔵通りの散策を楽しんできました。
仙台からJTB東北メディア の皆さんです。今頃は仙台に到着の頃ですお疲れ様でした。

本日の画像は山都駅100周年で毎日見ていただいた一の戸橋梁ではありません。
よく似ています。
一の戸橋梁は近代化産業遺産に認定されていますが、兄弟橋が我が国に5橋あります。
その一つがこの橋です。

同じく磐越西線の野沢駅の手前に在ります。(西会津町) 蟹沢鉄橋。
アメリカンブリッジ社製のボルチモアトラスといいトラス上部に線路を設けた上路橋と言うそうですがトラス上部を列車が通るのは今では珍しいそうです。
橋梁技術の歴史を物語る貴重な資材として注目されるそうです。
いずれは近代化産業遺産に認定されるでしょうか?




二日前にふれあい通りにある、蔵の街案内所を皆で暮れの大掃除をしてきましたがその時の画像です。

案内所は冬期間中は・・12月~3月末・・まで土曜日・日曜日・祝日のみの開所になります、皆さんに不便をかけますが隣に在る、レトロミュウジアムに於いて観光案内もいたしますのでどうぞレトロミュウジアムへお寄り下さい。1号館~2号館とも開所しています。
皆様のお出でをお待ちしています。



喜多方発・山都駅100周年ー2.。

2010-12-14 16:44:58 | Weblog



蔵のまち、喜多方から、

先日の山都駅開通100周年の続きです。

何回か見ていただいた画像です、山都駅に在る近代化産業遺産の 山都駅 油庫 です。

煉瓦蔵です。全面と後側そして煉瓦の積み方が良く見えるように画像をいれました。

近代化産業遺産の認定版です、これにこの様に記してあります、
明治42年に当時使用していたランプの油保管庫として建設されました。
建物の構造は煉瓦造りであり、段ごとに煉瓦の小口と長手面が交互に現れる
イギリス積みという方法で積み上げられ、入口部分をアーチ状にしています。
平成20年  経済産業省

先日煉瓦の積み方について記しましたが、この積み方がイギリス積みです。当時の工法は殆んどがこの積み方だったようです。

山都町といえば蕎麦の郷です、喜多方から行けば町の入口に「そば処萬長」が在ります

その斜向いに素晴らしい生垣があります。ご覧ください。



高さが5m位あります幅も約1mそして長さが30mぐらいあるでしょうか、圧倒される生垣でした。大きな広いお屋敷です。きれいに手入れされていました。


喜多方発・ひょうたんランプ初公開。

2010-12-13 17:19:38 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

一日中弱い雨が降っています。 本日は寒さはあまり感じませんでした、着膨れしているからでしょうか、午後から蔵のまち案内所の清掃にボランティアガイドの一員として参加して、皆で案内所の内外に別れて清掃をしてきました、見違えるほどきれいな案内所になりました、後から画像入れます。

昨日 山都駅100周年記念講演会に行く途中で、山都町商店街の、みちくさ通りに在る

喫茶 「千」 せん に寄りました、喫茶ではありますが、うどん「うむどん」の店としても知られています。

素晴らしい、芸術品に出会いました。 一歩店に入るとテーブルにご覧のようなひょうたんが並んでいます、



それに明かりを燈すとこうなります。



  「ひょうたんランプ」 と言うそうです。 初めてお目にかかりました。 感心して、ビックリして皆で見とれていました。しかし世の中にはいろんな事をする人が居るものです。

製作者である郡山市のお医者さん、 うさみ内科の宇佐美啓治先生が、並べてセットをすませちょうど、ひょうたんランプを燈しているところへ私が入店したのでした。

ひょうたんをよく見ると無数の小さな穴が開いています、細いドリルで手作業で孔を開けて行くそうです。上の画像のランプは一カ月近く掛かったかなと言ってました。

宇佐美先生は仕事の合間に制作しているそうですが、瓢箪の植栽もしているそうです。

瓢箪ランプですが、いろいろな使い方で発想が沢山あるそうで、まず回転させる・点滅で明かりの色に変化を持たせる・・等々これから実験をして行きたいそうです。
それにしても素晴らしい作品でした。

昨日宇佐美先生が特別に持参したのですがもしかしたら一個ぐらい「千」に展示して在るかもしれません。
瓢箪ランプの造り方を 「千」で開催しようかと言う話でした。
小さな瓢箪からはじめて行って経験をつめば出来るそうです。その時は是非参加してみたいものです。



山都町商店街・みちくさ通りに在る 喫茶「千」の店舗です。郵便局の斜向いです。

喜多方発・山都駅開通100周年記念。

2010-12-12 17:28:58 | Weblog


蔵のまち、喜多方から、

12月12日(日)岩越鉄道山都駅開通100周年記念の式典が行なわれました。

JR磐越西線「山都駅」駅前広場に於いて13:36分の列車到着に合わせての歓迎セレモニーです。
上・下列車が1番線・2番線で列車交換です。 山都町・飯豊権現太鼓の皆さんが歓迎しました。

来賓によりクスダマを割り、



参加した市民全員で晴れわたった大空に向ってお祝いの風船を放ちました。
風船は風に乗って、一の戸橋梁の方へ飛んでゆきました・・この風船は環境にやさしい物質で造られているそうです。

その一の戸橋梁を通過する列車です。時間をおいて上りの列車と下りの列車を写してきました。この橋梁は数回画像投稿していますが、近代化産業遺産に認定されています。



喜多方駅と山都駅間の最も難工事であったのがこの一の戸橋梁と慶徳トンネルだったそうです。
記念講演会が山都開発センター大集会場で開催され大勢の市民が聴講しました。

演題 「鉄路遥かに~官設鉄道岩越線物語~」
講師  山都町郷土史研究会事務局長 佐藤 仁(さとう ひとし)先生

100周年記念の為に佐藤先生はじめ山都町郷土史研究会の皆さんは数年がかりでJRの他各図書館や鉄道関連の資料館など、さらに多くの町の人々から資料を提供していただき
 冊子  ~官設鉄道岩越線物語~を作成いたしました、本日はその史料を元にしての講演でしたが明治5年の我が国最初の鉄道敷設から国会へ岩越鉄道敷設の請願、会社の創立、敷設工事、そして路線の争奪戦が有ったのです。
坂下か喜多方か・・会津若松から先の工事について予算難、経費削減の為に坂下に設計変更する案が決定通告されますが、喜多方や山都の人々はこの決定に異を唱えます。会社側と数十回の交渉をして遂に喜多方敷設を決定しますが、喜多方で多大な資金を出資することになります。

幾多の困難の末に喜多方駅~山都駅間も完成し、明治43年12月15日に開通します。
この日は晴天で、町じゅうの人々が日章旗を振って、鉄道唄歌を合唱して祝ったそうです。