RunRunTako

takoのラン日記

燃えろ体脂肪

2011年09月15日 12時53分36秒 | インポート

ここんとこ、こびっちゃんの話ばかりで
つまりませんので
ここらでぜんぜん違う話題をしましょうか。

いよいよ、てくてくをいい加減準備せんといかん!
という時期になり、
いま、あせって記事を書いてるんですが、
「ランナーのためのことば事典」という記事の中で
体脂肪について書いていて
それでいろいろ調べたことを少しここでお話ししましょう。

ときに、みなさん
体脂肪は、いかほどお持ちですか?

あれはなにかと悪者扱いですが、
あんまり少ないとからだを壊してしまいますよね。
女性の場合だと、
いちばん病気になりにくい体脂肪率は
23%だそうです。

たこはだいたい23.5〜21%をうろうろしてるので
どうりで風邪引かないです。

ランナーが体脂肪を気にするのは
走りまくって鍛えまくってるときに
その程度がどれくらいかを体脂肪の数値で
おおよそを理解するためでしょう。
体脂肪が多めだと「まだまだ鍛え方が足らん!」
と思うし、少ないと「もっとしっかり食べないと!」
なんて考えるんですね。

でも、そんなにぎりぎりまで鍛えてる市民ランナーなんて
そうそういるもんじゃないですよね。
どっちかといえば、
「ああ、走ってるときおなかの贅肉がゆれるわ〜」
なんつう人の割合のほうが多いのかもしれん。

え、わたしだけ?
やだぁ〜。なんとかしてよ、このおなか。
でも、そうそうおなかの贅肉は
引っ込んでくれませんよねぇ〜。
ビールなんぞを毎日飲んでりゃ
余計ですな。

おっつ!
余談ですが、今月1回めの休肝日を
やっときのう達成しましたよ〜。
ああ、しんどかった〜。

と、話をもとにもどしましょう。

ランナーのみなさんのほとんどがご存知でしょうが
走れば必ずどんどん脂肪が燃焼するわけではないですね。
100m走などの無酸素運動では
脂肪よりも糖質が燃焼します。
有酸素運動において脂肪燃焼が
糖質の燃焼の割合よりも高くなります。
なんでかっつったら、
脂肪はエネルギーにかわるのが遅いからなんですね。
糖質は素早くエネルギーになるので、
とりあえず手っ取り早い糖質から消費されるわけです。
走り始めは、この糖質を主に使います。
みなさん、おなじみのグリコーゲンですね。
んで、だんだんに脂肪が燃えてきます。
脂肪を効率よく燃やすには
この有酸素運動じゃないといけないわけです。

さあ、脂肪の量ならたっぷりあるぞ!
と、その点には自信があるんで
なんぼでも走れそうですが
そうはいかない。
なんぼも走らないうちにばててしまいます。

なんでかといえば、
脂肪燃焼にはグリコーゲンが不可欠らしいです。
で、グリコーゲンは燃焼すると乳酸を出します。
これが疲労を誘います。
だから、まだまだたくさん脂肪が余ってるのに
疲労のほうが先に来て
走れなくなるんですね。
残念っ!!

ちなみにいまここにある脂肪を全部燃焼させられたら
どれくらい走れるんだろう?
というのを計算してみましょう。
Wakiniku
わたしは体重45キロです。
体脂肪は22%。
45キロ×0.22=9.9キロで
体脂肪量は9.9キロ!げっ!
と、嘆いてないで、計算を続けます。
体脂肪は脂肪細胞なので細胞組織があり、
このうち20%は細胞組織で、残りの80%が脂肪です。
9.9キロ×0.8=7.92キロで
脂肪は7.92キロ!げっ!
て、怖がってないで、計算を続けます。
脂肪の熱量は1グラムあたり9kcalなので
7920グラム×9kcal=71280kcal
ということで、いま、わたしのからだは
71280kcalのエネルギー源を持ってることになります。
あついぜ!

ほいで、これ全部燃やせたら
どんだけ走れるかといえば、
わたしは体重45キロなので1km進むのに45kcal使います。
71280kcal÷45kcal=1584km

ということで、1584キロ走破できることになります。
フルマラソン37回分。

す、すごい!

でも、この脂肪には
脳みそも含まれてるので
ほんとに全部使えたら死んじゃいます。
使えないようになってるのは
命を守る為なのかもしれないですね〜。

人体の神秘ですね。

てなことは、てくてくには書いてません。
記事は「カーボ・ローディング」についてです。

お楽しみに。

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