行ってきました、ボラしに。
参加人数が50人とおさえられてたので
ボラもそうたいへんじゃなくて
小規模開催の最大のメリットである
アットホームな雰囲気で
コースのとんでもない過酷さとは裏腹な
ほんわかした大会に感じました。
走ってた選手の皆さんは
ハードな関門に追いたくられて
かなり大変そうでしたが。
わたしは2時過ぎに家を出て
途中コンビニで朝食と朝のコーヒーを調達して
現地に向いました。
着いたらエイド用品を車に積み込み
ボラスタッフ受付を済ませて
一緒に行動するみねっちと抹茶んと
少しコースの予習をし
朝食をすませ、コース説明会に参加して
選手のみなさんのスタートを見守り
それから車に乗って
最初のお仕事のコース誘導場所に行きました。
雨が降ってて涼しいせいか
選手は速いペースで進んでました。
トップと最終の状況を
走るウルトラ飲兵衛さんとkurakakeさんが
車で回りながら伝えてくれました。
最終ランナーが通過したところで
そこの仕事はおわり、
つぎに最初のエイド地点、
28キロ地点の樋の口ハイランドパーク入口に向いました。
202号線に出たところでみねっちたちの朝食を買いに
コンビニに寄ろうということにしたんですが
通り過ぎてしまい、Uターンしました。
コンビニで朝食を買い、トイレを済ませてから
いざ、エイドへ!
と進んでたら、思ったよりすぐに分岐地点が来てしまい
通過してしまいました。
でもまあ、ほかのところからでもいけるよと
先の分岐を探してるうちに
えらい先まで行ってしまいました。
やっと見つけたわかりやすそうな分岐で曲がり、
かなり後戻りすることになり、
エイドに到着すべき時間をすぎてしまいました。
あ、のんびり考えすぎてたね、
ということに気がついて、若干あせりながら
みねっちと抹茶んにナビしてもらいながら
エイド地点に向いました。
エイドの設営時間は
8時間完走ペースでとりあえず設定してあります。
第一回めですからね。
まだどれくらいでランナーが走るか
ふたを開けてみないとわかりません。
途中迷いそうになりながらも
山の中のくねくね道を進んで行き
なんとかエイド地点に
設営予定よりも30分ほど遅れて着きました。
雨が断続的に強く降ったり弱く降ったりしてました。
カッパを着てましたが、それでも少し寒いくらいでした。
ランナーは速く進めそうですが
途中の山道は、8時間ペースで進めそうには
思えません。
だいぶ待って、ようやく飲兵衛さんの車が来ました。
もうすぐ先頭が来るとのことです。
エイドの雨避けにテントを持ってきてたんですが
めんどくさいので出さずにいたら
シートでうまいぐあいに雨よけを施してくれました。
先頭ランナーはだいぶ予想より遅く来ました。
それでもおよそキロ6分でやってきた計算でした。
涼しくて走りやすいそうです。
でも、途中の林道(ただの山道?)がべちょべちょで
みんな苦労してるようでした。
最終が通過したら撤収し、次に向いました。
次のエイド地点の白糸の滝に寄り、
そこのエイド食をちょっとつまみ食いさせてもらってから
山を下りました。
次は平地の中のファームパーク、46キロ地点です。
向う途中、ランナーを応援しながら進みました。
平地に下りたランナーは山との気温差で
へばってましたが
みんなしっかり走ってました。
強いランナーばかりが参加してるんだな〜と
あらためて思いました。
ファームパークでは
台風クラブが先に担当していて
それを引き継ぐかたちで運営しました。
ファームパークは糸島の公営の施設のようで、
地元産のものを販売し、レストランもあります。
それに研修施設も備えています。
その店先に設営させてもらえてました。
レストランで地元産のそうめんをゆでてもらって
それを購入してランナーに振る舞いました。
この大会、
60キロ地点で13時の関門時間が
設定されてます。
その時間が過ぎたら正規ルートでなく
ショートカットをしないといけません。
が、それよりも前に
越えるのがきびしい関門があります。
つぎのエイド、55キロ地点は、なんと、
地酒メーカー杉能舎のビールサーバーの横!
もちろん、ビールはお金を払わないといけませんが
そんなことは、問題じゃないでしょう。
いちばんきついときに、あの杉能舎のビールが飲めるんです。
こりゃ〜、ここから先に進むのは
至難の業でしょう。
すでにもう、ここファームパークで半分くらいのランナーが
60キロ関門に間に合わない時間になってました。
「しょうがない、杉能舎でゆっくりしよう」
と、杉能舎ゴールを決心するランナーが続出してました。
次回から、55キロ部門が開設されるとかいうハナシが・・・
さて、わたしたちは
最終ランナーが出発したら、
次のエイド地点に向います。
次は84キロ地点の野北交差点です。
杉能舎で盛り上がってるであろう
ランナーの宴会の様子も見たかったですが
道を間違えて行けませんでした。
長男の通う大学がコースの途中にあるので
いまだに行ったことがなかったので
通りたかったですが、それも時間の都合でカットして
エイド地点に向いました。
野北では雨に加えて強風もときどき吹いて
待ってるあいだがほんとに長く感じました。
kurakakeさんが途中リタイア者の情報をもってきました。
杉能舎でのリタイアが十数名出た模様。
やっぱし・・・
でも、彼らは飲んでひとしきり盛り上がったあと
自力で歩いてゴール会場まで帰ってきたそうです。
糸島半島エリアに来たら
途中、いくつかの関門があり、
間に合わない場合は、ショートカットで進まないといけません。
結局、正規ルートでゴールできたランナーは
10名程度でした。
でも、たまたまボラのさぁみんの
「車に乗せてあげますよ」との優しい申し出に
乗ってしまった残念なとよとよさんを除いて
ほかは全員自分の足でゴールに戻ってきました。
ほんとにへたばってもなんとかがんばれる
強いランナーばかりでした。
時間内最終ランナーはsekiさんでした。
最後の砂浜に現れたときから、
本気走りでゴールに向ってきてました。
仲間数名が向えに行き、
その伴走とともに
13時間29分59秒という根性のゴールでした。
チーム100が大好きなランナーに楽しんでもらいたくて
一生懸命に作り上げたアットホームないい大会でした。
でも、敷居は高いぞ〜。
そうそう完走できないコースです。
アーリーは絶対しないそうです。
だめだと思ったら、自分でしっかり判断して
ショートカットを決めて、
自力でゴールに戻って来れる力がないといけません。
少なくとも、今回はそんなランナーばかりでした。
みんながスタッフに頼らず、自力でなんとか帰って来ようと
がんばってる姿には感動しました。
伊都国100キロに出ることが
ひとつのステータスとなる、
そんな大会になるんだな、と思いました。
いろんな考え方があると思いますが、
こういう大会のありかたも
ありかなと思いました。
みねっちや抹茶んとのトリオでの活動も
楽しく、いい一日になりました。
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