きのう、完治を諦めたと書いたことで
わたしをご心配してくださっている方が
いらっしゃるかもしれませんが、
安心してください。大丈夫ですから。
ほんとうは、何年も前から
もうだめなんじゃないかと思っていました。
でも、へんな動きで歩くのが恥ずかしくて辛くて、
こんな足のままこれから生きていくなんてことを
受け入れられなかったから、
ムリに治ると信じようとしてきました。
ムリをしていたから、
諦めたことで、なにか少しほっとした部分があります。
もう、がむしゃらに完治を目指すのではなく、
そのときそのときの状態を少しでも良くしていければ
それでいいんだと、
そんなふうに思ったら、ちょっとラクな気分もします。
毎日毎日、ほとんどさぼることなく
ストレッチやエクササイズを1時間前後してきました。
さぼったら完治が遠のくという強迫観念がありました。
すごくきつかったんです。
完治できなくても、こんな足でも
200キロ以上の距離を走れた力が自分にはあるんだと
思うことができます。
Wに挑戦したおかげで、こういう自信をもつことができ、
それが、いまのわたしの支えになります。
こんな力がある自分なら、
これからも、いっぱい走ることをがんばれるし、
楽しむことができるだろう。
これからは、完治できればもうけもん、くらいに考えて、
とにかく、
この足で、いかに強くなっていくかを
考えていくようにしたいなと思います。
へんな動きでも、二次災害の故障をおこさない走りが
できるようにならないと。
目標がありますから。
来年の阿蘇です。
この足では完走はできないかもしれないけど、
それでもいけるところまでがんばりたい。
できる限りのことをして、
少しでも長く阿蘇を走りたいなと思います。
できれば、8年ぶりの完走を目指したいです。