RunRunTako

takoのラン日記

ぷりっ

2015年11月05日 11時29分08秒 | ランニング
先週からラン解禁になったけど、
思うようにうまく走れず、
これなら走らなくてもいいと先生に言ったら
「走ることで気持ちがオープンになって快方に向かうかなと思ったけど
逆に心の傷がそれをブロックしてしまってるようだね」と言われた。
簡単に言えば、不安がからだが動くことを抑えてしまっているということだ。
つまり、「クララが立てない」状態になってるのだ。
かなり、心の傷が深いらしい。
怪我をすると、心にも傷を負うのだそうだ。
とても納得する。
で、心の傷が癒えるように
不安を感じないで気楽にできるウォーキングにしましょうか、
ということになった。
癒えてきたら、自然と走りたいという気持ちが沸いてくるから
それまで待てばいいと。

そう言われて、だいぶ気持ちがラクになった。

で、これは、ウォーキングでもいいし
走りたかったら走ってもいいということかな、
と解釈し、
お散歩のついでに公園の芝生広場でちょこっとだけ
走りの動きの練習だけはしてみることにした。
ちゃんとしたランニングというものは
まだやりたい気持ちにはなれない。

今朝、公園までのんびりと歩いて行ってたら、
フッと右足の前腿のつけ根の筋肉が突然動けるようになった。
まるで、冷凍してたライチの実が解けて、
固かった皮が柔らかくなってぷりっとむけて
中から実が出てきた、てな感じだ( ̄▽ ̄)

動けるようになってはじめて、
これまでここは動けなかったんだと気がついた。
おお!右足がまっすぐ前に出せる!
これまではちょっと回り込むような感じで前に出ていて
どうしてもまっすぐには動かせなかったのだ。
歩きながら感動した!

と、これはぜひとも走ってみなくては、
と、俄然走る気になった。

案の定、いままでよりもずっと走りやすくなった。

なんだかからだが治ろう治ろうとしているみたいに感じる。
これが治療の効果なんだろうか?

きょうは、一歩前進できた気がする!

100mくらいを走っていっては、休み、
走ってもどってはストレッチをする、というのを繰り返して
のんびりと1時間くらい。
10往復した。

前住んでいたアパートに寄ったら
橘の最終案内が来てた。

これ見たら、泣けてきた。

きのう、ぎんさんにDNSの連絡をした。
DNSが確定した。
わたしはスタートラインに立たない。
2年間、この大会のためにがんばってきたのに。
そう思うと泣けてきた。

このハンドブックは、
コースを間違えないように
レース中ずっと携帯していくものだ。
これを見てたら、2年前のことがよみがえってくる。
2年前一緒にがんばった仲間のことも思い出す。
心から彼らの完走を願っている。
彼らの完走を見守りたい。
そういう気持ちがむくむく沸いてきた。

ボラに行こうかな。

ずっとボラに行くかどうか決めかねてた。
元気に走るランナーを見るのが辛いと思っていたから。

でも、走れるひとをやっかむ気持ちなんかふっとばして
仲間のサポートを一生懸命やって完走を応援する前向きな思いが
ライチがぷりっとむけるように、
ぷりっと出てきたみたいだ。

そうだな、みんなを応援したら、
自分自身も元気にがんばれる気がする。

そうやって、ぷりっぷりっと
よくなっていって、
いつか、「クララは立つ」のだ(  ̄^ ̄)ゞ