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【ギャラリー】 大日本帝国海軍 陽炎型駆逐艦 浜風(1944年) 【1/700】

2014-07-11 23:26:10 | 模型ギャラリー


浜風は、浦賀船渠にて1941(昭和16)年6月30日に陽炎型駆逐艦13番艦として竣工、呉鎮守府の第17駆逐隊に編入された。同駆逐隊には他に同じ陽炎型の浦風、磯風、谷風が所属している。
太平洋戦争開戦時に第17駆逐隊は第一水雷戦隊に所属。南雲機動部隊の護衛として真珠湾攻撃に参加し、その後もラバウル攻略、ミッドウェー海戦、ガ島撤退作戦、などの作戦に参加した。
1944年10月、レイテ沖海戦に従事、シブヤン海海戦に参加する。被弾するも大破した戦艦武蔵の護衛に付き、その後武蔵の沈没を目撃した。
同年11月に本土へ帰っていったが、その途中で戦艦金剛(と駆逐艦浦風)を米潜水艦により失い、呉に回航していた空母信濃の護衛中にもやはり米潜水艦により喪失するなど、多くの主力艦の沈没を見届けている。
最期は1945年に発動された天一号作戦に参加。その後同年4月7日、水上特攻する戦艦大和の護衛として雪風ら数少ない駆逐艦とともに坊ノ岬沖海戦に参加。第一次空襲で船体後部に爆弾が命中し航行不能。次に魚雷が右舷船体中央に命中し船体が前後に分断。航行不能になってからわずか3分後の12時48分に轟沈した。



というわけで、駆逐艦浜風です。
ウォーターラインシリーズは数を揃えてなんぼなので、最近は結構重点的に作っています。まずは簡単なところから、駆逐艦で構成された駆逐隊を結成しようとしています。
色々な艦種を作りたいので史実無視で好きな艦を作っています。前回は吹雪でしたね。で、今回は陽炎型の浜風です。
選定理由としては艦これで擬人化されている同艦をドロップしたいがため。プラモを作ると出るんですよこれが。
キットはフジミの特シリーズを選びました。同型艦の磯風も一緒にパッケージされていて、1隻あたりの調達コストが安いです。磯風もそのうち実装されるやも知れないし、そうでなくても初風なり浦風なり他の艦にしてしまえばいいのです。



フジミのキットなので、ディテールは他社のそれよりも上です。特にリニューアル前のWLシリーズと並べた日には目も当てられません。
駆逐艦と舐めてかかっていたら痛い目を見ました。



浜風は大戦末期まで在りましたが、今回のキットでは1944年時の最終時を再現したもの。
対空性能を上げるために2番主砲を撤去して25mm三連装機銃を増設しているのが特徴です。他にも22号水上電探に13号対空電探も増設しています。
艦これの浜風も最終時っぽいのでぴったりですね。



今回からアンテナ線を張りました。かなり実感的になりました。ちょっとしたことですが、するとしないでは存在感がまるで違います。
ただ、線のたるみの不自然さや接着剤の量の多さは反省点。今後に活かしていきます。
それと軽くウェザリングもかけました。錆垂れと軽いウォッシングです。ウォッシングはほとんどわからないですけど・・・。



特徴的な2番主砲跡にある25mm三連装機銃。戦艦のように余裕が無いので装備を増やすことはできないんですねー。



魚雷発射管は4連装*2基で8門と吹雪型の3連装*3基の9門よりも減少していますが、陽炎型には次発装填装置があるので実質16発分撃てることに。吹雪型の2倍弱の雷撃能力を持ちます。



フジミの浜風は、主砲と魚雷発射管が回転可能です。他社製だと軸の接続が緩いので接着剤で固定しないといけません。
なので、少し表情を付けることが可能。面白いです。



砲雷撃戦、開始します!

以上、浜風でした。