さて、食事の後は花見小路を南に約5分・・・建仁寺の山門をくぐりました。
京都最古の禅寺・・・臨済宗建仁寺派の大本山・・・
開山は、禅の心と茶の徳を伝えた「栄西禅師」
中国で禅の教えを学び日本に伝えるとともに、「茶種」も持ち帰り、日本での栽培に尽力。
喫茶を普及させた「茶祖」としても有名です。(あの~~私も、茶をたしなんでいるものですから)
このお寺は「龍の天井画」でも有名。
小泉淳作画伯の筆、完成までに一年半をかけた「双龍図」・・・180畳の大作です。
息をのむ迫力に、見上げる口があんぐり!と開いたままに!
お若い観光客達は、賢くも「寝転んで」ご覧になっていました。
私もそうしたかったんですが・・・何しろ寒くて、足が凍える冷たさで・・・
はよ~~靴はきたい~~~!
いかがですか・・・勢いそのまま!!! 素晴らしい写真写りの良さです。さすがの筆の冴え!
この法堂の天井に・・・
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」国宝・・・もこのお寺に。
一昨年・・・故郷岡山での「建仁寺展」で真筆を(幼なじみのとっちゃんと)
時を経て色の冴えは少し後退。しかし、目の当たりにすれば、その貫禄と、想像力の逞しさに・・・感服!
え~^-^!
そんな思い出に浸りながら・・・の京都紀行でした。ご一緒頂いた皆様有難うございました。
追記 小泉淳作画伯は今年1月9日逝去なさったそうです。享年87歳。
ご冥福を祈ります。