中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 108 冬の京都「建仁寺」

2012年01月29日 23時42分46秒 | 日記

   
   さて、食事の後は花見小路を南に約5分・・・建仁寺の山門をくぐりました。
   京都最古の禅寺・・・臨済宗建仁寺派の大本山・・・
   開山は、禅の心と茶の徳を伝えた「栄西禅師」
   
   中国で禅の教えを学び日本に伝えるとともに、「茶種」も持ち帰り、日本での栽培に尽力。
   喫茶を普及させた「茶祖」としても有名です。(あの~~私も、茶をたしなんでいるものですから)

   このお寺は「龍の天井画」でも有名。
   小泉淳作画伯の筆、完成までに一年半をかけた「双龍図」・・・180畳の大作です。
   息をのむ迫力に、見上げる口があんぐり!と開いたままに!

   お若い観光客達は、賢くも「寝転んで」ご覧になっていました。
   私もそうしたかったんですが・・・何しろ寒くて、足が凍える冷たさで・・・
   はよ~~靴はきたい~~~!
   
   いかがですか・・・勢いそのまま!!! 素晴らしい写真写りの良さです。さすがの筆の冴え!
      
   
   この法堂の天井に・・・

   俵屋宗達の「風神雷神図屏風」国宝・・・もこのお寺に。
   一昨年・・・故郷岡山での「建仁寺展」で真筆を(幼なじみのとっちゃんと)
   時を経て色の冴えは少し後退。しかし、目の当たりにすれば、その貫禄と、想像力の逞しさに・・・感服!

   え~^-^!
   そんな思い出に浸りながら・・・の京都紀行でした。ご一緒頂いた皆様有難うございました。

   追記  小泉淳作画伯は今年1月9日逝去なさったそうです。享年87歳。
       ご冥福を祈ります。

   
コメント (2)
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