中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 265 新年を寿ぐ

2013年01月01日 18時31分39秒 | 絵文
   
   初空へ さし出す 獅子の頭哉(あたまかな)  一茶句     よき春を・・・

   一夜明けて新年!
   年の瀬の慌ただしさから一転。一夜明けた「新年」の穏やかさは・・・どうでしょう!
   不思議な感覚です!

   見出しの「絵文」は獅子舞!
   日本各地の正月行事や晴れの日に、舞われます。
   この舞は、幸せを招くと共に厄病退治や悪魔払いとして、古くより言い伝えられています。

   モチーフは「ライオン」だそうで・・・
   インドが獅子舞の起源と言われているそうです。
   ライオンは、アフリカ大陸、インド、紀元前にはヨーロッパにもいたらしく・・・

   たどれば・・・エジプト文明にまでも遡れるのかもしれませんねえ!

   
    バリ島にもこんな獅子が・・・バロン(聖獣)ダンス用ですね!

   さて、私が、まだ4・5歳の頃。
   お正月にはこの獅子舞が街を練り歩いていました。
   獅子に頭をかんでもらうと、その年は無病息災で元気に過ごせるという言い伝えがあったのです。

   まだ、幼かった私は、その姿が恐ろしく
   「大泣き」したことを60年近く経った今も鮮明に覚えています

   古くからの習わしが少しずつ薄れ、消えゆく現在。
   獅子舞を懐かしんで描いた一枚!
   皆様への新年の「ご挨拶」にかえさせて頂きたく。

   ご訪問下さいました皆様
   今年もよろしくお願い申しあげます・・・・

   尚、今年は喪中につきお祝いの言葉をご遠慮させて頂きました

   

コメント (6)
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