昨日、1月12日
北新地の「かが万」さんの茶室をお借りして「初釜」をさせて頂きました。
初釜とは年の初めに行う初めてのお稽古のこと。
一座相和し、先生のお点て下さったお濃茶を廻し飲みいたします。
その後点前の方が変わりお薄を一服。
最後に懐石料理を頂いて・・・お開きです。
今年は、師事していた「高木宗信先生」が引退なさって二度目の初釜でした。
欠席者が4名・・・心なしか淋しい席となりました。
来年は是非とも全員揃って、席入り出来ますように!
今回、お正客は私がつとめさせて頂きました。
半東はお若いけれど茶道歴20年という
「I さん」が・・・
現在師事している「左近宗真」先生
揺るぎのない貫禄のお点前・・・お濃い茶の
練り加減も絶妙・・・いつか先生のような貫禄
のお点前が出来ますように!
続き薄。釜から立ち上る「湯気」が美しい!
お点前は「黒一点」の男性。船場の「旦那」さん・・・です
優しい、落ち着いたお点前。さすがに場慣れなさっています。
全員集合・・・華やかですよね・・・着物の文化・・・日本に生まれてよかった
さて見出しの「白珪尚可磨・・・はっけいなおみがくべし」
白珪・・・とは完全無欠な見事な玉のこと。
その完全無欠な玉を尚磨きなさいと言うのがこの句の意味です。
昨年、少し迷いがあって、茶道もこの辺りで・・・ピリオドに!
尊敬し、敬愛していた高木先生が引退なさったことで少し意欲をなくしていたのです。
しかし、この言葉のように「物事には終わりはない」のです。さらに磨ききって行こう・・・・
夫も「とことんやれば」と申しております・・・有難う!
2013年 癸巳
今年を新しい始まりと考え直し、初心に返り「茶道」と取り組んでまいる所存です。
勿論、主宰する「四季の絵文」にも同じ覚悟で臨む所存
皆様ご訪問有難うございました・・・・・・