今日は先頃亡くなられた「茶道の先生」高木宗信先生の形見分けを頂きに参りました。
お嬢さんがいらっしゃるのですが、茶道の道には進まれませんでした。
茶道は奥深く「点前」の順序を覚えただけでは「師匠」にはなれないのです。
花は野にあるように活けられなければなりません。
床に掛けられたお軸も読めなければなりません。
歴代の宗匠・・・のお名前、そしてその方々の時代背景も記憶しておかなければなりません。
塗り師・釜師・指物師・焼き物の歴史・和歌・日本のそして茶の歴史。
様々に精通した教養が求められます。
先生は「生け花」「書」勿論・茶の道に秀でた先生でした。
お花の師範はお持ちでも書の師範もお持ちになっている先生を・・・他には存じ上げません!
私も書の手ほどきをこの先生から受けたのでした。
形見に頂いた中からこのお気に入りのお軸を・・・アップしてみました。
節分や 鬼とお多福 入り混じり 俺はバイトよ ピッーヒャラ ドンドン
お菓子司 「叶匠寿庵」の会長(故人)の書と絵です。
お二人は大変ご昵懇で、会長がご存命の頃頂いた手紙の一部を「軸」になさいました。
帰宅後さっそく掛けてみました。
お軸の向こうに先生の姿が浮かびます。
有難うございました・・・先生。また頑張ります!応援して下さいね!
皆様ご訪問有難うございました・・・・・・