中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 334 茶粗・栄西

2013年04月28日 20時20分51秒 | 日記
    
    不思議なところに「茶筅」が挿してある・・・???
    以前写真を見たとき、そう思ったのです・・
    今回「岡山・栄西展」に出向いて解決!すっきりしたあ!

    写真左側の瓶を 「浄瓶」と言うそうです。
    この湯の入っている瓶で、各々のお客様の前で 「お点前」 を行うそうです。
    浄瓶と茶筅を一緒に持ち歩く為に「茶筅」 をその口に刺してあるのだと解説が。

    茶粗・栄西・・・一般には「えいさい」と読まれていますが、臨済宗のお寺では      
    「ようさい」と呼称されることが多いとのことで、今回の展では「ようさい」と大きくかかれていました。
    おそらく、栄西は、何をこだわる、そちらでもいいよ・・・と天からご覧になっていることでしょう。

    一日一生
    宋に二度も渡り禅の教えをもちかえった「栄西」
    「悟る」ということをどのように語ったのでしょうか。

    正岡子規の言葉
    余は、今まで禅宗のいわゆる悟りと言うことを誤解していた。  
    いかなる場合でも平気で死ねることかと思っていたのは、間違いで。
    悟りと言うことは、如何なる場合でも「平気」で生きていることであった。

    生前に良い行いをしたから、良い死に方が出来る。
    悪い行いをしたからといって、悪い死に方をする・・・等と決まってはいないのかも知れません。
    死に様にこだわるより、日々を大切に過ごすことが、人に与えられた使命であるのかもしれません。

    大切なことは、人として精一杯に生き、自分以外の人に出来るだけのことをさせて頂く・・・
    
    そんな思いを抱いて展を後にしました。

    
    無償の愛は美しい!

    そんな今日・・・
    皆様ご訪問ありがとうございました・・・・・・

    
    
    
    

    

    
コメント (4)
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