『養生訓』(ようじょうくん)は、江戸時代に福岡在住の儒学者の貝原益軒によって書かれた
健康な生活の暮し方についての解説で、彼の著作の中でも最もよく読まれたものなんですね。
益軒83歳の正徳2年(1712年)、実体験に基づいて書かれた書物で、
長寿を全うするための身体の養生だけでなく、こころの養生も説いているところに特徴があるそうです。
『孟子』の君子の三楽にちなみ、養生の視点からの「三楽」として次のものが挙げられていますよ。
①道を行い、善を積むことを楽しむ
②病にかかることの無い健康な生活を快く楽しむ
③長寿を楽しむ。
そのためには
*つねに楽しんで日を送るがよい。
人を恨んだり、怒ったり、身体を憂いなげきて、
心を苦しめ、楽しまないで、
はかなく年月を過ごすことは惜しいことだ。
*惜しむべき大切な年月を、
一日も楽しまないでむなしく過ごすことは、
愚かというほかはない。
たとえ家が貧しく、
不幸にして飢えて死んだとしても、
死ぬときまでは楽しんで過ごしたほうがよい。
*60歳までに種を蒔く。
そして60歳を過ぎたら、
人生の収穫期に入りなさい。
含蓄のある言葉・・・・楽しく、愉しく過ごすことが如何に身に良いか
嘆かず・・・参ろう!そして、元気で長生きしよう・・・とあらためて心深くに!
今日は天神祭・・・
皆さんの楽しんでいる姿をどうぞ
お腹に響く「花火」の音が10キロ以上も離れた我が家にまで
音高く届いてきます・・・・
市内はさぞ「暑い」ことでしょう・・・・
皆様本日もご訪問有難うございました・・・・・・
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