中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 2051 私の持っている螺鈿細工!

2021年05月16日 19時17分33秒 | 日記

写真はお借りしました・・・上が「櫛」下にあるのは「笄」
櫛・笄・・・くし・こうがい・・・と、読みますね!
これらは)…髷(まげ)などに挿す江戸時代の女性用髪飾りの一種!
金・銀・鼈甲(べつこう)・水晶・瑪瑙(めのう)などを使って美しく仕上げられていたのです。

わたしの友達のアクセサリー作家「S・H」さんは
こういった古い髪飾りなどを使って現代風のアクセサリーに蘇らせています。

これは、ネックレス。赤い玉は「珊瑚」「丸いわっか」は何でしょう?
不明なのですが・緻密な彫金が施されています。中心に見えるのが笄の先です。

      
      写真が上手く撮れていないのですが、白く見える菊の葉が「螺鈿」になっています。
      拡大して気付いたのですが、彫金は「松・竹・梅」のお目出度柄になっていますね。
      笄の先は「菊」・・・菊・竹・梅・松・・・これは正しくおめでた柄ではありませんか!
      取り合わせたデザイナーさん素晴らしいわ~~~~!
      今日まで全く気付きませんでした~~~!
      その上なんと緻密な細工であることか!
      名もなき職人さん達の手に!敬礼です!

      
      もう一つ・・・これは、イヤリング・上部の楕円形・青いところは「瑪瑙」です。
      下がっているのが「笄」の先。 葉の形の螺鈿が施されています。5㎜ほどの大きさです。
      
      拡大してみました。

      二つとも、とても貴重な作品だと、改めて気付きました。
      大切にしなければ…落としてはいけないと、しまい込んでいましたが
      身につけて活用することに致します。

      現代に蘇らせた作家さんと
      身につけ装ったであろう古人・・・どんな人であったのか?
      想像すると楽しい~~~わ!


本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・
  
    

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