写真はお借りしました・・・上が「櫛」下にあるのは「笄」
櫛・笄・・・くし・こうがい・・・と、読みますね!
これらは)…髷(まげ)などに挿す江戸時代の女性用髪飾りの一種!
金・銀・鼈甲(べつこう)・水晶・瑪瑙(めのう)などを使って美しく仕上げられていたのです。
わたしの友達のアクセサリー作家「S・H」さんは
こういった古い髪飾りなどを使って現代風のアクセサリーに蘇らせています。
これは、ネックレス。赤い玉は「珊瑚」「丸いわっか」は何でしょう?
不明なのですが・緻密な彫金が施されています。中心に見えるのが笄の先です。
写真が上手く撮れていないのですが、白く見える菊の葉が「螺鈿」になっています。
拡大して気付いたのですが、彫金は「松・竹・梅」のお目出度柄になっていますね。
笄の先は「菊」・・・菊・竹・梅・松・・・これは正しくおめでた柄ではありませんか!
取り合わせたデザイナーさん素晴らしいわ~~~~!
今日まで全く気付きませんでした~~~!
その上なんと緻密な細工であることか!
名もなき職人さん達の手に!敬礼です!
もう一つ・・・これは、イヤリング・上部の楕円形・青いところは「瑪瑙」です。
下がっているのが「笄」の先。 葉の形の螺鈿が施されています。5㎜ほどの大きさです。
拡大してみました。
二つとも、とても貴重な作品だと、改めて気付きました。
大切にしなければ…落としてはいけないと、しまい込んでいましたが
身につけて活用することに致します。
現代に蘇らせた作家さんと
身につけ装ったであろう古人・・・どんな人であったのか?
想像すると楽しい~~~わ!
本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・
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