能「屋島 弓流」~観世流~より シテ・大槻文藏
筑前琵琶「熊谷と敦盛」より 琵琶・奥村旭翠
先日NHK日本の芸能で放映された「能」と「琵琶」
共に人間国宝に認定された
「大槻文蔵」さんと「奥村旭翠」さん。
一筋に生きてこられた人が醸し出す・・・強さと、優雅さと、謙虚さと漂う品格。
磨き上げられた「芸」には人の心を魅了する、
何か得体の知れない「神秘」「奥深~~いもの」があるのでしょう。
見入ってしまいました。
共に「よく知っている」下りだけに、余計に感じ入りました。
全六巻「三日で」読み上げた平家物語・・・23歳の頃であったでしょうか。
祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず
唯春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ
偏に風の前の塵に同じ
記憶の中に刻み込まれた冒頭の部分。
人の世の「無情」が少しは、わかる。
そんな年頃になって、余計に心に響いたのかもしれません。
最後に能舞台の名称を
こういった芸能を理解できる。
子供達にも、そんな教育をして欲しい。英語教育も大事ですけれどね。
本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・
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