中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 790 日本の芸能「能」と「琵琶」

2017年02月23日 20時54分05秒 | 日記
     
   能「屋島 弓流」~観世流~より シテ・大槻文藏

   
   筑前琵琶「熊谷と敦盛」より 琵琶・奥村旭翠    

   先日NHK日本の芸能で放映された「能」と「琵琶」
   共に人間国宝に認定された
   「大槻文蔵」さんと「奥村旭翠」さん。
 
   一筋に生きてこられた人が醸し出す・・・強さと、優雅さと、謙虚さと漂う品格。

   磨き上げられた「芸」には人の心を魅了する、
   何か得体の知れない「神秘」「奥深~~いもの」があるのでしょう。

   見入ってしまいました。

   共に「よく知っている」下りだけに、余計に感じ入りました。
   全六巻「三日で」読み上げた平家物語・・・23歳の頃であったでしょうか。
   
   祗園精舎の鐘の声、
   諸行無常の響きあり
   娑羅双樹の花の色、
   盛者必衰の理をあらはす   
   おごれる人も久しからず
   唯春の夜の夢のごとし
   たけき者も遂にはほろびぬ
   偏に風の前の塵に同じ

   記憶の中に刻み込まれた冒頭の部分。
   人の世の「無情」が少しは、わかる。
   そんな年頃になって、余計に心に響いたのかもしれません。

   最後に能舞台の名称を
   

   

   こういった芸能を理解できる。
   子供達にも、そんな教育をして欲しい。英語教育も大事ですけれどね。

   本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・

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