中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 137 ヤノベケンジさん

2012年03月05日 17時11分31秒 | 日記

   現代美術作家・・・ヤノベケンジさん。
   茨木市でお借りしているカルチャーセンターの、オーナーさんの息子さんです。
   
   2月28日・・・NHK・BS1・・・エルムンドに出演なさいました。
   カルチャーセンターに張ってあった「案内状」
   ご両親の愛情を感じます。

   子供にとっての一番の理解者・応援者は
   なんと言いましてもご両親に違いなく。
   

   

      

   作品の原点は万博の解体現場にあったとか。
   破壊・戦争・汚染・・・そう言ったもののない、美しい地球・・・
   自然に帰る。原点回帰・・・彼の作品はそれを訴えかけているのです。
   写真の1997年・・・はチェルノブイリ原発事故の年・・・制作したアトムスーツを着込み現場へ。
   アトムは今の世界に不要の物!彼の訴えです・・・!
    
   
   最近の作品「サンチャイルド」・・・阪急電車南茨木市駅前に常設設置されました。
   高さ6メートルの大作です。
   太陽の子・・・美しい未来への願い、祈りを込めた作品ですね。

   
   こんな美しい季節の巡りが、何億年も続きますように!

     
   
   
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Vol. 136 中国勝山の雛祭り

2012年03月04日 14時52分10秒 | 日記
   

   FBのお友達「芦田玲子さん」からシェアさせて頂いた。中国勝山の雛祭りの様子。
   可愛いウサギがお出迎え・・


   
   これは酒屋さんの飾り付け  気が利いてますね  リサイクルの心意気 

   
   いろいろなお店が独自の飾り付け 暖簾の言葉に思わず見入ってしまったそうです

   
   これは熱帯魚屋さんでしょうか?  ユニーク! 竜宮城みたい! 


         
   年代物                   子供達の手作り「石の雛」        野菜で作られた雛

   可愛いお孫さん達と、揃ってのお着物姿。
   あったかいご家族の様子が春風と共に、ウォールをそよがせました。
   ちょっと、厚かましいかなあ!と、思いましたがお許しを得てシェア!
   みんなで見ないと勿体ない!

   イベントは3月6日まで。
   民家、商家を問わず160軒あまりの家々がそれぞれのお雛様を飾る風景。
   早春の勝山を彩る風物詩。此処に暮らす人そして訪れる人の心をつなぎます。
   今年はどんな出会いが生まれるでしょう。沢山の愛らしいお雛様と共にお待ちしています。
   と・・・・・パンフに書いてあったそうです。

   噂には聞いていて、一度行ってみたいと思っている街・・・勝山。
   年々リピーターが増えているそうです。
   魅力的な街ですね・・・!

   玲子さん・・・・有難う!  今日のブログは記念のブログにさせて頂けましたよ
   
   
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Vol. 135 うれしい雛祭り

2012年03月03日 21時11分17秒 | 日記

   明かりをつけましょ ぼんぼりに
   お花をあげましょ 桃の花
   五人囃子の 笛太鼓
   今日はたのしい ひなまつり
    
   

   お内裏様と おひな様
   二人ならんで すまし顔
   お嫁にいらした 姉様に
   よく似た官女の 白い顔

    ←友人宅の木目込み雛
                      
             簡単ばら寿司「具だくさん」が祭り寿司 →
   
   
   金のびょうぶに うつる灯を
   かすかにゆする 春の風
   少し白酒 めされたか
   あかいお顔の 右大臣

   着物をきかえて 帯しめて
   今日はわたしも はれ姿
   春のやよいの このよき日
   なによりうれしい ひなまつり  サトウハチロー作詞・・・河村光陽・・・作曲

   今日、スーパーのBGMはこの曲。いい歌ですよね
   歌い乍ら買い物。幾つになっても、子供の頃の優しい思い出に浸れます。
   昭和26年。妹の誕生に合わせて大阪から取り寄せた「五段飾りの雛」
   私は、おおはしゃぎ、嬉しくて、巻き寿司を食べ過ぎてしまい・・・もどしてしまったのです・・・きもちわる~~

   で、妹と一緒に撮るはずだった写真に写っているのは・・・やっとお座りが出来るようになった妹だけ。に・・
   幼かった・・・はずですのに強烈に覚えているのです。

   今日のこの日。毎年思い出す、嬉しい、楽しい、雛祭りの思い出でした
   


   

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Vol. 134 梅は~咲い~たか♪

2012年03月02日 19時58分41秒 | 唄・歌・

   梅は~咲い~たか 桜~はまだかい~な・・・♪
   山吹ゃ浮気で色ばっかり しょんがいな~~♪


   この辺りまでは、なぜか知っていて・・・唄えるんですね! 耳学問で!  

   これは江戸端唄とか!
   端唄は撥引きの三味線に合わせて唄う・・・邦楽。
   う==ん!よくわからない??

   小唄、長唄、地唄、端唄、都々逸・・・???? わからない??
   日本人でありますのに!
   
   で、桜!
   

   これはわが家を出て3分。 の、所にある桜並木です・・・一昨年の佇まい。
   この辺りは、この並木だけでなく沢山の桜が、植樹されていて、その満開の時期には
   心奪われる、美しさです・・・・ありがたい美しさです・・・寿命が延びるようです。^-^

   今年は訳あって、たぶんこの美しさの三分の一は、失われていることでしょう。
   時の流れ、時代の移り変わりとは言え、残念な事です。
   (理由・・・マンション建設のため・・・一部が伐採されました。)

   桜の俳句・・・私の特に好きな俳句なんですが・・・音読すると、はんなり胸に響きます。
   *花衣 ぬぐやまつはる 紐いろいろ   杉田久女
   *さまざまの こと思ひ出す 桜かな   松尾芭蕉 

   明日は雛祭り・・・上巳の節句ですね。春の到来を待ちつつ、
                岡山名物 「祭り寿司」 にでも挑戦しましょうか!


  
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Vol. 133 時代の寵児・竹久夢二

2012年03月01日 21時19分05秒 | 故郷愛史
   故郷出身の芸術家。
   忘れてはいけない「竹久夢二」・・・と、ぼんやり考えていましたら。
   今日の午後のサスペンスでナント。竹久夢二の絵を縦糸に織り込んだ殺人事件・・・

   Wikipedia・・・を検索。
   サスペンスの舞台は伊香保にある「竹久夢二美術館」
   ナント美しい、何処までも大正ロマンを感じさせる、豪華で奥行きのある建物になっています。
   作品の数も納得の行く多さ!
   
   地元、もっと頑張ってよ~~!!!
   
   この写真は彼の生家。瀬戸内市邑久にあります。我が生家から車でほんの、ひとっ走り!
         
   
   彼は地元では「女垂らし」って言われてたんですよ。
   生家の造り酒屋もつぶしてしまった「放蕩息子」とも・・・これは父から聞いた話し。
   それはそうでしょうね。時代背景を考えれば、とんでもない数々の常識はずれ!

   天才と狂気の狭間を生きた・・・50年!
   天才って・・・やはり天才!
   ふつ~~の感性では、はかれない。大きく深遠な感受性を持っているのですね。生まれつき。
   
   
   私の一番好きな「黒船屋」も伊香保美術館に収蔵されているとか。
   妙に腕が長く、手も大きい。けれど何とも言えない「色気」と「魅力」が伝わって来ます。
   毎年、9月のほんの2週間ほどの間、展示されるそうです。貴重品なんですね。

   竹久夢二と言えば「宵待草」の唄の作詞。
   これには原詩があって
   「遣る瀬ない釣り鐘くさの夕の詩が あれあれ風に吹かれてくる
    待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草の心もとなき
    想ふまいとは思へども 我としもなきため涙 今宵は月も出ぬさうな」

   これを三行詩に書き直し、多 忠亮(おおのただすけ)がバイオリンで曲を付け・・・
   たちまち日本中にひろまり、不朽の名作となったとか。

   ***待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ
                   今宵は月も出ぬさうな***

   宵待草・・・これは正式には「待宵草」・・・口調の良いように「夢二」が書き直したとのこと。
   二番は、西条八十が書き添えたそうですが。
   ***暮れて河原に星一つ  宵待草の花の露 更けては風も泣くそうな***

   日本の法律では著作権は没後50年で切れるとか。
   そんな訳で「黒船屋」アップさせて頂きました。

   竹久夢二・・・名の通り「夢」を「二つ」
   そして、沢山の作品を乙女たちに残して逝った50年の短い生涯でした。

   

      

      
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