Jazz, Highway 20/Joe Howard
(Key LP-715)
(Key LP-715)
ここのところマイナーレーベル、マイナーなピアニストなんていうテーマで連続的に聴いており、今日はKey RecordsのJoe Howardを行ってみたいと思います。
ジョーについてはあんまり詳しい記載がなく情報源はライナーノートに頼るしかないですが1928年、クリーブランドの出身で写真を見た感じでは白人ですね。クラシックピアノを基礎にしたクリアなサウンドは"Clearwater Sounds"として知られているらしいですね。地元クリ-ブランドでは"Mr Music"として知られた存在であったようですね。本アルバムは彼のファーストアルバムで、ローカルミュージシャンのBob Sikora(b), Iggy Valenti(ds)がサポートしています。A-1の"Dorioso"以外は全て有名なスタンダードで占められ、選曲的魅力もおおきいですね。A面では"Taking A Chace On Love", "Memories Of You", "You Took Advantage Of Me", B面では"All The Things You Are", "Tenderly", " If I Had You", "I'll Remember April"が演奏されます。ジョーのクリアなサウンドのピアノと以外と引き込まれるのがBob Silkoraのウォーキングベースです。
所有盤は、おそらくKey Recordsのモノ盤ですが、一体、何枚プレスされたのでしょうね。センターレーベルに描かれた鍵のイラストがいいですね。そしてこのアルバムはお馴染みのジャズ批評「ピアノトリオ1600」には記載されていますが、この辺りがこの本の偉大なところですね。
PS:ジョー・ハワードのもう一枚のkey Records盤を追記としてアップしますね。ここではcelesta, elpもやっていますが、やっぱりスタンダード中心で聴きやすい選曲です。
Swingin' Close In with Joe Howard and Friends/Joe Howard
(Key LP-717)
(Key LP-717)