67camper's Blog

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日曜朝にはぴったりのJ&R

2008-06-29 08:23:14 | jazz & vocal
Free And Easy/Jackie & Roy
(ABC Paramount ABC-207)


 雨の朝ですが、ぼんやりした気分を一気に爽快にしてくれるボーカルをということでJ&Rを取り出してみました。Free And Easyというと最近、たまに購入するアメリカントラディショナルの雑誌を思い出しますが、そのコンセプトと何となく同じ匂いのするジャケ写とバックカバーを飾る14枚のモノクロショットですね。以下に、そのB&Wの2枚のカット追加しておきます。本日はあまり取り上げられることはないですが、このJackie & RoyのABC盤をアップしてみます。





 演奏はビル・ホルマンのオケです。メンバーの記載はないですが、裏カバーの写真を見るとAl Porcino, Stu Williamson(tp), Frank Rosolino, Ray Sims(tb), Richie Kamuca, Herbie Mann(ts), Dave Pell, Charlie Mariano(as), Max Bennett(b), Shelly Manne(ds)が参加していたことがわかります。このメンバーのアンサンブルはさすがです。2-3日前のレニー・ニーハウス盤のアンサンブルをさらに厚くした感じですね。爽快なアップテンポナンバーは彼らの得意とするところですが、むしろ本アルバムではロイをfeatureしたバラードナンバーに魅力を感じてしまいます。A面のAngel Eyes, B面の"I'm Glad There Is You"が白眉の好演です。アップテンポのA-1のタイトル曲、A-2"There Will Never Be Another You", B-5の"Aren't You Glad You're You"もいいですね。そしてB-6のオーラスにロリンズ作の"Pent Up House"が収録され、各人のソロが聴けインストファンも楽しめる構成です。

 所有盤はabc paramountのモノラルオリジナル盤です。abcらしい粋な計らいを感じるカバーが印象的。夏を感じる一枚ですね。