本日のアップは電子シャッターを組み込んだSシリーズ, ES(electro spotmatic)です。機構が複雑になりSPに比べ背が高くなり大きくなりますが、セルフタイマーは省略されています。開発途上の機種で不満もありますがAE回路が働いてれば、簡単に絞り優先の撮影が簡単にできる一眼レフとして当時は画期的だったはずです。この個体もやや測光回路の働きが気まぐれな印象がありますが、絞り優先の撮影がオートで出来てしまい結構重宝します。
たまたま取説もあったのですが、機能をフルに使うためには助かります。この機種も電池の問題があって現在は代用の4LR44を使わなければなりません。この金属性ブラックボディの質感がたまりません。もちろん作動しなければタダのゴミになりますからオートの機能が残っているのが大前提ですけどね・・・