67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

ジャズ鑑賞にもネットは偉大ですよね!

2011-01-09 07:28:34 | jazz & vocal
Live! A Swingin' Night At Birdland/Joe Williams
(Roulette SR52085, FSR reissue)

ベイシー楽団専属ボーカリストの中でもこのたぐい稀なブルースフィーリングで人気があったシンガーがジョー・ウィリアムスです。40年代からホーキンス,ライオネル・ハンプトン楽団で活躍しましたが、ベイシーとの共演でその才能が花開いたのかも知れません。本日は62年のバードランドのライブ,あの独特のピー・ウィー・マーケットのMCで始まるライブ録音です。

A面冒頭の"September in the Rain"から始まるブルージーな歌唱は一気にバードランドのの特等席に皆さんを連れてってくれる筈です。続く,コール&レスポンスのようなブルースナンバー”Come Back Baby”こそブルースシンガー・ジョーの真骨調ですね。B面の"This Can't Be Love", "Teach Me Tonight", "Have You Met Miss Jones?"等のスタンダードへの対応も見事です。余裕のある声で情感にたっぷりに唄うジョーのバラードも良いですね。さてバックです。所有盤がこれまたFSRの再発なもので,この貧弱なジャケにはなんら解説がないのです。あまりにいい、リラックスしたバッキングをしてくれるこのクインテット,果たして・・・???。元々ブラインドフォールドが苦手で「知りたいなぁ。」と思っていたらネット上に解説してくれていたスペイン語のサイトにありました。Joe Williams (vo), Harry "Sweets" Edison (tp), Jimmy Forrest (ts), Hugh Lawson (p), Ike Issacs (b), Clarence Johnson (ds)。けだし納得。ジョーの代表的名盤にあげていい一枚と思います。

ネットでメンバーを知りますます好きになった一枚です。FSR盤っていう以外はパーフェクトな一枚ですね。