鉢植で冬越した山シャクヤクが、
昨年より大きく咲いてくれました。
知人より庭植えのものを頂いて、
枯らしたことが2回。
今回は、
地面に下ろさず鉢のままでと、
3回目の挑戦でした。
黒百合と同じ置き場所で育てました。
鉢の置き場所も合ったのか、
ご機嫌でスクスク育ち昨年より大きくなり、
茎も2本になりました。
普通のシャクヤクより楚々としていていいものです。
でも、
山で見かけたら、
そっとして置いてほしいのです。
その場が合って咲いているのですからとらずに。
手元で咲かせたいときは、
種だけ半分頂いて気長に育ててほしいです。
シラネアオイも昨年、
知人に頂いた種を撒いておきましたら、
数本芽がでました。
実生シラネアオイ。
こんなことを書いていると、
子供時代に坪庭伝いに行った山の、
ササユリの香りが漂ってくるようです。
山の花は、
山にあってこそ、
その美しさを醸し出すのではと、
あのササユリの姿が、
半世紀以上たった今でも浮かんでくるのです。
ササユリは、
嫁ぎ先の山でも見かけたのですが、
もう掘られてしまい咲いてはいないでしょうね。