最近、あちこちでナツツバキの花を見かけるようになりました。きのうの暑さで、我が家のナツツバキもやっと開花しました。花、葉ともに優しさが漂い、趣を感じます。ヤマボウシが筋っぽくて男性的なら、ナツツバキは柔らかさがあり女性的、そう思うのは私だけでしょうか…。
朝、裏庭でオコギの新芽を摘んできました。沸騰したお湯に塩をひとつまみ入れてさっと茹で、冷水でさっと洗ってから軽く絞り、みじん切りに。細かくなったら、おかかを入れて醤油をかけ、混ぜ合わせて出来あがり!それを炊きたての熱々ご飯にのせていただきます。
夫の実家に行った時、義母がよく作ってくれました。少し苦味があるのですが、それがまたいいのです。「オコギの香りだぁ~」と味わいながら食べます。ほかの料理がなくてもこれだけでおかわりするほどの美味しさなのです。「この味、この味だよ…」―娘たちもそう言いながら、大好きなオコギを食べています。
彼女たちにも伝授(料理というほどのものではないけれど…)しようと思っています。
オコギはウコギが本来の名前だそうです。昔は垣根に植えている家が多く、食料不足を補っていたと聞きました。山に自生します。私も山道を車で通っていた時、偶然にもオコギを見かけたことがあります。車から降りて確認し、「ほんとに山にあるんだ!」とへんに納得し、なんだかうれしくなったものです。
義母の家に遊びにいくたび、食卓にのぼりあまりに美味しかったので、株分けしてもらってきたオコギ。今、我が家の裏庭で元気に育っています。オコギを摘みながら、料理上手だった亡き義母を思い出しています…。
夫の実家に行った時、義母がよく作ってくれました。少し苦味があるのですが、それがまたいいのです。「オコギの香りだぁ~」と味わいながら食べます。ほかの料理がなくてもこれだけでおかわりするほどの美味しさなのです。「この味、この味だよ…」―娘たちもそう言いながら、大好きなオコギを食べています。
彼女たちにも伝授(料理というほどのものではないけれど…)しようと思っています。
オコギはウコギが本来の名前だそうです。昔は垣根に植えている家が多く、食料不足を補っていたと聞きました。山に自生します。私も山道を車で通っていた時、偶然にもオコギを見かけたことがあります。車から降りて確認し、「ほんとに山にあるんだ!」とへんに納得し、なんだかうれしくなったものです。
義母の家に遊びにいくたび、食卓にのぼりあまりに美味しかったので、株分けしてもらってきたオコギ。今、我が家の裏庭で元気に育っています。オコギを摘みながら、料理上手だった亡き義母を思い出しています…。
数年前、園芸店で季節の花や用土を購入した時におまけでもらったもの。四弁の小さい花は鐘の形をしていてとても愛らしい。知人にいただいた手づくりの蔓籠に入れて楽しんでいます。
ベンケイソウ科セイロンベンケイ属植物。熱帯アジアの原産。多肉で小形の多年草。鐘形4弁の赤・橙・黄などの小花を群がってつける―(広辞苑から)
ベンケイソウ科セイロンベンケイ属植物。熱帯アジアの原産。多肉で小形の多年草。鐘形4弁の赤・橙・黄などの小花を群がってつける―(広辞苑から)
コッツウォルズ初日の宿は「ニュー・ファーム」。
素朴な焼きたてパンの美味しさとオーナーの親切は生涯忘れることはないだろう。
駅まで送ってくださるという、言葉に甘えて車に乗せてもらった。ものすごいスピードで走るので、あっという間に駅に到着してしまった。
まずはモートン・イン・マーシュのインフォメーションセンターへ。
コッツウォルズの観光パンフレットや地図、絵葉書など無料のものから有料のものまで並んでいる。今日は夕方までに、スノーズヒルのB&Bに行けばいいので、それまでこの街を周遊しようと思ったが、荷物を預けないことには身動きできない。そこで、インフォメーションセンターの女性に荷物を預かってもらえる所を尋ねたが、やはり無いと言われた。個人旅行の難点だが、仕方がないとあきらめた。
今夜の宿のB&Bまでは、タクシで行くことにした。センターの彼女にタクシーを呼んでもらい、娘と2人で乗り込んだ。運転手は陽気な人で、おしゃべりをしながら車を走らせる。「ここのところ急に寒くなって、雪が降り出した」「カッスルクームは羊が多く、この辺は暖かくなるとラベンダーがたくさん咲いてきれいだ」などといろいろ教えてくれた。
しばらく車を走らせ、スノーズヒルの村に着いたが、彼はB&Bの場所が分からないらしく、インフォメーションに電話をして再確認する。雪が静かに降りしきる中、水分を含んだ路面を走る車輪の音だけが響く。絵本の世界に迷い込んだような小さな村=写真=が姿を現した…。その村の中心を通り抜け、雪に覆われた丘陵に目的の宿「シープスコーム」があった。街が見晴らせる素晴らしいロケーションに心が踊った。 (つづく…)
素朴な焼きたてパンの美味しさとオーナーの親切は生涯忘れることはないだろう。
駅まで送ってくださるという、言葉に甘えて車に乗せてもらった。ものすごいスピードで走るので、あっという間に駅に到着してしまった。
まずはモートン・イン・マーシュのインフォメーションセンターへ。
コッツウォルズの観光パンフレットや地図、絵葉書など無料のものから有料のものまで並んでいる。今日は夕方までに、スノーズヒルのB&Bに行けばいいので、それまでこの街を周遊しようと思ったが、荷物を預けないことには身動きできない。そこで、インフォメーションセンターの女性に荷物を預かってもらえる所を尋ねたが、やはり無いと言われた。個人旅行の難点だが、仕方がないとあきらめた。
今夜の宿のB&Bまでは、タクシで行くことにした。センターの彼女にタクシーを呼んでもらい、娘と2人で乗り込んだ。運転手は陽気な人で、おしゃべりをしながら車を走らせる。「ここのところ急に寒くなって、雪が降り出した」「カッスルクームは羊が多く、この辺は暖かくなるとラベンダーがたくさん咲いてきれいだ」などといろいろ教えてくれた。
しばらく車を走らせ、スノーズヒルの村に着いたが、彼はB&Bの場所が分からないらしく、インフォメーションに電話をして再確認する。雪が静かに降りしきる中、水分を含んだ路面を走る車輪の音だけが響く。絵本の世界に迷い込んだような小さな村=写真=が姿を現した…。その村の中心を通り抜け、雪に覆われた丘陵に目的の宿「シープスコーム」があった。街が見晴らせる素晴らしいロケーションに心が踊った。 (つづく…)