心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

「叶」の表す意味とは

2013-12-13 | 富山 二人展
                              「叶」 (半紙1/2)


富山での二人展に出品中の「叶」15種の中のひとつ。


「叶」は会意文字
口+十で叶、十は「多い」の意味。
多くの人のことばが調和するの意味を表す、と。
また、「協」の古字とも。

「協」は、「十」+「力・三つ」で、「大勢の人が力を合わせる」の意味なのだけど、
つまりは、夢が叶うには、たくさんの人との調和が必要ってことなのかしらん。


こんな衣装を着せました。




でもって、そんな意味を持つ「叶」にはこの曲をば。
久々登場、大好きなPianoGuys バッハの曲。






私事追伸:

盲腸&腹膜炎の手術後入院中の母は、お蔭様で順調に回復中です。 
といっても年内かかるようでして

昨日は書道教室の後、皆さまがお稽古した半紙を持って病院へ。
刺激を頂き、元気になる準備をしなきゃと思ってくれたようでひと安心です。

今日は父の脳のMRI検査の結果が出る日。
そんなこんなの毎日も、らりらりら~と過ごしておりますです。

ありがとうございます 




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「游」と「遊」

2013-12-09 | 富山 二人展
                             「游」 (半紙1/2)

「叶」はちょっとお休みして、今日はこちらをば。
米三さんの会場では、藤澤さんの器とこんな風にお側に置いて頂いております。





あそぶには、「遊」と「游」があるのだけど、辞書によると

「遊」は、あちこち出歩いてあそぶ、
「游」は、位置を定めず水上を動き回る、という風に

土の上か水に関することの違いがあるようで。
しんにょう(しんにゅう)は、道や歩く事に関する意味を表すもの、ともありまして。

「游」は、「子供が鯉のぼりの吹流しの旗のように、自由に川で泳ぐ」
という意味もあると、どこかで聞いたことが。

生きていく上での一番の基本は、子供の頃のこの「游」によるものが大きいとも。

そんな思いを込めて書いた「游」です。


こんな衣装を着せました。
額は奥行きのあるBOXタイプ。




そしてこの「游」にはこの曲。 前にも登場したことあるけど。
動画もかわいい Radical Face ♪ Doorways 

コメント (4)
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「叶」の創作 No.3

2013-12-08 | 富山 二人展
                      「叶」 (半紙1/2)


昨日の続き、「叶」の創作、その3。

余白、空間に意識を集中。

この「叶」にはこの曲。
Mama's Gun ♪Let's Find A Way




こんな衣装を着せました。




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「叶」の創作

2013-12-08 | 富山 二人展
                           「叶」 (半紙1/2)


16日まで開催中の器の藤澤重夫さんとの二人展の作品「叶」から。

叶という文字は、口と十という単純な形の組み合わせなので、
どう変化をつけられるかあれこれと。

「形」にこだわらず、けれど根っこにはそこを意識しつつ、
どんな「叶う」をイメージし、どう表現するかという創作。

十の縦画は筆の割れによるもの。
左側のやわらかな包み込むような重なる円と、そこから伸びる直線。

たぶん以前見た、Sylvie Guillem の TWO に インスパイアされて。





作品は、白い木枠にこんな衣装を着せました。
落款はローマ字のsaori。清水路石先生刻。




こちらは会場風景その1。藤澤さんが写真を送って下さり。
書は「無」、隣にちょこっと見えるのは「無盡蔵」。




陳列の日、○川急便のトラックに乗って福島に寄り道した作品たちは、
無事午後には会場に到着したそうで。

それでも作業が遅れてご迷惑をおかけしまして、
ギャラリー担当の皆様にはお詫び申し上げます 
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富山 米三さんでの二人展のご案内

2013-12-05 | 富山 二人展
                              「叶」


明日6日~15日まで、富山県 D-SQUARE(米三)で、器の藤澤重夫さんと二人展が始まります。
今日は搬入、陳列の日なのですが、残念ながら伺えず・・なのですが。

で、ですね・・3日の夜、大きなダンボール2つと大きめの額を一つ荷造りして
近くの○川急便に持ち込んで、余裕を持ってお送りしたつもりなのに・・

今朝米三さんに確認のお電話をしたら、3つのうち1つしか届いていない・・と
○川急便にも確認したら、な・・なんと・・!
3つのうち2つは、ふ・ふ・・福島県に行っちゃってるというではありませぬか

なんとか今日午後には着くようお願いをしているところですが、
陳列をして下さる方々に申し訳なく、ため息ついとります。。

無事夕方までには届くことを念じつつ、今回の作品をご紹介をば。

書が好きで、でも公募展にはもう興味はなく、とは言っても
一人になると何がしたいのか、できるのか自信もなく迷ってばかりでしたが、
書TENはじめ、このような発表の場を与えて頂けたことで、
書とことばと、そして私とが繋がった、自分らしい表現というのを
見つけられたような気がしています。

そんな思いを込めた作品です。

「叶」は15種、貼り込み作業も、一字一字の個性にあうようにと
私なりに衣装を着せました。

こんなキャプションを作りました。

 
          「叶」の文字から

  文字は、それぞれ意味やイメージを背負って存在していると思うのです。
  たとえば「楽」は明るい印象で、「悲」は寂しい印象だったり。

  けれども私は、文字を解放してあげたいと思うのです。

  たったひとつの文字にも無限の可能性があるということを
  墨と筆と語り合いながら、表現できたらと思っております。

  わたしたち一人一人にも無限の可能性があると信じて。
  それぞれの願いや思いが叶いますように。

  本日は、文字たちにお気持ちをかけて下さり、ありがとうございました。



お出かけの機会がありましたら、「叶」たちに会いにいらして頂ければ嬉しいです。



   
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富山 米三本店での二人展のご案内

2012-12-08 | 富山 二人展


今日12月8日~12月17日まで、富山県富山市にある 米三本店 で
器の藤澤重夫さん との二人展が始まりました。

今回、私は残念ながら伺えないのですが、昨日漆器売場の高井さんと増山さん、
そして藤澤さんとで展示作業をして下さいました 

藤澤さんの、たくさんの器に会えます。
私のは10数点、パネル、額、軸作品です。

お近くにお出かけの機会がありましたら、お立ち寄り頂ければうれしいです。
期間中、藤澤さんの器でお茶のサービスを頂けるそうです 



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