今日も禅語の「一雨潤千山」 いちうせんざんをうるおす
たった一雨で、あらゆる塵芥を洗い流してくれたかのような
美しい朝となったよ、って意。
つまりは、ほんのちょっとしたことで、
目の前のことが大きく変わることもあるのさねっていう教え。
心はいつもやわらかく、あるがままを受け入れられたら
ある日、ふとしたことがきっかけで、ご縁や幸運が巡ってくるかもよ~ってね
久々に今日の1曲は、大好きなBobby Mcferrinの中でも大好きな曲
今日も禅語の「一雨潤千山」 いちうせんざんをうるおす
たった一雨で、あらゆる塵芥を洗い流してくれたかのような
美しい朝となったよ、って意。
つまりは、ほんのちょっとしたことで、
目の前のことが大きく変わることもあるのさねっていう教え。
心はいつもやわらかく、あるがままを受け入れられたら
ある日、ふとしたことがきっかけで、ご縁や幸運が巡ってくるかもよ~ってね
久々に今日の1曲は、大好きなBobby Mcferrinの中でも大好きな曲
(はがき)
禅語の「万法一如」 まんぼういちにょ
すべてのものは本来、空であって帰るところはみな同じ、という意。
堅苦しい宗教としてではなく、ひとつの考え方としてこのことばの意味を
受け取ることができたなら、自分以外の人のことも少し・・大事に思えるような
世の中、みんなが幸せになんかなれないのよ。
だから自分が今、程々に幸せならそれでいいんじゃないの?
って、投げかけられた友人のことばに圧倒されて、
とっさに自分の気持ちを伝えられずに、ぐるぐると。
ふむ・・・人それぞれ、ほんとにいろんな価値観があるわけで。。。
ところで、背筋を伸ばして、真っ白い半紙に向かったとき、
半紙の中だけを見ていては、程よくまとまったとしても作品は小さくなる。
だから、なるべく半紙の外の、広い空気・空間を取り込むような気持ちで
いつも向き合っていたいと思う
狭い中で物事を考えていると、自分も同じ身分になっちゃうから
心の中にいつも、このことばを持っていたいと思ったなり
万法一如。
先日もご案内した 大五郎先生こと、渡部大語先生の個展が 今日9月30日~9月4日まで、東京銀座鳩居堂画廊で開催中。
激しい線の中にも情味のある、しなやかさの中にも譲れないもののある 大語先生の書も大好きです。
↓は、 大語先生のブログ 途上─書の道─ から拝借 先生の奥様が作られたという、6種類のポスター。 どれを見てもワクワク
大語先生のHPはこちら→ 「渡部大語「書」の世界
「種」 (はがき)
今日の民主党代表選挙の結果は、野田桂彦氏が新代表に。
代表に選出された後の演説での 『ノーサイドしましょう もう。』 のことばに、
はっとして、私まで真摯な気持ちに
政治に必要なのは
「夢、志、人情だ。今それらが足りないから政治への不信が出ている」と。
そして『怨念を超えた政治』と言われた心の内を思うと、
私感だけど、実直な人柄に好感が持てた
誰も信じられない、誰がやっても同じ、そう言って私たちが目を向けなくなっては
何も変わらないし、どこかの誰かの思うツボなのではとも思ったり
子供じみた文句ばかり言ってたり、足を引っ張り合うのはもうやめにして、
人情と志と夢のある日本人が、この国が、育つような政治をして欲しいなぁって思う
ノーサイド(no side) は、ラグビーでの試合終了のこと。
試合が終わったら敵も見方もなしって意味。
いろんな意見があるかと思いますが
(半紙)
久々に木簡臨書。
いつもよりやわらかい羊毛で書いたっていうのもあるけど
なんか鈍ってるなぁ・・を実感
墨も磨ったものではなく超濃墨の墨液だったので、筆のすべりも色も悪し、と言い訳。
だったら載せるな~って言われそうだけど、これも自分への戒め戒め。。
今日の反省を明日に生かすべしし。
昨日の読売書法展で拝見した、佐賀美園氏の作品が心に残って
何度も眺めては、いいなぁ・・という思いは、力になりにけり。
佐賀氏の作品部分。
またまた勝手に載せてごめんなさいです NGでしたらご一報下さいませ
大好きな作家の一人(残念ながら7月に亡くなられた)今井凌雪氏をどこか彷彿。 どこを見てもいいなぁ・・って
書の道も深くて遠いけれど、魅力的な作品に出会うと、心ワクワクドキドキと。 そんな時、書に出会えたことを、ありがたいなぁって
佐賀美園氏 右は作品アップ
今日は午後から読売書法展へ。
いつもなら一緒に行く母は、夏バテぎみで残念ながら伺えず。
ブログつながりの方が何名か出品されているというご縁で、
昨年初めて伺って以来、それまで遠い世界と思っていた書風にも
どんどん惹きつけられてます。
書の団体にいた頃は、変な話だけど、他の会の展覧会には何となく行きにくい空気が。
でも、今はフリーなので、いいなぁって思う書風も増えたのでして
今日は2会場あるうち、池袋サンシャインシティ文化会館へ。
入口すぐには役員の方々の作品が。
杉岡華邨氏、古谷蒼韻氏、日比野光鳳氏、高木聖鶴氏、榎倉香邨氏、
今年7月に亡くなった今井凌雪氏、尾崎邑鵬氏、新井光風氏、黒田賢一氏・・
撮影許可は頂いたんだけど、役員の方の作品の掲載は残念ながら遠慮しときます。
で、こちらもNGでしたらご一報下さいまし
会友、入選された方々の作品の中で、いいなぁって感じた作品をいくつかご紹介。
最初のは佐賀美園氏。豪放、躍動にして悠然、朴訥、温順。
一字一字、全体のバランスも好き いいなぁ・・って、しばし見入るなり
そして・・青山杉雨、上條信山、殿村藍田、村上三島、宮本竹逕・・といった
書壇で活躍をされた方々の書風を継承しつつ、どこかに現代性を感じた作品をば。
上: 佐々木知恵氏 辻 春樹氏
中: 加藤 翔琴氏 会場風景
下: お名前失念 鳥飼通一氏
上: 乗松利子氏 上野裕堂氏
下: 大山香陽氏 白鳥瑶月氏
受付で頂いた役員作品鑑賞ガイドには、
「古典と伝統を核としながらも、自己研鑽を怠らず新たな可能性と追及し
現代書道芸術の振興発展を・・」と。
最近、臨書もしてないし勉強不足なので、頭をゴツンとされた思いで帰宅
あぁ・・やっぱり書が好き。
余計なことを考えたり悩んだりしないで、只只日々、臨書を繰り返していたいなぁ。
全く、いつも思うばかりで怠けてばかりだけど・・
おっし。がんばるぞっと。
久々に長時間観ていたので、腰が割れそうだけど、とても充実した時間となりました。
Nさん、ありがとうございました
東京展は明日まで、サンシャンシティ文化会館と国立新美術館で。
その後は全国に巡回。詳細はこちらから→読売書法会
今年2つ目の月下美人が24日に咲きました。
いつもは同時に咲くのに、今年は少しずれて1つだけ。
たまたま花の下にあったダンボール箱に、ぷくぷくが陣取り
月下美人と美人対決をば。
月下美人ビームを浴びてみたり
あまりの甘くていい香りに、まいりました~ってなったり
この下にいたら、美人になれるかもって思ったり
で、翌朝、月下美人が短い花の命を終えた姿の前で、
中年オバサンのような佇まいでもって、あたしってきれい?って自慢げに
咲き始めから萎むまで、ずっと月下美人のそばにいたぷくぷく。
少しはこの気品も受け継いでくれるといいんだけど・・。
ま、飼い主に似るって言うからね
さて、軍配はどちらに
(はがき) 色反転したもの
昨日の「あ」を見て、なんだか元気ないの?と、ちらほらと。
そう言われてみたら、弱っちかったかな
でも、たった一字の「あ」から、ん?元気?って気にかけてくれて
それもこのブログのお蔭・・・ありがとうです
ま、そんな日もあれば、ぶっとんでる日もあればってことで。
それも私の生きてるひとコマなのでして
ってことで、今日はちょっとだけ太目の筆で、勢いよく書いてみたなり。
ichiiさんから、興味深いお話を頂き。
人相ならぬ音相というのがあるそうで。
それによると「あ」から始まる名前の人は、行動的でエネルギッシュだとか。
う~ん、確かにそうかも~。
色で言うと赤かな、と思って、構図は昨日と同じで、背景を赤にしてみたり・・
うん、赤と「あ」は合うかも。
皆さまは、「あ」からどんな印象を受けますか?
で、またこんな・・
追記:なかなかエネルギッシュとは言えぬ「あ」ですが、赤の色に支えられてるなぁ・・と。
人もまた、時に、どこかで誰かに支えられたり、誰かを励ましたり・・
(はがき)
年とともに、記憶力や理解力とか、いろんな力がちょっとづつ衰えるものでして。
ま、それも生きてる証拠なわけだけど
特に青魚が苦手な私は、脳にいいというその栄養素が、人より足りないわけだ・・と
思って、最近DHAとかいうサプリを飲んでみたりしている
ま、気休めというか、飲んでるお蔭と思えば、変な力も湧いてくるものさね。
とはいえ、ここんとこ、なんだか頭の中がぼよよんと
紙に向かっても、書きたいものが浮かんでこなくて
「の」の字じゃなくて、「あ」の字ばかり書いていて。
で、はがきのどこに書くかで、「あ」の字の心情が違うよなぁ・・って。
そう考えると、文字は文字だけでは伝えきれない思いがあるのか・・とか。
文字があって、空間があって、お互いがお互いの気持ちを分かり合えた時
誰かに伝わるものがあるのかな・・とか。
きっと、人と人もまたしかり。
まわりの誰かや何かに刺激を受けたり、傷ついたり支えられたりしながら
自分を見つけたり生かすことができるのかな・・って、ふと
そっかぁ・・・って、「あ」の字を書きながら。
色んな「力」は衰えても、いくつになっても想像力、創造力だけは
失いたくないですねぇ
で、「あ」で色々遊んでみたなり。馬子にも衣装、着せ替えは楽し~い。
↑どこか頼りなげだったから、四隅を引っ張ってあげてみた。
↑割とサバサバした印象の「あ」だったから、背景はシンプルな紺色にしてみた。
↑寝ぼけてるっていうか、今の私に似てるかも。
はがき
今日午前中は絵手紙教室。
なのに、なぜかこんなこともやってみたりして。
「清雲去炎暉」 清雲炎暉ヲしりぞク
涼しげな雲が夏の暑い日差しをなくしてくれる の意。
墨流しをやったことがないというUさんのリクエストにお応えして、
じゃあちょっとやりますか~ってことになり
手でちぎった半紙を、水の中に2滴づつ、墨と顔彩をたらした上に
さっとくぐらせると、偶然の模様が次々に。
それを乾かして、はがきの適当なところに置いて、さて文字はどこに?って。
たったかたったか・・と書いたので、文字はかなりいい加減だけど
ちぎった半紙の形も模様も、それぞれ違うから、空間探しをあれこれと。
で、文字の線も細くてちょっと色がなくて暗いから、意外と紫が合うかも~と
アクセントに勢いよくひと筆を入れてみる。
始めると、楽しくなって止まらなくなるのでして。
こんな遊びは、バランス感覚を鍛えるのによいかも~
さて。
昨日までの肌寒さが嘘のような、お昼からはまた蒸し暑さが戻り。
しばらくまた暑いようですが、晩夏を健やかにお過ごし下さいませ。