越智麗川氏 「黒風白雨」 (部分)
今日は鎌倉芸術館で、明日25日まで開催中の第22回書展 グループ墨花 にお邪魔しました。
越智麗川氏、鈴木鵬舟氏、向田湖蝶氏、福嶋翡舟氏 守屋秀翠氏 榎本大城氏の6名の作品と
賛助出品として城所湖舟先生の作品も入れて36点。
落ちついた雰囲気の会場には、今年もたくさんの方がいらしていて。
漢字、仮名、篆刻、臨書、創作とそれぞれの方の魅力に溢れる作品を拝見させて頂き、
私も、何か書いてみたいなぁという創作意欲が湧いてきました。
会期中なので、作品はほんの一部ご紹介させて頂きます。
越智麗川氏 「風立ちぬ いざ生きめやも」 (写真がうまく撮れてなくて
)
淡い水色の縦の線の入った紙に、何気なくさりげなく書かれているようなのに
ことばの力と、一字一字の文字から、どこか叫びのようなものを感じ。
越智氏の作品は、いつも弱き立場の側からの代弁者のようでありながら
さりげなく誰かの傍らで寄り添いながら、静かに力強く応援しているような
深い慈しみと温かさを感じます
この作品、私はとても好きです。
しばらく、作品の前で佇んでしまいました。
そしてこちらは、向田湖蝶氏の篆刻。イチイという木で刻されています。
今回は、城所先生を囲んで6名のメンバーの方のお名前が花びらになっているそうでして。
今回で22回目とのこと、メンバーの皆さまの絆も感じつつ、
それぞれの方の作品に触れ、心豊かな気持ちになりました。
会場等詳細は→
こちら
その後夕方からは、友人と矢野顕子さんのリサイタルへ♪
自由で大らかでどこまでも優しさに溢れていて、あっけらかんと楽しそうに歌われて
私は何をやってるんだろう・・ってため息と、迷ってないで、いい訳考えてないで
こんな私にもできること、ひとつづつ形にしていきたいと、願うたなり