心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

千手ヤツデ観音

2013-04-29 | 植物・畑・公園


近所の林を散策中に出会ったヤツデ。
新しい葉が開く前の姿、なんか千手観音みたいでしょ 

全体はこんな感じ。



花も実もつけていて。
緑色の葉の足?・・茎の部分といい、なんと力強いことよ。

初めて見る姿に、思わず手を合わせ 

そうだ! 力強く生こうぞよ 

そんなことを思ったら、以前 ゴルフィーさん とこで見た
Where the Hell is Matt? 2008 が見たくなって。

でもって、2008があるってことは・・と検索したら、やっぱりあった~。
新しいバージョン、Where the Hell is Matt? 2012

世界のあちこちで一人だったり、現地の人とだったり~
ただダンスすることで、こんなにも元気と楽しい!と勇気をくれるってすごい!
さぁ~ご一緒に~ 



おまけ~ 

Where the Hell is Matt? 2005

Where the Hell is Matt? 2006

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書展レポート

2013-04-28 | 書展・展覧会情報
                      前田次郎氏 「いろは」


昨日は午後から友人と銀座の書展巡り。
まずは、岡本光平氏主宰の「墨と線の協奏曲」。

写真撮影は残念ながらNGだったので、画像はないのですが、
軸装や額装にも柄模様の布を使っていたり、インテリアとしてそのまま飾れるような作品ばかり。

今回、撫子さんとおっしゃる女性の「芽」の文字を書かれた作品があり。
下方が土をイメージした茶系、上方は爽やかな空色の軸装で、
空色の部分に、アクリル絵具で空に伸びていく草の芽と葉の絵を書かれていて、
伸びやかな「芽」の文字と、全体の雰囲気が明るくて楽しい作品で心に残りました。

それから、いろはのかな文字を1枚づつに書かれて、縦のアクリル額に配置された
丸山氏の作品、美游さんの3Dのように見える作品、白子さんの滲みを生かした作品、
それぞれの思いを感じる見ごたえのある展覧会で、刺激を頂いてきました。

その後、資生堂ギャラリーでの椿会展、鳩居堂画廊での不手非止同人展、前田次郎作品展、
セントラル美術館での秀華書展、かなの桂紅会書展、墨華書道展にも。

最初の画像は前田次郎氏の、「色は匂えど・・」の軸装作品。全体はこんな感じ。
受付には、醜美展でお目にかかった柿田さん がいらっしゃり



そして昨年もお邪魔した不手非止同人展


昨秋亡くなられた小木太法氏との思い出を綴られた小野寺啓治の作品も。

セントラルでの秀華書展会場では、偶然にも石川芳雲先生、宮山一琴先生にお目にかかり
世の中せま~いと、嬉しくなり

こちらでは、今年も慶徳紀子氏の作品が一番心に残りました。
今年は写真OKでしたので、1枚だけ・・ 


慶徳紀子氏

たくさん歩いて疲れたね~ってことで、友人お薦めのお店で腹ごしらえ。どちらも美味でした



そうそう、途中で野花専門のお花やさん発見。裏には茶房もあるようでした。
銀座も歩いてみると、小さいお店もたくさんみっけ。 たまには散策を楽しみたくなりましたとさ。




 追伸
こちらも更新しましたので、よろしければ~ インテリアの書
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展覧会─墨と線の協奏曲と佐村河内守

2013-04-27 | 書展・展覧会情報


今日は、先日ご案内した↓展覧会、銀座 ベストインテリア書展 ─墨と線の協奏曲─ に
お邪魔してきま~す。
 
岡本光平さん主宰のCACA現代アート書作家協会の方々の展覧会です。

サブタイトルに『ベストインテリアの書展』とあるように、現代的な創作作品が楽しめると思います。

以前ご紹介した、同門の大先輩の 白子谿雪さん とブログでご縁を頂いた
デザイン書道家の 大谷美游さん も出品されています♪ 


  会期:明日4月28日(日)まで! 
           am11:00~pm6:00 最終日pm4:00まで
           
  会場:タチカワ 銀座スペース Atte
       東京都中央区銀座8-8-15 青柳ビル
       タチカワブラインド
       銀座ショールーム内 B1F
       TEL:03-3571-1373



昨年お邪魔したCACA現代アート書展と白子さんの作品は、他にもこちらから
(←ずずいと下までどうぞ)ご覧になれます。


そしてそして 

本日4月27日午後3時Eテレで、『佐村河内守 魂の旋律~交響曲”HIROSHIMA”~』が
放送されます。 

詳細は→ Eテレ

    →魂の旋律 音を失った作曲家~佐村河内守

オンタイムでは見れないので、録画しなきゃ。。



 追伸:明日28日まで、銀座鳩居堂画廊では、昨年もお邪魔した不手非止同人展と、
前田次郎氏の個展も開催中のようなので、こちらもお邪魔したいと思いま~す。



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蘭秀会書展レポート~最終回

2013-04-24 | 蘭秀会書展
                 左から、沙於里、母、中平先生、母。



蘭秀会書展は始まってみると、あっという間の4日間でしたぁ 

搬出後は気が抜けて、荷物の山はまだほぼ未整理のまま我が家を占領していて、
最終日、家に帰るとみーにゃ(我が家の猫さま)が体調を崩してしまい、
病院に行ったりと落ち着なくて、遅くなりましたが~ 作品のご紹介の続きをば。


まずは、↑の写真の左端の作品アップ。「非思量」(ひしりょう)



禅語。
いろんな解釈があるようですが、私は、量=あることないことを思うに非(あら)ずっていう意味がしっくりと。
そして、そんなことしてるんだったら、心静かに座るがよろし、とな。

・・・って意味なのに 今回は悩み過ぎの感あり、今までの作品とはちょっと違う感じに・・。
縦、横と全然違う構図、ポーズ、線質で20種位書いた中の1枚。
もう自分でもどれがいいのかわからなくなって、なんと・・今回は教室の皆さまにも
ご意見伺ったりなんかして 

最終的には、納得がいくということではなくて、今回の自分のやってみたかったことの「途中」的な
この作品になったのだけど、この欲求不満感を、まだまだ知らない自分の発見につなげられたらと
前向きに前向きに。。 

でもって、こちらは「一期一会」(全紙)
ご縁がぐうるりと廻っている風をイメージして書いたつもりですが、これも、途中的作品ですねぇ。
初めは見るのもはばかる感じでしたが、会期中眺めていたら、目が慣れたのか少し愛情も湧いてきました



今回は、いろいろと思うところあり、迷うもよろし、と勉強になりました。

さて、皆様の作品の続きです。


森さん


86才の牧田さん


栗田さん


左:丸田さん 右:大橋さん


今回初出品の渡邉さん


こちらも今回初出品の窪田さん


皆さま、お疲れさまでした  ありがとうございました。

来年も4月の第3週に、既に会場の予約をしました。
また来年の展覧会をひとつの目標に、お互い楽しみながら切磋琢磨してまいりませう。

ブログでおつきあい下さいました皆さま、ありがとうございました 
これからもどうぞよろしくお願いいたします 
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蘭秀会書展レポート~その3

2013-04-22 | 蘭秀会書展

本日無事、第20回蘭秀会書展終了しました。

週末は生憎、寒くて冷たい雨の降る天気となりましたが、
お越し下さいました皆さま、ありがとうございました。
頂いたお言葉を励みに、また気持ちも新たに日々精進していきたと思います。

そして蘭秀会の皆さまも4日間、ありがとうございました 

20回展という節目の年に、勝手に~ではありますが皆さまとの絆が深まったような気がしています。
いろんな出会いと別れもありましたが、そのひとつひとつが思い出されて、感慨深いです 

さて、皆さまの作品をご紹介していきます。

まずは、今回木簡を書かれた久保田さんの作品をば。
木簡の木の感じを出しては~ということで、私は以前柿渋で染めたことがありますが、
こちらは紅茶を刷毛で塗って乾かしてから、書かれたそうです。



裏打ちをしたら更に味が出て、そして何よりも作品の迫力に圧倒されます。
堂々としていて迷いがなく、凛々としていて、気持ちが晴れ晴れとしてきます。

そしてこちらは遠藤さんの甲骨文「順心」。
「順」の表情が、膝まずいて祈りを捧げているように見えて、なんともいえない心の安心を感じます。



こちらは通信で勉強されている全紙に書かれた荒井さんの「色即是空空即是色」。
普段は半紙のお稽古だけなのに、いきなりの全紙サイズの挑戦でしたが、
素直で生き生きとした線、息の長さ、全体のバランス、見ていて飽きないです。





左から森澤さん、中井さん、久保田さん 

中井さんの楷書のいろはは、まず色鉛筆で枠組みを引くことから始められ。
きれいに引けた時は、文字を書くのを失敗しないか緊張されたそうで 


左から荒井(瑤)さん、堀越さん、宮井さん


左から角さん、川野さん、小林さん


左から増田さん、佐藤さん


左から遠藤さん、森さん、阿部さん


この続きはまた順次アップしますので、おつき合い頂ければ幸いです。

こちらでもご紹介下さいました~

*忘己利他

*Yoz Art Space

*父ちゃん坊やの普通の写真

*香彩日記

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中平南谿先生の「白首相対」

2013-04-21 | 蘭秀会書展


今日は早くも蘭秀会展最終日。
週末はあいにくのお天気、雨に加えて寒い・・・。

さてと、今日は中平先生の作品を。
「白首相対」

白首は白髪に同じ、つまり共に白髪になるまで相対していようぞよ、の意。

今年で26年目、20回展を向かえ、先日の懇親会ではお互い共に歩んできた道のりを語り合い、
これからも、あちこち痛いところや不自由なところがあっても、一緒に書を楽しみたいですねぇと。

そんな記念展にちょうどいい句です。

中平先生の作品は、今拝見しても新しく、強さの中にたおやかさを感じます。
この境地には到底辿り着けませんが、その気持ちに憧れる気持ちを頂いています。


そして~昨日は、午前午後と体験教室がありました。
午前は母の楷書、午後は私の木簡。

人数は少なかったのですが、その分じっくりたくさん書き書き。
ブログつながりの香彩さん、岐阜からのぼるさんまで駆けつけて下さり~。



愉しいひと時をご一緒させてくださり、ありがとうございました。

今日も更に寒くなりそうでが、愉しんできます
皆さまの作品は、また順次。


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蘭秀会書展レポート~その2

2013-04-20 | 蘭秀会書展
                      

昨日は前日とは10℃も気温が下がり、肌寒い一日でした。
私は夕方だけ会場に行きましたが、2日目も無事終わり、早くも残り2日。

今回は迷い迷い、苦しい書作となり、その原因がわかっているのに
とうとう乗り越えられず・・だったので、自分の作品を見るたびに
(というか、あまりよく見てないんですが)ため息ついてます 

というわけで、最初の画像のは「花開萬人集」(半切)の部分。
全体はこんな感じなんですけどね。。あうう・・



まぁでも、強いて言えば、苦しいまんまの「今」の自分がそこにいて、
可笑しくもあり、肩を並べて一杯やりたくもなるといいますか~
それはこれでよい経験、いい記録となりました・・ということで、お目汚し、ごめんあそばせ。。
他に小品等数点ありますが、またあとで。。

でも皆さまの作品は力作揃い! 是非お立ち寄りくださいませ。

会場風景から順番に、作品をご紹介していきます。










そして母の作品。


いその神ふりにし人をたづぬればあれたる宿に菫つみけり


無言獨上西樓 月如鉤 寂寞悟桐深院 鎖清秋 翦不断 理還亂 
是離愁 別是一般滋味在心頭


皆さまの作品は、まだ写真を撮ってる時間がなくて、今日こそ撮ってきます。

 それで~今日は、体験教室「書道に親しむ」を開催します。

 午前11時~ :母の「点・画・線を書く~楷書の基本」
 午後1時半~:私が担当の「木簡」

どちらも当日先着受付、無料ですので、お気軽にご参加くださいませ。

今日も更に寒く天気も悪そうですが、お越し頂けるようでしたら
どうぞ温かくしてお出かけ下さいませ 

ではでは~会場で、また拙ブログでお待ち致しております 


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蘭秀会書展~それぞれの「飛」

2013-04-19 | 蘭秀会書展
                               それぞれの「飛」 (寸松庵色紙)
                     

第20回蘭秀会書展がスタートしました。

昨日は9時に会場集合、いつものように全員で陳列作業。
例年のごとく、お花を生けるチーム、会場設営チーム、受付準備チーム、
そして1階ロビーに飾る↑皆さまの「飛」のボードの陳列チームに分かれて、テキパキと。



東洋額装の心強いお二人のスタッフの方と、もう30年近いお付合いを頂いている書道具屋さんの
機山堂のHさんは、今年も山梨から助っ人にお越し下さり~ありがとうございます

今年は人数も作品の点数も随分少なくなって、どうなることやら・・と心配していましたが
いつもよりゆったり展示できたことで、作品たちは喜んでいるようで
お蔭様でちょうどいいアンバイに落ちつきました。

きちんと表具された皆さまの作品は私にもどれも感慨深く、いとおしく感じましたが
自分の作品は、うううう~ん・・・

今年はほんに、迷って迷って苦しい作品作りでしたので、納得のいく作品ではなく
お恥かしい限りでごじゃいます。。

陳列作業は11時過ぎに無事終了→近くの和食屋さんでランチを兼ねて毎年恒例の懇親会。
今年はお一人づつ、作品への思いなどを語って下さり、親睦も深まった気がします 

毎年恒例となった荒井さんの詩吟は、今年の出品作「江碧鳥愈白・・」と
若山牧水の句を吟じて下さったり、司会の中井さんは、漢字検定2級のクイズを作って来て下さり、
正解者にはかわいい飴玉プレゼント~もあったり、楽しいひとときでした。

幹事の中井さんはじめ、皆さま、ありがとうございました 

今年は何年振りかで、母が着物を着てきたので、記念写真をば。
このお着物、20年前に買ったくせに昨日仕付け糸を取ったそうで。



去年の蘭秀会展の後、急に足の痛みに襲われてから、気持ちがふさぐ日もある母でしたが、
昨日は朝からだったのに元気に過ごし、わが母ながら、綺麗でした

お越し下さいました皆さま、ありがとうございました 

今日19日は、私は会場には行けませんが、20日・21日は会場でお待ち致しております。
作品はブログでも順次アップしていきますので、またお立ち寄り頂ければ幸いです。
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蘭秀会書展 今日は初日

2013-04-18 | 蘭秀会書展
                           歩けば 「歩」50種  (写真撮影 M・Hさん)

今日4月18日(木)~21日(日)まで、愈々蘭秀会書展が始まります。
今年は、いつになく迷ってばかりで、納得のいく作品とはいかずお恥かしいのですが・・。

母と私も入れて24名の30点程と、日展参与でいらした母の師、
(故)中平南先生の作品も展示させて頂きますので、
お近くにお越しの機会がありましたら、是非お立ち寄りくださいませ。

その他、昨年12月、あざみ野での書TENに出品していた 歩けば 「歩」50種 の作品も。
年末で行けなかったので見た~いと、ちらほらとご連絡を下さり~ありがとうございます

ということで、全体では80点近くの作品を展示します。

今日は朝9時集合で、東洋額装さんと皆さまとで搬入、陳列作業のあと、近くのお店で懇親会。
11:30~ご覧頂けますが、私も母も、1時半頃までには会場に戻る予定です。

見かけましたら、どうぞどうぞお気軽にお声かけてくださいね。

ではでは、会場またはブログで、お待ちいたしております。






こちらでもご案内頂きました

 タウンズウェブ の→ 多摩のイベント情報
 東京新聞ショッパー 4/18号
 神奈川新聞 4/18 朝刊

 忘己利他

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母の書

2013-04-16 | 蘭秀会書展
                                (半紙)


母と私、同じ「書」を学んでいますが、師は違うのです。
母の師は、日展参与でいらした(故)中平南谿先生。

母は気づいているのかどうかわかりませんが、私から見たら、
母の書は中平先生の雰囲気が漂っていて。

こんなことを言うのはどうかと思うけれど、中平先生の書は、阿波踊りを連想するのでして 
地に軸足をしっかり沈め、からだは安定感を保ちつつ、
手は軽快で切れ味よく、自由自在に踊っているような。

検索したらこちらに→ブルーの「書自由也」ブログに中平先生の作品があったのでご紹介。
(勝手にリンク・・すみません

品格を漂わせつつ、飄々とした風情は、とても真似できる世界ではないけれど、
最後の「光」の文字の左払いと終筆は、中平先生の癖字で、母のそれもまさにいつもこのポーズ。

久々に中平先生の書を拝見して、なんだか嬉しくなりました。

母には母の世界があり、私には私の追い求める世界があって、
お互いが刺激し合えることに感謝をしつつ、これからもよきライバルとして
また、よき理解者として一緒に書を愉しみたいと思っています 

あさって18日から始まる蘭秀会書展では、中平先生の作品も展示させて頂きます。
今年の作品は、扁額の「白首相対」。

お立ち寄り頂ければ幸いです。


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