心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

いわもとけいこさんの帽子

2016-08-31 | つなぐ展

つなぐ展の発起人でもあるいわもとけいこさん。
各地のカルチャー教室で、手縫いの帽子教室の講師もされています。

2014年6月に、今回お世話になるギャラリーで、
岩元さんの帽子とコラボ展(ここをクリック)の機会を頂き、
初めは、帽子と書?と思ったりもしましたが、なかなか楽しい企画でした。

ミシンを使わず、ちくちく一針一針縫う手縫いの帽子は、
微調整ができるので希望のサイズに仕上がるとのこと。

ツバ付きの基本型-クロッシェ(釣り鐘型)、
ベレーやキャスケットといった応用のデザインまで
本格的な技法を学ぶことができます。

洋服を着る感覚で帽子を楽しんでもらえたら、と
おしゃれなかぶり方や選び方についてレクチャーもしてくれます。







つなぐ展 第2章 もったいない!から素敵へ!では
着なくなった洋服などをリメイクして素敵な帽子に~っていうのも 
私の冬のスカートも、かわいいベレー帽に変身しました~。

町田市玉川学園にあるアトリエでも教室を開催。
懐かしい足でこぐミシンや、帽子の木型を見ていると
なんだかわくわく~。不器用な私でもできそうな気がしています。





■いわもとさんのこの10月から始まるNHK文化センター横浜ランドマーク教室。
既に満席のようですが、キャンセル待ち受付中みたいです。
ステキにかぶる 手縫いでつくる “帽子”レッスン

さいたまアリーナ教室はまだお席があるようです。

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風の布

2016-08-30 | 書展・展覧会情報




久々に見る、彼女の手仕事。
うわぁ。そうそう、この色、この質感。

自宅での展示会や銀座のギャラリーでの個展の時に求めたストールは、
今も愛用しています。

この6月の蘭秀会展の頃に、顔を合わせて俄かにやることになった
今回のつなぐ展。

それぞれに仕事や子育て、介護もある中で、
時間に追っかけられながらも準備をしてきて。

なんでまた敢えて忙しいこと選ぶかなぁ‥と鼻で笑いながらも、
内心ワクワク、いと楽し〜

おがわみかさんの織も順調のようですぅ。


染めるのに選んだ植物は、葛やクサギ、藍、
ミント、ハルジオン、いろいろ。

庭を眺めながらの今回の制作は、
光、風、大地、想いながら。

光や風とかって感じるのは、
経糸を組み合わせていくときの
色と色の出会っているときから。

そして、緯糸が重なることで
想像していた布が目の前に。

まーそんな、いつもうまくいかないけど。

‥と、おがわみかさんよりメールが。

そんな、糸と糸の重なる瞬間の煌めきに
高校生の時に出会って以来、
おがわみかの「紡ぐ」「つなぐ」が始まったのでした〜


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アンクルコンサートのご案内

2016-08-30 | ワークショップ・ライブレポートなど

書道教室にいらしていた渡邉さんから、アンクルコンサートのご案内を頂き。

ご主人と始められた介護タクシーのお仕事が忙しくなり
教室はやめられたのですが、6月の教室の展覧会にお越し下さり~。

父母も一緒に行きたかったけどこの日は夜、毎月楽しみにしている
逗子マリーナでのJAZZ ライブの日でもあるので
一人でお邪魔してきます 

当日券はまだあるようですので、お近くの方はぜひ~。
HPがあったのでリンクします⇒竹が奏でる音

アンクルンはインドネシアの竹製の打楽器。
ジャワ島の西ジャワに起源があり、インドネシアの脳卒中センターでは、
リハビリの一環としてアンクルンを使用した音楽療法が
取り入れられているとか。

どんな音が奏でられるのか、わっくわく~です♪
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All my changes were there.

2016-08-30 | 前衛・抽象
                    

私の場合。

描き始めるまで、あれこれ寄り道が多くて
今やらなくてもいい、ベランダやお風呂場の掃除に夢中になったり。

おいおい、もういい加減始めなきゃいかんでしょ、と
お気に入りの音楽をボリュームアップして
ぼんやり猫を眺めていると、むくっと、そうほんと
むくっと描き始める。

一端スイッチが入ると、時間を忘れて
墨や紙がなくなるまで描き続けるのでして 

それは特に抽象作品を描いている時。
描くことで救われているのかもと、ふと。

でも、抽象ばかり描いていると、無性に文字が書きたくなる。
おっきな紙に、吐き出すように。

私にとって書は、自分探しのパートナー。
書に導いてくれて、ありがと 

今日の1曲はNeil Youngのこの曲。
大好きなKD Langバージョンで-Helpless

私の作品のイメージは、いつも音楽から

There is a town in north Ontario,
With dream comfort memory to spare,
And in my mind
I still need a place to go,
All my changes were there・・・



Helplessの日本語歌詞

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林 香さんの詩

2016-08-29 | つなぐ展

7日から始まる(えっ。もう来週だ・・)つなぐ展。
その第2章に参加の詩作人-林 香(はやしこう)さん。


林さんと昨日ご紹介した染織家のおがわみかさんは、高校・大学の同級生。
高校ではブラスバンド部で、家族よりも長い時間を一緒にいた仲。

大学はそれぞれ学部は違ったけれど、
青春時代の一番キラキラしていた時代だったかも 

彼女は大学を卒業後、某タウン誌で記者として活躍。
私も展覧会の告知などで、たくさんお世話になりました。

今回参加してもらえることになり、嬉しや~

手仕事と言葉と、違う世界のように見えるけど、
「つなぐ」を軸にしたら、表現の和が広がりました。


画像は、今回出品される詩から。
林 香さんからのコメント─

何を拾ったのかは・・会場で是非確かめて頂けたら嬉しいです。
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おがわみかさんの草木染めの織物

2016-08-28 | つなぐ展

9月7日から始まる、つなぐ展─第1章母から娘へ。
私と私の母、そして高校からの同級生おがわみかさんとお母さまが出品します。

自宅兼アトリエで制作中~と、おがわみかさんからラインが届きました~。

草木で染めた素材を紡いで織る作業。
絹と麻のストールになる予定だそうです。

アトリエの機の向こうには、夏の終わりのお庭が。
好きな景色なの~♪と。



素敵なお庭のマリーゴールドで染めた糸も入っているそうです。
つなぐ展のご案内は ここをクリック

私も作品の裏打ちや貼り込み作業に追われていま~す
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つなぐ

2016-08-27 | つなぐ展
                       「つなぐ」 (14.5×17.5cm)


先日ご案内した「つなぐ展」のDMの作品。
タイトルは「つなぐ」。

墨と色。
直線、曲線、強い線、細い線、擦れ、滲み。
それらの響き合いをイメージしました 

つなぐ展では、母と娘の「つなぐ」、同級生としての「つなぐ」、
異なる創作分野での「つなぐ」、作り手と来場者による「つなぐ」。

さまざまな「つなぐ」が新しい「つなぐ」へと広がっていけたらと願っています。

さて。
私は相変わらずギリギリまで作業するタイプでして・・
15才のぷくぷく(愛猫)が数日前から何も飲まず食わずで
毎日点滴に通いつつ、部屋はぐちゃぐちゃの中、制作ちゅ~

今日の1曲は~「つなぐ」の作品を描きながら聞いていたこの曲。
大橋トリオ はじまりの唄。 歌詞も沁みるですう~
歌詞は⇒ここ





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残暑お見舞い申し上げます

2016-08-22 | つれづれ
                         (はがき)


なんでもない一人一人の当たり前の日常が
穏やかで、かけがえのない時間でありますように。

久々の今日の1曲は~ やっぱり好き・・
Tom Waits - Take me home



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母と(父も)書を楽しむ

2016-08-21 | 母・父

高次脳機能障害の母がいる老健で、
来月母も参加する「つなぐ展 母から娘へ」の作品制作現場 

父が、今を生きているという思いで「今」を書いてもらったら?というので。

小筆、細めの筆、中筆、太い筆、4本を並べて、
力強い調子で「今!」って思って書くとしたらどの筆で書く?と質問。

「そうねぇ、じゃぁこの筆で」と選んだのは、いつも愛用していた仿古堂の雅という中筆。
私としては太い筆を選んで欲しかったんだけどね

運動能力は気力にも影響するわけで、初めは何枚書いても小さく書く。

スパルタな私は何度も、「お母さん、今~!って強く思ってみて~」と。
さて、どんな「今」ができたか、9月の展覧会でお披露目します 

横で眺めていた父が、
「それともう一字書いてもらおう。 悔・・お父さんと結婚して後悔しているだろうから」。

「そんなことないと思うよ、お母さんに聞いてみたら?」
で、母に直接聞いてみた。

「そんなことないわよ、でも瞬間瞬間にはあるかもしれないけど  」

普段、頓珍漢な会話も多いのに、こういう質問にはいつも的確なのであ~る

「ね?お母さんは後悔してないよ、後悔があるのはお父さんじゃないの?」
というわけで、選手交代、父が「悔」の字を書く。



「やっぱりお母さんの線には敵わないな」

線だけではない。
私も父も、今も昔も、母には何もかにも、敵わないのでありましたとさ 




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つなぐ 展 ~色・糸・布・紙・人~

2016-08-20 | つなぐ展

昨夏、初めての個展をやらせていただいた地元相模原市にある
ギャラリースペース游で、9月7日~つなぐ展 を開催します  
個展の模様→ここクリック(画面ずずいと下まで続きます)

游のオーナー小林明子さん、帽子作家のいわもとけいこさんと
あれこれお話をしている中で、明子さんが一番大切にしているテーマは
「循環」だということを伺いました。

いわもとさんと私も同じようなテーマを持って今後の活動を模索しているところでしたので、
「つなぐ」を軸に初めの一歩を~と、6人が集いました。
6人の「循環」「つなぐ」に思いをこめた作品をご覧いただければと思います 

第1章は、高校からの友人と、それぞれの母との四人展。 
 
 ■会期: 2016年9月7日(水)~9月11日(日)
 11:00~17:00 最終日は16:00まで
 
 吉村 毬さんは、手仕事の達人。
 今回は布、ステンドガラスの作品を出品します。

 そしてその娘、おがわみかさんは、大学で染織を専攻、
 自宅には大きな機織り機もあり、現在は中学校で美術の講師をしながら
 染織家としても活動しています。

 そして坂本谿泉は、私の母。(故)中平南谿先生に師事。
 木筆会理事。日展、産経国際書展、毎日展にも出品していた書家。
 
 けれど、ご存じの方もいらはると思いますが、現在高次脳機能障害中 
 母の生きざまを感じるかつての書作品と、現在の母の作品を展示。

 でもってその娘、沙於里は墨の作品。

無意識に、けれど導かれるように気がつくと、互いに母と同じ道を歩んでいました。 

表現することの楽しさを共有することができるしあわせに、
感謝の気持ちを込めて・・つなぐ~母から娘へ。


第2章は、使っていないけれど捨てられないものに、
ちょっとした工夫や遊び心を加えた作品をご紹介します。

まだまだ知らない自分自身を再発見できたらと、
つなぐ~もったいない!から素敵!へ をテーマにしました。

 ■会期:2016年9月14日(水)~9月18日(日)
 11:00~17:00 最終日は16:00まで 

 
 帽子作家 いわもとけいこ
 詩作人  林 香 (はやしこう) ←彼女も高校からの同級生です
 染織家  おがわみか 
 墨遊人  坂本沙於里


期間中、日替わりでワークショップも開催します。
詳細は順次、こちらでご案内させていただきます

母と娘の「つなぐ」、同級生の「つなぐ」、
異なる創作分野での「つなぐ」、作り手と来場者としての「つなぐ」。
さまざまな「つなぐ」が新しい「つなぐ」へと広がっていけたらと願っています。

会場で、え? あっ! の瞬間をお愉しみ頂けましたら幸いです。

ギャラリースペース游 地図⇒
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