心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

5月前半の書展情報~金澤翔子さんほか

2010-04-30 | 書展・展覧会情報

世の中はGWに突入・・。皆さまもどこかお出かけでせうか。
私はたぶんずっと家に籠もって、作品づくりに苦戦かと。
昨日も準備万端広げるも、書けず・・


というわけで? 今日は展覧会情報にて。
神奈川情報ではありますが、お近くの方で機会がありましたら 

昨年5月にもお邪魔した(←クリック)金澤小蘭こと、金澤翔子さんの般若心経展が
今年も鎌倉・建長寺で。

 *5月2日(日)~5日(祝) 10:00~16:00 5日は15:00まで
 *席上揮毫 5月3日8月)14:00~
 *鎌倉・建長寺 
   
 ●京都建仁寺展:5月10日~13日
  金澤翔子さん→HP


増田茅山遺墨展

 *5月6日(木)~9日(日) 10:00~16:00 9日は15:00まで
 *小田原 華岳山 福泉寺









◆茅花展
 石井抱旦氏 が主宰される照心書道会の社中展。



*5月19日(水)~23日(日) 10:00~17:00 23日は16:00まで
*茅ヶ崎市民文化会館

昨年の展覧会の模様は→こちらから

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ご縁が響きあったとき

2010-04-29 | つれづれ
                           「縁」
                       (画像背景替えました)


自分を素直に肯定できるならば、
他人が自分をどう思ってるかと気に病むこともなく 

自分の受容ができるということは
「相手を信じる」ということにもなるような気がする。

そう・・だから、相手を信じるということは
自分のことも信じられるということにもなるような 

ところで、ご縁というのも一方だけでは響かないわけで。

縁は、自分と相手があってのもの。
そして縁には、それぞれに音楽があるような。
それが響き合ったとき、おもしろいことが起きるような 

いろ~んな音楽を聞いて、もっともっと響き合いたいものです 


今日の1曲は、THE BLUE HEARTS の  1001のバイオリン
You tubeってとこをクリックして見ると、歌詞があります♪




最近、某CMで宮崎あおいちゃんが、かわいく歌ってる曲。
そのバージョンは→ ここをクリック


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只在~ただある ように

2010-04-28 | つれづれ
                         「桜」はがき倍版カード


今年の春は、三寒四温ならぬ、一寒一温を繰り返してる感じなり。
桜と新緑とこいのぼりが、一度に見られるのは珍しいこととか。

いつもと違う、思っていたことと違う、
そんな中でも、ただまっすぐに自分の体内時計を信じて
自分のあるべき様を見せつける自然の姿に、はっとさせられる。

美しいとは、ただそこにあるということだと思えてくる 

今心を惹きつけて離さないNujabesの音楽が
なぜこんなにも胸に響くのだろうと、何度も何度も目を閉じて聴いていた。

だって・・彼の音楽を聴いてから、筆を持てなくなったから。

その深く美しい世界を感じたとき
自分の中にちっぽけで嘘っぽいものを見つけたから。

数年前、「只在」~ただある を、作品のテーマにしていた時期がある。
その時の思いが、今また沸々と 

いつもの春らしくない気候の中、どこへも逃げずに晴れ晴れと咲き誇る
満開の八重桜を仰ぎながら、自分の中の探しものを掴めそうな気がした。

Nujabes Love sick (←You tube へ)



写真:町田市医師会HPより拝借

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丸八製茶場での三人展 今日最終日

2010-04-27 | 三人展 加賀での三人展 
加賀での三人展(←ずずいと下まで) は、今日27日が最終日。

写真は、先日藤澤さんが送って下さったTV画面。
23日の夜7時に放映された、地元ケーブルテレビの方が取材にいらしたそうでして。

書の実演でお邪魔した10日と11日のことは、今も感激の余韻が残るほど
よき出会いと、思い出深い時間を頂きました 

おそらく、私の進みたい道筋を示してくれたような 

これからそれをちょっとづつ、形にしていけたらと思っとります。

はてさて・・
「夢は目標だ」と高校の頃、当時部活の部長だったゴンが言っとりました。

夢などとでっかいものではありませぬが、ひとつの目標を頂きました。
本日最終日にあたり、改めてこの機会を下さった藤澤さんに感謝です 

搬入、陳列、搬出、片付け・・と、何から何までお世話になりっぱなしで・・
この場を借りてお詫びと御礼申し上げまする。
ありがとうございました。

お立ち寄り下さいました多くの皆様にも、改めましてありがとうございました。
また機会がありましたら、お目にかかれるのを楽しみに致しております 
(もしかしたら・・6月あたり・・?  )

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誰かのために

2010-04-26 | つれづれ
                           「花」 部分


書家と呼ばれる方々は、それぞれに色があり。
何を書いても、あぁ、あの方の書だとわかる匂いがあり。

この週末はずっと作品と向き合うも、これだというものを掴めぬまま
紙の山にため息をつくなり 

私の色はどんな色なんだろか。
私の匂いはどんな匂いなんだろか。

書いても書いても見えてこない。

自分のために何かをしようとしてもエネルギーは湧いて来ないもの、と
誰かが言ってた。

果たして作品も
私の場合、誰かのために・・がないと、イメージが湧いて来ないのでして。
もちろん自分の心の感激、興奮、衝動で書くのだけれど。

花はそんなこと考えずに、ただ咲くのだろうけれど。


今日も Nujabes-Flowers
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今、探しているもの

2010-04-25 | 書の話
                                「鳳」部分


昨日はお昼からずっと・・墨磨り機の回る音を聞きながら、作品づくり。

書きたいもののイメージはあったものの、思い通りのものが出てこない。
あっという間に磨った墨はなくなり、冷蔵庫にストックしてある墨も使い果たし。

自分らしい書って何なんだろう・・と自問自答。

今書きたいものは・・
屈託のないもの、大らかで力強いもの、けれど力の抜けたもの。
たぶん今の自分が探しているもの。

まだまだこれから、今日も探す作業は続くなり。
今お気に入りの曲を聴きながら → Nujabes -Luv(sin)pt.3 feat Shing02



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猫派と犬派

2010-04-24 | 
                           みーにゃ

久々にうちの猫たち。アップで登場。
みーにゃは今月で11歳、ぷくぷくは10月で9歳に。


ぷくぷく

子供の頃はずっと犬を飼っていた。
けれど私が高校生の頃、父が友人にもらったと言って猫を連れて帰ってきて。
でも後に、実は通勤途中のペットショップで見かけたその猫に一目惚れしたとかで、
買ってきたわけでして。

我が家に初めて猫が来た。
その猫はヒマラヤンという長毛の洋猫で、なかなか風格もありどこか威厳もあった。
額に入れて飾ってあったのをスキャンするのに剥がしたら、
経年劣化で剥げちゃったけど、美人でしょ。


マリー 

以来、すっかり猫派になり。
もちろん犬も大好きだけど、散歩している犬が、飼い主の顔を見上げて
確認しながら歩く姿を見かけると、好きに歩いていいのに・・って思っちゃう。
犬はそれがしあわせなのらしいけど、気ままが好きな私には心苦しく 

気まぐれな猫は、私にはちょうどよいようでして 
はてさて、犬と猫、あなたはどちら派ですかえ?

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百花繚乱はまだだけど

2010-04-23 | つれづれ
                             (半紙より横少し狭め)

百花繚乱(ひゃっかりょうらん) 色々な花が咲き乱れること。

このあたり、まだ花冷えが続いております。
父がせっかく植えた畑の野菜の苗も、先日の雪でやられちゃったようでして。。
でもって、今日もまた雨も降って寒くなるそうで・・。

そんなわけで百花繚乱とはいきませぬが、日に日に新緑は濃くなってますね 
お邪魔しているみのりさんのとこでは、もう春爛漫のよう。
ステキな写真がたくさんですよ~ → みのり写真ブログ

気がつくと五月はもうすぐそこ。
昨日は、5月20日からの蘭秀会展の皆さんの作品を整理しに実家まで。
実は母も私もまだ作品はこれから・・がしかし、リミットは過ぎている・・ 
母は同時にS展の締切、私も蘭亭会展の締切りも連休あたり・・

のんびり春を楽しむ間もないけれど、あとちょっとがんばるのだ~。
できればGWは、どこかへゆったりお出かけしたいものでございますう 


そんなわけで、今日は今、行きたいとこベスト3をご紹介。
どこも関東近郊でありまするが。。

三渓園

京王百草園

昭和記念公園


うちの近所の芝桜、どんどん絨毯が広がってます。

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美しい世界。一期一会。

2010-04-22 | つれづれ

                        「一期一会」  (半紙)

左のブックマークにもある 『跳べ!小鳩部』 の、小鳩ケンタさんのブログにあった
Nujabes(ヌジャベス:日本人)というアーティストの音楽に心がドキドキして
昨日は何度も何度も、何度も聴いてた 




そして曲を聴きながら、このYou tubeに投稿されているsuiken75さんのことばは、
胸に透明なものを届けてくれて。

すみません・・ NGでしたらご一報下さい 
お断りなく、いいのかな・・と思いつつここでご紹介。。。

  「美しさ」というのは至る所に平然と存在しているもの。
  だけどそれらはあまりにも自然に、あまりにも身近に息づいているから、
  往々にして見失われやすい。

  高価な宝石なんかとは比べられない誇り高い輝きを持ち合わせ、
  聖書や他のどんな書物よりも真っ直ぐにピュアな何かを伝達することが出来る、
  正しさに満ちている美しさ。

  それを見たかったら目を開くだけでいいと思う。
  何処にも行く必要は無くて。
  もし素直なまなこで世界を見たなら、
  日常の何気ない光さえもその心を照らす輝きとなって、
  その瞳に永久の感動を映し出す「美しさ」になり得ると思う。

  何故ならその美しい世界は、
  あなたの美しい心そのものをリフレクトしたものだと思うからです。
   *リフレクト:映す・再現する
 

何か忘れていたものを、探しているものを、見つけられそうな気がした。

美しい世界。
一期一会。

小鳩ケンタさんにも感謝。

再追記:2011年10月28日

この美しいことばを書かれた suiken75 さんよりコメントを頂きました♪ 

久々に澄んだ世界のこの曲も聴きながら、心に温かいものが届きました。

suiken75さん、ありがとうございました 

 

 

 

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文字と文字の響き合いから

2010-04-21 | 漢詩
                           (半紙1/2)

春遂鳥声開 ~唐太宗の句
春は鳥声を追って開く、の意。

先日の絵手紙教室でのお題のひとつ。
そう、絵手紙なのにこんな書の作品もお題に。


(↑)中野さんの作品(半紙1/2)

中野さんが書いてこられた作品を参考に。中野さん、独特の書体、書風お持ちで。
何枚も書かれるそうだけど、いつも見たこともなような書体でみんなでびっくり
なのに、これでひとつのフォントができるのでは?と思うくらい、統一感があり。

私のはというと・・普通?になっちゃうけど・・
文字の大きさ、墨量、縦と横、求心性と開放性、余白を見ながら書いてみたなり。

つい、紙一杯に文字や絵を書いてしまいがちだけど、
文字と文字、余白の白を引き立てるには、それぞれが頑張っちゃだめというか。。

広がりのある「春」、きゅっとウエストを締めた「遂」
それに背中合わせの表情の「鳥」響き渡る声はタクトを振るように
「開」は墨量を多めに強い線でもって全体を締めるように・・ って感じに書いてみた。

隣同士の文字が自己主張し過ぎず「響き合う」が大事でして。
結果、それぞれがよい音を響かせることにもなるような。

そう、人と人の関係もまた似たりなり~。
よき関係とは、それぞれの個性を認め合うことなのかもしれませんねぇ 

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