心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

筵平桃太郎 最初で最後の遺墨展

2024-10-31 | 書展・展覧会情報
             最初で最後の遺墨展
             筵平桃太郎  遊芸三昧 -桃太郎の場合-
 
 
10/29〜11/3 11:00〜19:00 最終日17時まで
東京銀座 鳩居堂画廊3.4階
 
 
同じ書の団体にいた大先輩、桃太郎さんとはその昔、何度も飲みながら
書の話やこれからのことを時には熱く語りあいました。
 
最後の議論のことは、今でもよく覚えています。
翌々日に桃さんから葉書が届き、そこには
女子から敵意を持って論じられしは人生で初めてでした のようなことが、
踊るような文字で書かれていました。
 
益々これからという時に、病に倒れお会いできないままのお別れとなりましたが、
忘れ得ぬ方の一人です。
 
今も昔も、あんなに熱く語り合える先輩は桃さん以外いませんでした。
 
桃さん、あの話の続きがしたいです。
 
 
 
下記3枚の画像は今回ご尽力下さった佐藤達也さんのところから拝借しました。
https://www.instagram.com/tatsuyashod/#
 
  
 
 
拙ブログでも何度かお紹介させて頂いていますので
リンク先をお時間ありましたら、ご覧頂けましたら嬉しいです。
 
https://blog.goo.ne.jp/a1019/e/821ce4cc0c3833490f5801e577ebfe17
 
https://blog.goo.ne.jp/a1019/c/9b60368cb7b8be4f654d477ef776b605
 
 
 
画像悪いですが、グループ書TENでご一緒させて頂いた時の桃さんの作品です。
 
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨音と足跡

2024-10-30 | つれづれ

                「雨音と足跡と」

 

画仙紙に墨・ポスカ

若い頃は振り返ることなんてなかったような。
人生それなりに色々あったけど、忘れたこともたくさん。
案外、辛かったことも笑って話せるいい思い出になっていたり。

現在超高齢の父介護中ゆえ、大いに自分を楽しめる状況ではないけれど
もうこれからは、好き!楽しい!を相棒にれっつらご~と生きたい!を
うっかり忘れないように、自分に備忘録。

この曲を聴きながら♪ Meadow - Call

 

 

 

   

 


案外、辛かったことも笑って話せるいい思い出になっていたり。

現在超高齢の父介護中ゆえ、大いに自分を楽しめる状況ではないけれど
もうこれからは、好き!楽しい!を相棒にれっつらご~と生きたい!を
うっかり忘れないように、自分に備忘録。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほどほどなら

2024-10-29 | 植物・畑・公園

           風船かずらの赤い実たくさん。かわいい

 

今週はお天気悪そうですね。

ベランダガーデンの植物たちは、雨とも仲良く遊んでいるみたい。

ほどほどなら、雨もまたよろしですね。

 

        

          ミモザの枝の雫たち 空が映ってきれい

 

        

        紫陽花は秋なのに、なぜかまだ新芽もでてきます

 

        

           大好きなブルーウィングは花盛り。

 

        

           モフモフのピンクがかわいいセージ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

解放感の軌跡

2024-10-28 | 個展

                                                       「放心と無心」

 

 

 

画仙紙(半紙)に墨・アクリル絵の具で。

タクトの代わりに極細面相筆で解放感の軌跡を奏でてみる。

放心も、音楽に変えてしまえば、無心になるような。


この曲を聴きながら。

 

 

               

 

                    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書の線と空間を

2024-10-27 | 前衛・抽象

アプリで加工した画像ですが。

実際は画仙紙(半紙サイズ)に墨・アクリル絵の具・ポスターカラーで。
儚さの中にある潔さみたいなものを探していた頃の。

元々は書を学ぶ身ですが、書の線と空間の美を
それ自体が意味を持つ文字という制約から離れて表現してみたいと
チャレンジは続いています。

画像は部分をアップしてアプリにはめ込んでいますが、
実物はこんな感じです。                                   ちなみに文字からのイメージではないです。

 

 

↓ アップ画像はクリックで拡大

  

 

こうしてみると大きい作品も改めて描いてみたくなります。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの星空の下

2024-10-26 | 個展

 

少しさかのぼる話が続きますが。

檜の木片が100枚近くあったので、何か描こうかなと。

紙やすりで表面や側面を削る作業は、案外力のいる作業でした。
そこからアクリル絵の具やコラージュをしたりして作品づくり。

1か月近くかかって50枚位描きました。
その中からの1枚です。

「あの星空の下」

 

  

 

ベランダの椅子に座って、ぼ~っと空を眺める時間が好きで
割としょっちゅうベランダにいます。
ありがたいことに、ベランダ側に建物がないので空が大きくて気持ちがいいのです。

すぐそこの家や、遠くのマンションから漏れる灯りの一つ一つに
それぞれの暮らしがあるんだなぁと思うと、自分もその灯りのひとつで
今生きているということをじんわりとしみじみと感じます。

明日は衆議院選挙、この国の未来も、世界の未来も危ういことだらけだけど
ひとつひとつの灯りが、平和で穏やかなものになりますように。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【備忘録】見えてくるようす by ペケキムラ

2024-10-14 | グループ展

                                                    写真撮影は 小峯真実子さん

 

昨日の続き。

 

ブログでも何度かご登場頂いたペケキムラこと、木村純一さん。

革バッグ作家であり、そこここにあるものを何でも作品にしちゃうアーティストでした。

 

Facebookで素敵だなぁと、銀座奥野ビルのサロン・ド・ラーさんでの三人展に伺い

その時にバッグを買って、でもお声をかけられずにいたのですが、そこからご縁を頂き

ギャラリー自由が丘でのグループ展に誘って下さり~からの6年でした。

 

1点1点手縫いで、同じものは1つとしてない、唯一無二のバッグはもちろん、

ペケさんの気さくで人懐こくて、無防備に無尽蔵に惜しげもなく愛と自由を放出しながら

ちらっと男の哀愁とやらを見せたり、実は人一倍サービス精神旺盛で、

さりげなく回りの心配をしたり応援してくれるお人柄に、多くのファンがいたわけです。

 

ペケさんの×は、バッテンではなく、cross/交差・交わり。

人と人、アートと人、苦しみとか喜びとか生きていると出会ってしまう点と点を

ユーモアとエスプリでつないだり解放したりすること。

 

ペケさんには、こうじゃなきゃいけないなんてものはなくて、

「あなたはあなたでいいんだよ」と言ってくれているような安心感から、

素直な自分を探したいと思えてくるのでした。

 

 

2年位前に癌が見つかり化学療法をされていましたが、副作用で手が震えて絵が描けない、

俺はまだまだ手仕事がしたいからと、民間療法をしながら、仲間との時間を楽しまれ、

本当に最後まで絵を描いておられたようです。

 

まだまだ挑戦したいことが山ほどある、といろんなアイデアを

わたし達にも話して下さっていたので、残念です。昨秋前にお会いした時はそれでも

お元気そうだったので、今年の1月の訃報には言葉を失いました。

 

多くの作家さんたちとのご縁や、ものづくりの楽しさ、生きるということ、死ぬということ、

感激や刺激や発見や・・分けて頂けたことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

あのエネルギーはどこからきていたのか、聞いてみたかったです。

 

昨夏のペケさん作品集第2弾に続き、遺言のようでもあった第3弾は

SNSや普段の何気ない会話や愛用のノートから、ペケさんの言葉を

【つくる】【ようす】【いきる】【つながり】とテーマを分けて集めました。
 
美術家としての生きざま、そして何よりも大事にされてきた人と人のつながりへの
 
思いが詰まっています。
 
もちろん一点一点、唯一無二の革バッグも掲載されています。

一部ですがご紹介させてください。 画像クリックで大きくなります。

 

   

 

    

本屋さんでは販売していなくて限定部数のみですが、まだ多少在庫はありそうです。

ご興味ある方がいらっしゃいましたら、コメント欄にお問合せくださいませ。

(事前承認にしてありますので、非公開で送れます)

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【備忘録】サン・ラの声が聴こえてきた

2024-10-13 | グループ展

早くも10月3週目ですね・・ すっかり秋めいて。

相変わらずスマホでの投稿が苦手で、日々に追われなかなか投稿ができずにおりました。

というわけで、ともかくも9月のグループ展の記録をば。

 

今回が6回目、呼びかけた革バッグ作家&美術家のペケキムラこと、木村純一さんが

今年の1月に亡くなり、残されたメンバーと、ペケさんの初期の頃の絵画と布バッグ1点も。

 

また、ペケさんの膨大な作品をまとめた作品集 見えてくるようす1・2に続き

最後となる3冊目は、ペケさんが残した言葉をメインにした本も販売しました。

2冊目にはあとがきを、3冊目はこれまた膨大なペケ語録と作品画像の編集を

担当させていただきました。

その本の話は、また次回にして、今日は作品の備忘録とさせてください。

画像はクリックで大きくなります。

 

今回は、父入院という緊急事態もあり1日しか行けず残念でしたが、

創作の機会を頂けたことに感謝です。

 

メンバーの皆さま、ギャラリー自由が丘のKさん、Oさん、

ありがとうございました。

 

 

  

          右側の2点が下口泉さん 

          ぎりりらさんの作品は最初の画像のmoca。さんの右隣。

 

わたしは今回は、木のBOXにアクリル絵の具で描いた抽象作品4点。

 

moca。さん            河原くみこさん

             

小西ぼーっとさんの陶器の花たち  はぐはぐソックス屋。さんの手縫いソックス

              

 

 

ペケさん初期の頃の絵と、大きな布に手描きのバッグ

              

 

面狐さんの鉛筆画         村上多恵子さん

           

 

Yatsys’s Bagsさん

           

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする