心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

処方箋

2014-01-31 | 岡本太郎
                         (はがき)  「もっと もっと」
 


「もっともっと悪条件のなかで闘ってみることだね。」

久々に岡本太郎さんの 『壁を破る言葉』 から。



人生にしても、何にしても、
人と比べてため息をついたり、過去を振り返って後悔したり
思うようにならないからといい訳を探すような生き方はしたくはないから 


今を、そしてこれからも生きていくエネルギーを、私はいつも岡本太郎さんから頂いてるのでして。

どの言葉も一番しっくりと、そして即効性のある処方箋なのであ~る 








ところで。 背景を変えたら、ことばの世界が違ってみえません?



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孤独にも遊び場を

2014-01-24 | 岡本太郎
                       (半紙)

          「孤独であって充実している。そういうのが人間だ。」   
                ~岡本太郎「壁を破る言葉」から


                


「人は一人では生きられないもの」と、よく聞くけれど。

それは、人は誰かに支えられたり助けてもらいながら
暮らしているということだと思っていたのだけれど。


本当の、逃げ場のない、拠りどころのない孤独というものを想った時
あ・・それは逆なのかもって、ふと。

その、なんていうか
誰かに支えられているとかいう、そういう受身のことではなくて。


誰かの何かの役に立ちたい、
なんでもいいから、誰かに必要とされたい、
そういう能動的な思いが、生きる力になったり、喜びになるんだ、とふと。

孤独を受け身で捉えると、どんどん浸食されちゃうから、
たとえば、いつなんどき孤独と出会っても、
あらいらっしゃい、まぁお茶でもどうぞと言えるように
目の前にある、自分にもできることを重ねて行けたらなぁと、ふと 

孤独にも、遊び場を作ってあげませう。



のぼるさんとこで 知ったこの活動、あ、お隣の街の方。
私も賛同します。




憲法九条にノーベル平和賞を

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ご長寿の表彰状いただきました~

2014-01-21 | 

久々に登場の我が家の猫さまたち~。

まずは昨年で14才のみーにゃさま。
実はずぼらな飼い主で、ブログでみーにゃの年齢ひとつ多く言ってたような

今年の4月29日(生後2週間位で保護したこの日を誕生日に)で15才に。

昨秋、わが町(市)の獣医師会さんから、こんな表彰状を頂きまして。
14才からもらえるんだと。
みーにゃがもらうんだと思ったら、ん? 私にも~だったのね~





どこぞの会館で授与式なるものもあって、愛猫の画像がスクリーンに
でっかく出るようなサービスもあったようですが、
私はかかりつけの動物病院から郵送して頂いちゃいました。

なにはともあれ、めでたい 



当のみーにゃは、今日も変わらずモフモフのフリースを全部抱えてぬくぬく中。
カメラを向けると、やっぱりちいと鼻を鳴らしてご機嫌斜め中 



長寿のわたしに、なんか美味しいものとか、ちゃんちゃんことかないの?



一方、今秋で13才になるぷくぷく。

いつも帰宅すると姉さまのみーにゃから、しばしだっこ抱擁、するってえと、
私に文句を言いつつ頭突きで抗議のぷくぷくなのでして。

みーにゃが降りた膝の上に、文句ありげのぷくぷくの図なり~
これこれ、もうちょっとお上品にね 




日向ぼっこ好きなぷくぷく、この寒さでは、さすがに5分位で終了~。
こういう穏やか~な表情もいといとし~だけど、ぶんぶくれもいといとし~ 


でさ、なんでいつもみーにゃが先にゃの? 


ま、その話はまた今度ゆっくりね、ってことで、毎日が繰り返されていくのでした~








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新春書展れぽーと その3

2014-01-19 | 書展・展覧会情報

今日は快晴でも北風が強く、冷たく痛いほど。

遅ればせながら先週の書展巡りの最終回。
まずは玄同社展、最初の作品↑は、稲村雲洞先生の般若心経(半切軸作品)の部分。

稲村先生は、ここ数年、般若心経をライフワークにしておられ、
どこにいらっしゃっても、筆と墨と紙があれば、気がつくと書いておられるのでして。

この日も受付机に座られて、A4コピー用紙の印刷物の裏に。
龍門造像の拓本のような、仏像を描かれてから極細面相で。



30分程その場で、呼吸、運筆、気、を体感させて頂き

画家富岡鉄齋の逸話で、こんなのが。
鉄齋は、白い空間があると所構わず描いてしまうそうで、
家に訪ねてこられた人たちは、襖や障子を慌てて隠したものだ、と

そういう衝動と湧き出るエネルギーに、いとおしさと魅力を感じるのでして。


そして、こちらは古小高遥泉氏の、般若心経。
赤で拓本をとられて、文字はおそらく蝋で書かれたもの。
一字一字を拝見していると、心が落ち着いてゆく感覚に気づくのでして。




会場で懐かしい諸先輩にもお目にかかり、一緒に~と、次なる会場の目白和敬塾へ。
岡本光平氏主宰のCACA現代アート書作家協会の臨書展。

こちらは撮影NGでしたので、図録の岡本光平氏のことばをば。
(あ・・これもNGでしたらご連絡くださいまし

どちらもクリックで拡大します↓

  


なるほど、同感、と思うものも多々。

>天下第一の名筆は凡人が一目でとらえられるほど単純ではない。

 何事も然り 

>木簡の筆法はシンプルだからこそ、こちらが演出的な創作意識が要求されるのである。

 だから楽しい、やめられないのであ~る 

うんうん、ふむふむと、書することの参考になります。


と、この会場では偶然白子谿雪氏にもお目にかかり~。
積もる話の途中で、次なる会場、再度東京都美術館に着いたのは夕方5時。

ここで富山の窪恵雪さんと合流して観覧、その後、上野でぴーちくぱーちく。

れぽーとが遅くなりましたが、みらくる~な1日でございましたとさ

来週、22日からは幕田魁心氏主宰の社中展があるので、お邪魔したいと思っています。
1月25日13:00~席上揮毫があるようです。 詳細は⇒こちら




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新春書展巡り れぽーと その2

2014-01-13 | 書展・展覧会情報
                           森田新菜氏「墨魂の軌跡」


三連休も最終日、成人の日の今日はここら辺は寒いけど快晴。
二十歳は遠い昔、あっという間のような、色々あったような

さてさて、新春書展巡りれぽーとの続きをば。

まずは書燈社新春展。
今年も大作の四人展と会員の方々の小品展。

こちらは四人展のうちのお一人、渡辺花漣氏。「さくら」(自作)



この日は11時~四人の方々と、栃木郁子氏による席上揮毫がありまして。
毎年会場にはたくさんの方々が。



司会の方の軽妙なトークを交えながら、じっくり雅印を押すところまでを拝見できました。
いつも感じるのは、自由で和やかであたたかい雰囲気の会だなぁ、と

書燈社は青木香流によって設立された現代書、近代詩文書を標榜する団体。
詩文書は、著名な作家のものもあれば、自作の句を題材にされる方も多く、
わかり易く親しみやすい作品が魅力。

小品はそれぞれに表具までこだわって、表具屋さんに依頼するそうで。

       
                       日守菜穂子氏「紅」
     窪 恵雪氏                     古屋恵美子氏「回転木馬」
     山本清子氏                     石井久美氏  


(写真撮影OKでしたが掲載NGでしたら、ご一報くださいませ


そしてお隣の部屋ではこちらも毎年お邪魔している雅涎会書展。(写真・ブログ掲載了承済)

前回↓ご紹介した浅田聖子氏の作品も


      浅田聖子氏「断」         高木聖雨氏「得衆動天」



拝見しながら、勉強しなきゃなぁ・・したいなぁと、毎年のことながら思うのでありました

で、次なる書展へ移動。
新宿ヒルトンホテル内ギャラリーでの玄同社展、目白でのCACA展、
その後猛ダッシュで上野のTOKYO書2014へ再び。

そのレポートはまた次回。

今年はどんな書との関わり方をしていこうか、考え中です


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新春書展巡り れぽーと その1

2014-01-10 | 書展・展覧会情報
                           田岡 楚香氏

前回の続き、1月は書展がほんに目白押し。
全部は伺えないのですが、先日お邪魔したTOKYO 書2014と、
現代の書 新春展から、素敵だなぁと心に響いた作品をご紹介します。

まずは、拙ブログにも何度もご紹介させて頂いている田岡楚香氏

独特の墨の世界を追求した非文字性の作品ですが、そこある線、空間には
紛れもない「書」の世界があり。

3点で一つの作品として見た時、黒と白、光と影、偶然と必然、沈黙と発散、
孤独と希望・・等々、湿度を持ちながら静かに相対するものを感じました。

こちらの展覧会は16日まで。 超大作ばかりで、見応えあります!

明日は午後1時~出品作家の方々のギャラリートークが。
書TENでお世話になっている方々の現日会からは、幡野虹舟氏が出品、
13:25~だそうです。

ギャラリートークの予定はこちらから(PDF)


そして、13日まで銀座セントラル美術館、和光ホールで開催中の現代の書新春展。
毎年恒例の干支の作品から。



せっかくなのでもうちょっと見やすく 漢字も絵のように見えてきます。











今回一番、心に残った作品は浅田聖子氏の作品「光と月」。

光:光りと風のなかを生まれたばかりの蝶が飛んでゆく ・・
月:土手の片蔭に雪が残ってゐる 雪の上を月が照らしてゐる ・・




う~ん  
この作品のそばにいると、大丈夫よと見守られているような、
人の心と心を結ぶ物語を読んでいるような気持ちになりました。

どんな方なのかしらんと、検索したら益々ファンになりました。
公式HP→書家 浅田聖子

いつかお目にかかりたいです





明日11日は、また書展巡り強行軍予定。
セントラル美術館の階上の銀座画廊では、書燈社展が。
11時から、栃木郁子氏の席上揮毫があるそうなので、伺いたいと思っています。

昨年の模様は→こちらから



そして昨日、丸山浩平さんからご案内頂いたCACA臨書展も明日から15日まで。
今回の会場の和敬塾本館も、素敵です♪

岡本光平氏主宰のCACA現代アート書作家協会HPは→こちらから














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新春書展情報

2014-01-06 | 書展・展覧会情報

新年明けてあっという間に5日が過ぎて、明日(あ、もう今日)は仕事始め。
今日は久々に書展巡りを堪能してきました~。

まずは横浜赤レンガ倉庫1号館2階で1月8日(水)まで開催中の神奈川書家三十人展。

母とは(故)中平南谿先生の同門でいらした石川芳雲先生が毎年出品されていて、
昨日は不在と伺っていたけど、偶然にも、お目にかかり感激 
83歳になられた石川先生、お元気でした。

会場は許可を頂いた場合のみ撮影可でしたので、石川先生の作品だけパチリ。



先生と、先生を訪ねて来られた幕田魁心先生にしばしお話を伺うことができて、
この偶然のご縁に感謝です 


幕田先生より、1月22日から26日まで、銀座洋協ホールで展覧会があるとのお知らせを頂き。
たぶんこちら→魁心書法院展

他にも「去来今」と書かれた中原茅秋氏や田村空谷氏などなど、
写真に残したい作品があったのですが、残念。是非会場でご覧くださいませ。



そして、上野・東京都美術館で16日まで開催中のTOKYO 書・2014へ。



出品者、ギャラリートーク情報など詳細はこちらへ→ 東京都美術館

都美術館プレスリリース(PDF)


都美術館を後にして、銀座セントラル美術館と和光ホールへ着いた頃は、
外はもうイルミネーションでキラキラ。こちらも毎年恒例の現代の書 新春展。



詳細はクリックで拡大→ 


さすがに歩き疲れましたが、充実したひと時でした~。
明日は仕事だというのに今夜は遅くなったので
都美術館とこちらのレポートはまた次回。。


 そして1月7日~12日まで、東京銀座画廊で開催の書燈社展では、
11日午前11時、栃木郁子氏の席上揮毫があるそうです♪


 こちらは、玄同社展。都美術館に出品されている田岡楚香氏も出品されています。





 独立書展。




新春は書展満載、全部は行けないけれど、楽しみです 


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初心に帰って

2014-01-01 | 年賀状・お正月




                    あけましておめでとうございます。

                  皆さまが健康で、笑顔でいられますように。



                   今年は・・・初心に帰る、を心に携えて

               日々を大事に丁寧に過ごしていけたら・・と、思っています。


                    まだまだ知らない自分を探しながら。



                   本年も、どうぞよろしくお願いいたします。






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