画仙紙に墨・アクリル
作品サイズ47×34.5cm
「溢れる」 作品サイズ32.5×24cm
個展、後半に入りました。
今日と明日、あさって16日まで開催中です。
お立ち寄り頂けましたら嬉しいです♪
モノクロ写真はブログ友ののぼるさん撮影
昨日は休廊だったので入院中の父の面会に行きました。
携帯が離せない状況となり、本日も11:00から在廊しますが、
15:45頃から不在、場合によっては、その前から不在となることもあるかもしれません
どうぞよろしくお願いいたします。
昨日、個展初日は、晴天に恵まれて無事終了しました。
遠くは岐阜から、木更津から、思いがけずたくさんの方がお越し下さり、感激です!
ありがとうございました☘️
お昼を食べる間もなくあっという間に17時。
ご挨拶もできないまま失礼をしてしまったり、お喋りし過ぎて写真は撮り忘れ💦
偶然、同じ師の元で学んだ書友が3人、そしてそのご家族も集まり、
閉廊後も話は尽きず先程帰宅。
小学生だった娘さんが18才になり、今は経済学と心理学の勉強をされていて
そこに伝統、たとえば書を織り込んで、社会に活かせないかというようなことを学んでいる、と。
なんとも頼もしい、楽しみなことです
そんな彼女が、今の自分があるのは沙於里さんが書の楽しさを教えてくれたからです、
なぞと言ってくれて、わたしも何よりもの励みになりました。
さてさて。
明日も11時から在廊いたします。
少しお天気が崩れそうですが、ご高覧頂けましたら嬉しいです♪
ハロウィンも終わり、早くも霜月。
急に朝晩は肌寒くなってきましたね。
さてさて、今日はわたしの個展のご案内をさせてください
書の線と空間の美の世界観に魅かれつつ、2014年頃より文字から離れて墨、
アクリル絵の具などによる抽象作品も描いています。
今回は「ゆくさき」をテーマに書からくる線の作品と、
小さな木片にアクリルで描いたものをB室のみで小品を中心に展示します。
ひとつの点が線になり、重なって面となり空間を作っていく、
それは人と人の出逢いや人生にも似ているなぁと感じます。
時に切なく、激しく、大胆に、たとえば黒と白、儚さと強さ、
一見両極端に見える世界は実は共鳴していて、どんなドラマも愛おしく思えてきます。
いつまでたってもこれだというものに辿り着けずにいますが、
無心に描いていると、ゆくさきは無常で無限でいいのだとも思えてきます。
かなり以前、成瀬に住んでいまして、その頃から画廊の存在は知っていましたが
まさか自分がこんな素敵な画廊で、個展の機会を頂けるなぞと思いもよらぬことなので
とても光栄に思うと同時に、緊張してきました。
もしお近くにお越しの機会がありましたら、ぜひお立ち寄りくださいませ。
わたしは13日の休廊日以外は基本在廊予定ですが、現在父が入院中のため
急遽の変更や当日の予定は、こちらのブログでもお知らせしたいと思いますので、
ご確認頂けましたら幸いです。
坂本沙於里 展 - ゆくさき Destination -
2024年11月9日(土)~16日(土) 11:00~17:00
13日(水)休廊
なるせ美術座
町田市南成瀬4-7-4 公園上
電話042-723-2988
JR横浜線「成瀬駅」北口より徒歩8分
改札出て左へ➡右へ道なりに➡信号を左折➡成城石井を過ぎて
➡信号を渡ってゆるい坂道直進➡星野珈琲を過ぎてとんでんを右折➡
坂を下る➡会下山公園を左折してすぐ
「放心と無心」
画仙紙(半紙)に墨・アクリル
極細面相筆で力を抜いて、ダンスをするように線を引く瞬間の放心は いつの間にか無心を運んでくる。
そんな時間はとてもやさしくて。
この曲を聴きながら♪
Bruno Major - Nothing
少しさかのぼる話が続きますが。
檜の木片が100枚近くあったので、何か描こうかなと。
紙やすりで表面や側面を削る作業は、案外力のいる作業でした。
そこからアクリル絵の具やコラージュをしたりして作品づくり。
1か月近くかかって50枚位描きました。
その中からの1枚です。
「あの星空の下」
ベランダの椅子に座って、ぼ~っと空を眺める時間が好きで
割としょっちゅうベランダにいます。
ありがたいことに、ベランダ側に建物がないので空が大きくて気持ちがいいのです。
すぐそこの家や、遠くのマンションから漏れる灯りの一つ一つに
それぞれの暮らしがあるんだなぁと思うと、自分もその灯りのひとつで
今生きているということをじんわりとしみじみと感じます。
明日は衆議院選挙、この国の未来も、世界の未来も危ういことだらけだけど
ひとつひとつの灯りが、平和で穏やかなものになりますように。