心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

静けさに帰る

2015-04-07 | 絵手紙
          (はがき) 左作品:by 中野さん 右作品:by 中村さん




久々に~絵手紙教室の作品をば。

いつだったか、老子の「静けさに帰る」ということばが宿題でした。

皆さま一様に「頭を悩ませながら」「生みの苦しみを味わいながら」とおっしゃいつつ、
個性的で素敵な絵手紙でございましょ

それなのに、それぞれの絵手紙を参考にして描かせて頂きまして。
こちらは中野さんの絵手紙からイメージして↓ クレヨンと顔彩。



なんていうか、この「静けさに帰る」ということばの
そこはかとない静けさ、余韻のようなものを表現するには・・と
線は細めに、色もより淡い色にしてみました 

で、こちらは中村さんの作品からイメージを頂き。
背景はティッシュに顔彩をつけて、軽くとんとん叩いてみました。
どちらも原本の方が素敵ですが・・



こちらは斎藤さんの作品。



「静けさに帰る」ということばから、それぞれに広がる景色、音、色・・を
絵手紙として表現できるって、楽しいや嬉し~

そしてそれを仲間同士、そんな風に感じたのね~とか、
新しい発見や共感もあったりして、教室はいつも女学生の集まりのように
賑やかで楽しいひと時です 

さてさて。
今日の雨で満開だった桜は一気に散ってしまい、今週は寒い日が続くそうで。
でもこの雨で、来週からはあっという間に新緑が芽吹くことでせう。

私も今週は静けさに帰り、準備を整えて
季節に乗り遅れないよう、ららららら~と歌いながらまいります~
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はだかとめだか

2014-08-19 | 絵手紙


え~裸?
私の裸じゃないですよ 

久々に、絵手紙教室の作品をば。この日は顔彩を忘れて、クレヨンしかなくて。

↓の太陽の絵を描かれたUさんのことばが「はだかになりたい」だったので
ちょっと描いてみました。
皆さま、立派な大人ですが、女学生のように「きゃ~」などと 



「洗」と書かれたNさんの作品。構図も滲みも雅印の位置も素敵 



まだまだ夏をイメージする作品たち。






でもって、これもUさんの作品を参考に描いてみた、めだかに見えないけど~な、
by 沙於里のうちわ。



まだまだ残暑の中、今日は20日から始まる Life 2014 の作品搬入に行ってきました。
たくさん作品が集まっていて、愈々な感が。

89名参加とのこと、楽しみです 

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暑中見舞いとかのワークショップ

2014-07-11 | 絵手紙
                    「心」  (はがき)


 こころよ ではいっておいで
 しかしまたもどっておいでね    八木重吉の詩より



台風一過、今日の空は青く高く。
けれども被害のあった地域もたくさんあって、自然の脅威もひしひしと。


空高く、遊びに出かける心をイメージして、
「心」をはがきの上部に書いてみました。


こころよ~は割り箸で。


明日1時~町田市玉川学園にある、帽子作家の岩元さんのアトリエで、
暑中見舞いとかのワークショップをやらせて頂けることになりました 

急なお話ですが お近くの方でご興味ありましたら、
お気軽にお問い合わせくださいませ 
↓コメント欄から(非公開で受け取れます)
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山頭火を描く

2014-05-19 | 絵手紙
             「ころり寝ころべば青空」 山頭火句 (はがき)  


前回の絵手紙教室の作品をば。


皆さまの作品↓


↑を参考に、私なら・・と描いてみたのですが


左のは、天と地の空間に余白があった方が、空の高さを表現できないかしらん、と。
右のも、天と地の間に白を入れて、青空の文字を上に置いてみましたが、
こうして見ると白が狭かったのと、文字が大き過ぎ、そして
内藤さんのように、文字組が下にいた方が空の高さを感じるような 


「洗へば大根いよいよ白し」。


中野さん、中村さん、白石さん。

でもって、私のは↓ 大根は下からにょきにょき伸びてくるので
横に描くより縦に描いた方が元気に見えるかも~と 





「鳥とほくとほく雲に入るゆくへ見おくる」 皆さまの作品↓


上段:内藤さん、内田さん、小室さん  下段:中野さん、白石さん、中村さん

↑を参考に、私なりに描いてみました~。






こちらは、5月をイメージする花などをテーマに。 皆さまの作品↓

上段:内藤さん、小室さん、中村さん  下段:白石さん、内藤さん、内田さん

いつも色合いも素敵な中野さんの虞美人草。





最後に、今が旬の筍を描いて来られた内田さん(左)。
でもって、ぐんぐんをもっとアピール!と描いてみました~



月2回の絵手紙サークルでは、家族や健康の話、世間話でも盛り上がり
よくしゃべり、よく笑い、いつもあっという間の 楽しいひと時です。

今月は、いつも元気印の齋藤さんが手術、入院、現在リハビリ中でして。
やっぱり齋藤さんがいらはらないと寂しいですねぇと皆さまと。

齋藤さ~ん。1日も早い復帰をお待ちしています 

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桜の絵手紙

2014-04-09 | 絵手紙
                         (はがき)


前回の絵手紙教室のお題は、山頭火の句。
まずは「いつとなくさくらが咲いて逢うてはわかれる」

皆さまの作品をば。





で、私なら・・と、皆さまの作品を参考に描いてみました。

文字も桜の花びらのように、はらはらと。


仰ぐと満開の桜をイメージして、文章を縦組と横組にわけてみました。


 追記:
 そうそう教室で、日本人はいつ桜が咲くかと開花宣言まであるのに、
 「いつとなく桜が咲いて」っていうのは、なんだかしっくりこない、と。

 でも山頭火の生きた時代、暮らしの中で、桜はそんな風に咲いていたのでは、と。
 時間の流れ、生きていることや自然への畏敬や感謝の念というのは、
 そんな時にふと、気づかされるものなのかも、と改めて。

 山頭火の魅力は、「生きていることの諸行無常」と、
 「生かされていることへの感謝」に気づかされることかな 



そして「樹が倒れている 腰をかける」 皆さまの作品。
句をイメージしながら、いろいろと頭使うのよ~と皆さま笑顔で。


こちらは、内藤さんの見事な筍。


いつも色合いも素敵な中野さんの玉ねぎ。



月に2回集まってぴーちくぱーちくおしゃべりと、
宿題に頭を使うのは元気の素よ~と言って頂けてうれしや楽し。

私もこの時間があるから、拙い絵も描き続けることができるのでして。
お互いにこれからも、元気に笑顔で続けられたらよかですね 




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絵手紙講習会~春の歌を書く その2

2014-04-01 | 絵手紙
                               (半紙)


前回の続き。

「荒城の月」

 春高楼の花の宴
 巡る盃かげさして
 千代の松が枝わけ出でし
 春の光り今いずこ


城壁を描こうかと思いましたが、歌詞が堅い印象なので
絵はやわらかいイメージにしてみました。

その他、春よ来い、おててつないで~、菜の花畠に入日薄れ、の歌も。




皆さまの作品も一挙ご紹介。






今回初めて絵を描かれるという方も、こんな素敵な作品に。




皆さまとても熱心で、1時間半弱の間に、何枚も完成!




ここでは一度に何種類も書けて楽しい~と言って頂けて、私もうれしや楽し~です
ありがとうございました 

横浜での教室は、次回は11月頃、年賀状教室の予定です

絵手紙講習会~春の歌を書く


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絵手紙講習会~春の歌を書く その1

2014-04-01 | 絵手紙
                          (半紙)


先週末、横浜での麗川会主催絵手紙教室「春の歌を書く」に
講師として参加させて頂きまして

5つの唱歌に簡単な絵を添えて作品に。
そのひとつ「花」

 春のうららの墨田川
 のぼりくだりの船人が
 櫂のしづくも花と散る
 ながめを何にたとふべき


私の絵手紙は、具象ではなくざっくばらんなのでして。
まずは顔彩の紅梅と胡粉を混ぜてピンクを作り。

筆を紙に押し付けるとべたっとした線になるので、
小皿の上で筆を整えるのではなく、いじめてくしゃくしゃにしてから
筆の先で軽く紙を叩く感じで、シャッシャッと。

この時、筆の向きを一定にしないで、向きを変えて。

幹の部分は黒と茶を混ぜ、所々かすれを入れつつ。
同じく黄色、黄緑で、シャッシャッと軽快に。

半紙とは言え、ことばが多いので、春のうららの墨田川だけでも。 

絵もシンプルにこんなのも。



他の唱歌、皆さまの作品は次回へつづく~

この日は午後から、鎌倉で開催中だった中谷翠泉先生の個展にもお邪魔しまして。
その模様も順次レポートします♪




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絵手紙講習会のお知らせ

2014-03-16 | 絵手紙
                   (半紙・部分) 「春よ来い」から



このところ所用に追われていましたが、知らない間に新芽も芽吹き始め 

来月は蘭秀会書展や、展覧会のお知らせもいくつか届いていて、
草木芳動のごとく、気持ちも外へと向いてきます。

来週は、日頃よりお世話になるばかりの越智先生主催の麗川会での絵手紙教室に
講師としてまた、参加させて頂けることになりました。
               
5回目の今回のテーマは「春の歌を書く」ということで、
春にちなんだ童謡を5種、簡単な絵を添えて半紙に書きます。

お題は「朧月夜」「花」「荒城の月」「春よ来い」「靴が鳴る」。

絵手紙と違って、どれも文字数が多くてバランスがむずかしいですが
春らしいやさしい作品が描けたらなぁと思っています 


  日時:3月23日(日) 午後3~5時   
  会場:磯子区民文化センター 杉田劇場会議室
   JR新杉田駅前 ラビスタ4階
    新杉田駅側のエレベータにて4階へ上がってください。

  日時:3月30日(日)午前10~12時  
  会場:男女共同参画センター横浜南(フォーラム南大田)
  第1研修室 京浜急行 南太田下車 徒歩3分


越智先生より、麗川会以外の方もどうぞ~とお声をかけて頂きましたので
お近くの方など、お気軽にご参加ください。

絵なんか描いたことないわ~という方も、全然大丈夫です。
道具等お持ちでない方にはお貸し致します 

お申込み、お問合せは、麗川会または拙ブログコメント欄(非公開で受け取れます)または
chaki2819★yahoo.ne.jp(★を@に変えてください) にお気軽にどうぞ 

これまでの絵手紙教室の模様はこちら↓
山頭火の句を書く
うま年の年賀状教室

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おひな様の絵手紙

2014-03-01 | 絵手紙
             (はがき) 「春笑」  by 沙於里  初々しく照れてる二人です 


早くも3月弥生。
あさってはひな祭りということで、先週の絵手紙教室のお題はおひな様。

ということで、皆さまの作品をば。


右下のは中村さん、赤い紙に金のサインペンで描かれた猫雛。



絵手紙ということなので、ほんとはことばをも少し探したいですねぇと

この日のもうひとつのお題は、ラブレター。
中でも斉藤さんの絵手紙に、みんな、じーんと 
亡くなったご主人に宛てたラブレターでした。




続いてその前の週の、皆さまの椿と梅たちも。





でもって、皆さまの作品を参考に、私ならこんな感じに描くかなぁと。


ほんとは「咲きにけり」じゃなくて「落ちにけり」だったんですが

絵手紙は、紙面いっぱいに描くというのがひとつの定義のようなとこがあるけど
私はどうも、書を学び中のせいか、空間、余白を大事にしたいのでして。

絵に対して、文字組をどこに配置するかは人それぞれなのかもしれませぬが

「赤い椿白い椿と落ちにけり」
大好きな須田剋太を意識して描いてみたなり~(って似ても似つかぬ~ですが)




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めりーめりーくりすます

2013-12-25 | 絵手紙


今年は、日本国内の政治にも大きな動きがあれこれと。
先行きの不安は、経済的なことばかりではなく。

何が何でも平和を願う、平和を守る信念だけは
譲れない日本であって欲しいなぁと願いつつ
もう一度、めりーくりすます 


ただ、ただそこに住む人とダンスをするだけで、
人は皆同じ  仲良く笑顔でいられたらなぁって思わせてくれる
Mattさんにも、めりーくりすます 


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