心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

これから常福寺でライブ〜

2016-10-30 | つれづれ
今、以前時々座禅会に参加させて頂いていた、常福寺にいます。

今夜はお堂でのライブがあり。



少し早めに着いたので、リハーサル中。
竹藪を背景にピアノ。



開演まで、奥の枯山水の見えるお部屋でコーヒーやワイン頂いています。



楽しみ〜。
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BIRTHDAY PRESENT FOR MYSELF-Hiromoto Ida

2016-10-26 | つれづれ

 
    たくさん書いた「無心」の中から、ポスターに使われたのは
    この「無心」でした。

    

ポスターの原案を頂いたとき、Idaさんが画面左にいらして。
横書きの場合、書の作品ではないので左から右へ書くべきところ、
右に重心をもっていき、「心」の周りの空間を広く印象つけたかったので
あえて右から左へと書きました。

「無心」にもいろいろな無心があるかと思いますが、
私はこのポスターから、優しい穏やかな無心をイメージしていました。

デザイナーのトーマスさんも同じように感じて下さったようで嬉しや。

Idaさんは、カナダのネルソン在住のコンテンポラリーダンサー。

数年前、遠くカナダから禅語を検索していて拙ブログにお越し下さり
なんと同じ小学校に通っていたというご縁もあり、
また、わけのわからない?世界に惹かれるという共通項もあり
今回ポスターでコラボ参加させて頂けて、しあわせ~。

一番下の行にちっちゃくだけど、Japanese Calligraphy:Saori Sakamoto って 
ブログを見ている父が喜ぶ?かもなので、失礼して・・



カナダで映画にも出ていらしたり、ネルソンの文化親善大使でもいらはります。
関連記事

Kicking Horse Culture

Hiromoto Ida's "Birthday Present for Myself"

Nelson☆Star


さて、Hiromoto Idaさんから届いた作品への思いを少しご紹介。

BIRTHDAY PRESENT FOR MYSELF

僕が、病院で過ごした父が死に行く前の最後の日々の思いがこの作品になった。

本当に、僕としては訳の分からない変なものをわざと作ろうとしてるのじゃない。
自分に正直に、なんとかしてそのままのナマのものを
人に伝えたいという思いだけで作っている。

この舞台のために一時帰国して京都に行き、貴重な能面をお借りしてきた。
ただただこの舞台のお話とこの能面が何を語っているかを
じっと聞いてそれに合わせて動いていくしかない。

人にあげる贈り物と同じだからそれはもちろん、
何をどういう形にしてあげたら喜ぶかな、という配慮はある。

だけどひょっとしたらこれは完全に自分だけの思いよがりかもしれない。
こんなもの作ってもしょうがないんじゃないか・なんて
ひどく孤独な気持ちになってしまう。

自分ではと思っていることも大多数の人には
別にどうでもいいことなのかもしれない。

それなのに今日も金にならない仕事をしに
コツコツ一人でスタジオに向かい稽古する。 (後略)


私も同じような思いで、日々を生きているような。
書も。人生も。

このブログを始めた頃、禅語の本を読んで、禅語に救われ
禅語があったから、今日までを乗り越えてこれたような。

Idaさんからの届くメールには、どこか禅の世界が広がっていて
目から鱗、ケセラセラ、あっけらかんかんと生きるヒントがたくさん。

昨夏以来、禅語を思うことも減っていたなぁ、とふと。
もっとあれこれ身軽になって、一から始めたいなぁ、とふと、ふと。

さて。
Idaさんのこれまでのコンテンポラリーダンスから1つご紹介。
ほぼ言葉を発することなく、からだとそこに存在する空間で
嬉しい、悲しい、悔しい、切なさや孤独、喜び・・・あらゆる感情を表現する世界。

書でもそんな仕事ができたらいいなぁと、いつも刺激を頂いています。
新作は、どんな舞台なのか、カナダまで観に行けないのが残念ですが
カナダ在住の方、ご旅行で行かれる方、お近くの方、ぜひシアターに
お出かけくださいませ。















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無心無心無心

2016-10-21 | つれづれ

先月カナダに住む友人から、ポスターに使いたいから、できれば今週中に
「無心」って書いて送って~とポスターの原案と一緒にメールがきて。

11月に開催されるコンテンポラリーダンスの舞台のポスター。

ひょえ~今週中?と思いつつ、A4のコピー用紙につらつらと一気に100枚。




















その中から、舞台の内容とポスターのバランスを私なりに考えつつ
これがいいかなぁと思っていたものを、デザイナーの方も選んで下さり嬉しや

さて、この中からどれがポスターになったのか、続きはまた次回~

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久々の休日

2016-10-16 | 植物・畑・公園


昨日は数ヶ月ぶりのオフ〜といっても、家の雑事で1日終わっちゃったけど

買い物ついでに、駅そばの鹿沼公園へ。
駅まで行く時は必ず通る道だけど、久々にのんびり歩いてきました〜。

池にかかる橋の上から覗くと、巨大な鯉と亀さんが一斉に集まってきて、パクパク。
ごめーん、何も持ってないの〜。

穏やかな時間、たまには必要ですね〜。







で、今日は職場のOBの皆さまと青山で会食〜。
60代〜80代の皆さま、全然変わらずパワフル〜。
明日からまたがんばろ〜 っ)^o^(





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第29回神奈川書家三十人展にお邪魔して

2016-10-14 | 書展・展覧会情報
              左:新井青谿先生 右:石川芳雲先生


昨日木曜は午前中書道教室、その足で母と横浜市民ギャラリーでの
神奈川書家30人展にお邪魔して。

初めて車椅子仕様のレンタカーを借りての運転に、実は1週間位前から緊張して
落ち着かなかったけれど、無事到着できて、ほっ。

ギャラリートークには、母の同門(中平南谿先生)の兄弟子、
石川芳雲先生と、新井青谿先生も。

残念ながら新井先生のトークは終わっていましたが
石川先生の楽しいトークに間に合い、作品の前で記念写真。

新井先生とは何年振りかの再会で、母も初めは緊張気味。

でも新井先生が足腰を悪くされたようで、どなた様かに「お大事に」と言われると、
「お大事になんて言われる年でもないでしょう」なんて
しっかりとした口調で言うものだから、なんだか和やかな空気に。


新井先生の作品の前で。

母とは35年以上前から、ご一緒させて頂いていた阿部花谿さん、
宮山一琴先生にもお目にかかり嬉しや

室井玄聳氏 
 母の日のことに恋しき父の聲
 あひづちが母との会話おじぎそ草
 来し方も来世も母子桐の花
 母の日や来世も母の子でいたし

書も句も、なんだかじーんと沁みました。








そうそう、入口で芳名帳への記帳を。
筆ペンでしたが、母はゆっくりしっかりと、坂本谿泉と。
本名を書きそうになったので、谿泉だよ、と横から言ったので
ちょっと汚れちゃったけど、あとで褒められてにんまり。
(あ~私のはお恥ずかしや・・



母も刺激をたくさん頂いたようで、笑顔を見せてくれてうれしや~。
皆さまと、来年また会いましょうとお約束をして。

で、地元に戻り、父と合流、お気に入りのお寿司屋さんで久々に三人で夕飯。
普段の三倍位あるメニューをペロリと完食。
大将手作りの生キャラメルのかかったアイスで〆て、帰路につきました~。

少しでも母の笑顔を見つけていけたらしあわせ

そうそう、母が被っている帽子は、先月つなぐ展でご一緒させて頂いた
いわもとけいこさんの作品です。

私のウールのスカートと、飾りは私のブラウスについていたものをリメイク。
被り方にダメ出しされそうですが、いわもとさ~ん、ありがとうございます 
母もすっかり気にいって、歯磨きする時まで被っていました



■神奈川を代表する書家30人の新作を展示。入場無料
 10月12日~10月16日まで

 開催時間 10:00~18:00 ※最終日は16:00まで
 横浜市民ギャラリー 桜木町駅より送迎バスもあり TEL 045-227-0707









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家族

2016-10-10 | 母・父
                 「あなたと生きてこれたしあわせ」


昨日某テレビ番組で、さだまさしさんがある映像を見て
15分で詞と曲を作るというのをやっていて。

しかも、映像終わりにぴったり曲がはまって。
映像と歌を重ねると、そこにはドラマが。

人生や世の中で起きていること、その中にある悲しいや切ない、
悔しい、嬉しいやありがとう、あらゆる感情を受け止め、
いとおしむような。

最後に、さださんの「主人公」という曲を歌って。

私が高校生だった頃、レコードでよく聞いていたっけと
耳を傾けると、その頃住んでいた家のリビングの映像が浮かんできて。

そこには今の私よりも若い母もいて、私の他愛もない話を
夕飯の支度をしながら聞いている姿が。

この年になって、今さらながら、
私は母の愛に包まれていたんだなぁと、泣けてきて。
感傷ではなく、気づけたことへの感謝・・かな。

当時父は仕事が忙しく、たくさん話した記憶はないけれど
父なりに一生懸命、家族を守っていてくれたのでせう。

そんなこんな、家族を思い出した今日の1曲。
まだまだ、ちゃんと生きて行かなきゃ、ね。

さだまさし 主人公
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穏やかな日和に

2016-10-06 | 禅語・般若心経


今日は朝から町田市薬師池公園内にある薬師堂での写経会のお手伝い。

春秋恒例のショッパー社主催。
ショッパー社は今年で45周年、写経会は23年目だそうです。

薬師堂内は、年に数回しか見ることができないので、貴重です。
堂内の天井の龍が、静かにお守り下さっております。



お堂のそばの大きな鐘は、毎年大晦日につくことができます。



昨夜の強風が嘘のように、今日は穏やかな天候に恵まれて、気持ちが良さそうです。





心落ち着く空間と、ゆったりと流れる時間に癒されながら、皆さまのお役に立てたらと思っています。


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Lifeline

2016-10-04 | 前衛・抽象
                   

先週までの器展に出品していた作品から。

そう、つなぐ展から4週間続いたギャラリースペース游での
展覧会が無事終わりました~。

ミラクルハードな日々でしたが、ミラクルららら~な出会いもあり。
ここから、それぞれがどこへつながっていけるのか楽しみです。

お越し下さった皆さま、ブログなどでご覧下さった皆さま、
ありがとうございました。
またどこかでお目にかかれましたら嬉しいです。


さて、この作品のタイトルは、この曲から。

Ben Harper - Lifeline



画像クリックで拡大⇒ 


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