心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

写真の中の笑顔

2010-05-16 | 三人展 加賀での三人展 
                           「男」「女」

先日の加賀での三人展の折、書の実演というのをやったのでして。
その時の楽しい嬉しいお話は、こちらから→ ここをクリック

丸八製茶場の堀井さんが、その時の写真がありますよ~と送って下さり。
堀井さ~ん。ありがとうございました♪ ちゃんとデータ入ってます。

あの時の87才のMさんの、穏やかでおやさしい笑顔が届きました 
お顔・・載せちゃっていいのかな・・と思いつつ、
ほんわかとしたお顔は、それだけで心安らかになるなぁ・・と 



Mさんの笑顔を思って書かせて頂いた『笑』に、「あらまっ」と喜んで下さり。



(↑)その後、Mさんが書かかれた『桜』二種。
上のは「やさしい桜」下のは「静かな老木」をイメージされて。

後日、思いがけず楽しい時間でしたとお手紙を下さり。
こちらこそ、こちらこそ・・の思いで一杯です 

で、もう1枚、Mさんを思って書いた「女」という文字が最初の写真の上の段。
その下は冷たい感じの「女」と、左は「ごっつい男」と「やさしい男」→
Mさん曰く「韓流男子」。 Mさん好みの「男」らしいです 

写真はいいですね。 見るたびに、あの時間が蘇り。
大事にしたい1枚です 

Mさん、またお目にかかれる日を楽しみにしております

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丸八製茶場での三人展 今日最終日

2010-04-27 | 三人展 加賀での三人展 
加賀での三人展(←ずずいと下まで) は、今日27日が最終日。

写真は、先日藤澤さんが送って下さったTV画面。
23日の夜7時に放映された、地元ケーブルテレビの方が取材にいらしたそうでして。

書の実演でお邪魔した10日と11日のことは、今も感激の余韻が残るほど
よき出会いと、思い出深い時間を頂きました 

おそらく、私の進みたい道筋を示してくれたような 

これからそれをちょっとづつ、形にしていけたらと思っとります。

はてさて・・
「夢は目標だ」と高校の頃、当時部活の部長だったゴンが言っとりました。

夢などとでっかいものではありませぬが、ひとつの目標を頂きました。
本日最終日にあたり、改めてこの機会を下さった藤澤さんに感謝です 

搬入、陳列、搬出、片付け・・と、何から何までお世話になりっぱなしで・・
この場を借りてお詫びと御礼申し上げまする。
ありがとうございました。

お立ち寄り下さいました多くの皆様にも、改めましてありがとうございました。
また機会がありましたら、お目にかかれるのを楽しみに致しております 
(もしかしたら・・6月あたり・・?  )

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屏風の話

2010-04-18 | 三人展 加賀での三人展 
                            六曲屏風


昨日に続いて今日は・・加賀での 展覧会 に展示中の、六曲屏風のお話。
いやはや、すったもんだと色々ありました 

 
藤澤さんから今年の一月、加賀棒茶 茶房 実生ギャラリーでの三人展のお話を頂き、
とはいえ、遠いので実際に会場を見に行くこと叶わないゆえ
まずは会場の図面や写真も送って頂いて。
壁面はあまりないので、庭に面したガラス窓側に作品を・・と。

というわけで、あれこれと。
軸にして天井から吊る、ガーデニング用のラティスを利用する・・とかとか。
悩んでいる間に藤澤さんから、骨董屋さんに古い屏風を探して頂いていると連絡あり。

三月、冷たい雨の降る中、骨董屋のYoさんが倉庫から探し出して下さったのがこの屏風。
どなた様かの作品が残るかなり年代物の、銀箔が貼られているというもの。
Yoさんが実は楽しみに・・しまってあったものらしく。。



 

これ、どう? とのお言葉に、実は三月、年度末で仕事が超多忙でなかば朦朧としてて
了解!といとも簡単にお返事してしまい。

で、だんだん日が迫り愈々書こうとなった時、はて・・何を書こう、と。
既にあるりっぱな行草の作品を見てしまったので、これ以上のものができるかいな・・と。

当初、いろはを書こうと思っていたのだけど、なんかピンとこなくて、
藤澤さんに何かヒントくださ~いと泣きついたら、朝ふと思いついたからと
この詩を送って下さり。
おおっ、この詩なら知ってるし、私も好きな詩で書いたこともある!とその気になり。

よし!と、実際に紙を広げてみたら、なんと自宅では狭くて全部を広げられない。
ひゃ~・・慌てた。 結局、深夜~某所を借りて、集中。

よし!書けた・・と、次の問題は、あの屏風にどうやって貼り込むか・・。
そこでまた藤澤さんとすったもんだと、やりとりがあり。
骨董屋のYoさん・藤澤さん VS 私 という図式だったらしく

その時のお二人の会話を、加賀から帰る空港までの車の中で伺い、大爆笑

このお話を頂いてから完成まで、一切電話はなし、メールのやりとりだけでした。
その間、もどかしさもあり、感情のぶつかり合いもあったりしましたが
「僕は最後までメールだけでやりとりをしたかったんだ」のお言葉に
私も、うんうん・・と、心から頷いてました。

私の存じ上げないところで、藤澤さんの数々のご苦労、ご尽力を改めて知り
ただただ感謝の気持ちで一杯です

ここだけの話・・さっき、別の検索から骨董屋のYoさんのブログを見つけて
藤澤さんとYoさんの会話に、うれしくも有難くもあり、穴があったら入りたい気持ちと共に
くっくっく・・と一人笑っとります
そのブログ、ご紹介したい気もしますが、怒られそうなのでやめときます。

ものづくりの楽しさはこの、過程だったり、コミュニケーションだったり。
心に残るたくさんの出会い、経験となりました。

藤澤さ~ん! 本当にありがとうございます!
これに懲りずに今後ともご教示のほど。。


・・というわけで、本日は藤澤さんと骨董屋さんのYoさんに、感謝を込めて。

27日まで開催中の展覧会の模様はこちらからずずいと→ 加賀での展覧会


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小川静代さんの人形

2010-04-17 | 三人展 加賀での三人展 
                          「花魁」(おいらん)

今日は人形作家の小川静代さんのお話を。
今月27日まで開催中の 三人展 でご一緒させて頂き。

小松空港そばで『クッチーナ』というイタリアンレストランをされておられる。
50歳の時、料理だけでなく何か別のことがしたいと思い立ち、
始めはティッシュを丸めて顔にしたりして人形を作り始めたそう。

とにかく人形たちがかわいくてたまらないらしい。
瓶に古布を巻きつけたり、古い着物をそのまま着せたりという独自の人形たち。
会場にいる間にも、ふと気づくと人形のポーズや表情が変わっている。


右の旅役者、初日は行灯にちょこんと座っていただけなのに
翌日には行灯が灯り、着物の裾が降りていた。



宗旦狐(そうたんきつね) 写真提供:藤澤さん


「人形も一緒に年を取るのよ」と、「若い」頃の人形の写真を見せて下さって。
あら、ほんと。顔の白い部分や、全体もどことなく年を重ねた表情に。

「ねぇ、ちょっと書いてよ」と、人形の名前を教えて下さり。
花魁、花妓、宗旦狐、旅役者、禿・・
それぞれにドラマのある人形の名前を書くには、私の知らない世界でもあり
小川さんにお話を伺いながら書いてみたなり。


今、大事な「子供たち」は、小川さんと一緒に暮らしているらしい。
でもって、展覧会となると、ばっちゃかあちゃんと一緒に出張するというわけで。

自然な布で、自然な心で、人の胸をツンツンつつくような人形が作りたいと。
その溢れるエネルギーは、まだまだ益々みなぎっておられるよう。
一度お会いしたら忘れられない、そしてまた会いたくてたまらなくなる方でした。




小川さんの人形たちはこちら(↓)からもご覧になれます。

アトリエ 理 和のこころ

聴潮閣 高橋記念館


季刊『銀花』で紹介され、おしゃれ工房の講師としても出演。
著書に「夢幻人形が往く - 小川静代作品集」
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ひとつの笑いから萬の福を

2010-04-14 | 三人展 加賀での三人展 
                           「一笑萬福」 (半紙)

まだ加賀での余韻が残る中、昨日午前中は絵手紙教室。
「ブログ、伝えたくてたまらないという気持ちが伝わってきましたよ。」
今日は展覧会のお話聞かせて~ということで、楽しかった2日間のお話をつらつらと。

なんか私、加賀から帰って来てからずっと、楽しそうです 

最初の写真の作品は、一笑萬福(いっしょうまんぷく)。
たった一つの笑いは萬の福を呼ぶって意味です。
あ、私の造語ですが、このことば、なかなか気に入ってます。

↓茶房の壁面に飾って下さっています。 お花は薄桃色のヒメコブシ。


左:一笑萬福 右:笑


↑茶房 実生内 こちらでお茶とお菓子を頂けます


実生入口でシーサー?がお出迎え

イベントも終わり、最後のお客様と四人で美味しいお茶とお菓子を頂き。
ギャラリーの方・・お名前を失念してしまったけれど・・が
「先程、あっはっはと笑っていらしたから」と、あははと書かれた湯のみで入れて下さり 

最後の最後に、「笑」のコラボをして下さって、なんと粋なこと!と嬉しくなりました
う~ん。。お名前・・が。。 ありがとうございました♪

今日水曜日、ギャラリーはお休みですが、展覧会は今月27日まで開催中です。
展覧会の模様はこちらから→藤澤重夫の器を游ぶ 

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「笑」がくれたもの

2010-04-13 | 三人展 加賀での三人展 
                            「大笑」 はがき倍版

昨日からのつづき。。
11日は、朝10時から夕方5時まで 丸八製茶場 の茶房実生では、お茶会があり。

生憎の小雨の降る中、朝からたくさんの方々が、棒茶とお菓子を頂くためにお越しになる。
私はあまりご縁がなかったこのお茶会、どうしてこんなにいらはるのか・・と
ちょっと不思議だったのだけど、その理由は、なんと言っても棒茶というお茶の美味しいこと。

私も何度か頂いたけど、こんなに美味しいお茶(ほうじ茶)は飲んだことがない。
お店の方も「2才の姪が、このお茶以外飲まなくなって困ってます」なんて笑顔で。

そして。
そのお茶会のあと、茶房の横にあるギャラリーにもたくさんの方がお立ち寄り下さり。

私はというと、お声がかかれば「笑」に始まり、思えばほとんど一日書いて喋って笑ってたような。
(↓)書いたカードには、藤澤さんの陶ボタンをちょこんと貼ってみたり。



お昼頃いらした、ご夫婦が熱心に書の実演を見たいとお声をかけて下さったので
こんなお話をさせて頂き・・。

 活字では現せないものを、書では表現できると思うのです。
 たとえば「笑」という文字。 
 わっはっはという大笑いは何色を連想しますか? 
 まずは声に出してわっはっはと、何度も笑ってみるんです。
 そのあとで、大笑いをからだで感じながら書いて見るわけです。

そう言って書いたのが、最初の写真:赤い紙に書いた「笑」
そして、次はくすくす笑いをやってみてから、書いてみる。

ところで「笑」以外に何か一字書いてみましょうか? と伺うと、ご主人から
「今、自分を破りたいので『破』という文字をお願いします」と。

リクエストにお答えして数枚書いてから、いかがですか?書いてみませんか?

いえいえ、私は・・とおっしゃるのを、無理矢理下敷きと硯を渡すと、じゃあ・・と。
1枚、2枚、3枚・・と書かれる横から、もっと吐き出して! なぞと偉そうに。

興奮のあまり、だんだん文字の形がわからなくなってきたとおっしゃるも
最後に大きな紙に、そんなの気にせずババーンと「破って」下さい! のリクエストに
汗びっしょりになりながら書かれて。



「これで破れそうな気がします」と、書かれた「破?」と笑顔で記念撮影。

伺えばお二人とも学校の先生とか。
このワークショップ、早速使わせて頂きます!とうれしいお言葉も頂き 
ありがとうございます。また機会があれば、お目にかかれたらと 

そして、その後も書き書き書き。。。

もうお一組のお話を 
書が好きだとおっしゃる87歳のお母様と、娘さんのお二人がいらして。
娘さんが「母はお手本通りの字しか書かないんですが、そろそろ自分の書を書いて欲しいと
思って今日ここへ来たんです。」と。

そのお母様、ほんとうに優しいお顔の可愛らしいお方で。
同じように「笑」の話をしながら、最低10回は、わっはっはと笑うんです、と言うと
一緒になってわっはっはと、両手を広げて笑って下さる。
それでもって私が「大笑」を書くと、顔を赤くして満面の笑顔を下さる。

じゃあ・・ちょっと1枚いかがですか? と紙をお渡しすると

お母様:「私は決まりきったものしか書けないから・・・」
沙於里:「ちょうど今の季節の「桜」っていう文字はどうですか?」
お母様:「桜・・ねぇ」
沙於里:「どんな桜がお好きですか?」
お母様:「やさしい桜」
沙於里:「ちょっと書いてみませんか?」

すると、書いてみようかしらと、おもむろにコートを脱がれ、腕まくりをされて。
わっはっはと、二人の笑いの掛け合いに、気がつくとたくさんの人が集まっていて
その時思わず会場には拍手が沸き。

やさしい「桜」を表現されました。
そして、じゃあ老木の桜を書いて下さいと申し上げると、
細いかすれた線で、強くもはかない桜の文字を書かれて。

そこでまた拍手が。
その時のお母様の、子供のような本当に嬉しそうな笑顔に、目頭が熱くなりました。

横にいらした小川さんが、あなた学校の先生と違いますか?とお声をかけると
やはり、学校の先生でいらしたそうで。

よし、やってみようか!というワクワクする思いを、私たちにからだで表現して下さり
その表情から、君にもできるよと励まして下さっているような気がしました。

ふとまわりを見ると、皆さんやさしいお顔になっていて
その出来事に・・今思い出してもまた涙が出てきちゃう。。

残念ながら、その後も書き書きしていたので、その作品やその笑顔を写真に収めることが
できなかったのですが、その場に居た皆さんと共有した素敵な時間、やさしい気持ちを
お伝えできたかなぁ・・と思っとります 

今日は、興奮まだ冷めやらぬ・・・で長々と、おつきあい下さり謝々です 

たぶん私をはじめ、「破」を書かれたご主人も、お母様も、興奮と集中の中にあって、
まわりは全然見えていなかったような 
普段は静かな茶房も、あまりのにぎやかさに驚かれたのでは・・と、今になって苦笑いしとります。

ギャラリーの堀井さん・・皆々様・・お騒がせしてすみませんでした。
でもお蔭さまで、本当に楽しく思い出深いしあわせな時間となりました。
この場を借りまして・・心よりありがとうございました。

美味しいお茶は、豊かな心を運んでくれるのかも・・などと思いながら
家に帰ってから、早速買ってきた棒茶を入れてみましたが、あの時のあの味には・・
美味しいお茶の入れ方を教えて頂ければ幸いです。

そっか・・美味しいお茶を入れるには、豊かな心が必要ってことなんですね 
丸八製茶場のお店の方々は、皆さんとても気持ちのいい方ばかりでしたもの。



            「笑」十変化
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加賀棒茶 実生ギャラリーから

2010-04-12 | 三人展 加賀での三人展 
                   人形は「花魁」と「禿」(かぶろ:遊女の子供)
                                      

昨日深夜、加賀での展覧会場である実生ギャラリーから帰って来ました。
お邪魔したのはたった2日間でしたが、たくさんの出会いと感激を頂きました。

その感動を忘れないうちに、ちょっとづつこのブログに残していこうと思います。
それにしても、何からお伝えしていいやら・・と、まだ頭の中は
全然整理できとりませんが。

まずは会場の模様から。

先日ご紹介した屏風(↑)は、会場の中庭が見える窓際に。

照明はなるべく暗い方がええんでない?・・ということで
カメラを使いこなせない私では、全然上手く撮れてなくて・・。
きっとそのうち、藤澤さんのブログで写真アップされるのを楽しみにしつつ 



人形:「旅館のおかみ」 器:黒織部 書:樂道忘道




屏風の左手には、「日々是好日」と、この「喫茶去」があるのだけど、
全然うまく撮れてなくて・・・ふじさわさん・・  


今回藤澤さんは、これまでの磁器は出品せず、100個それぞれ表情の違う陶器を
出品され、その技法は、素人の私ではうまく説明できないけれど
この底の部分が、他の方にはできない手法とか。(ん?載せていいのかな?)


器:藤澤さん

この日、陶芸家?であられる青年が、数時間藤澤さんとお話をしながら
一つ一つの器を手に取り眺めておられ、その中のひとつは、その方のもとへ。


あ、そういえば。今日から中野さんはしばし船旅に出られたはず。
旅のお話を伺える機会を楽しみにしております♪

加賀はのどかで、穏やかでええとこですね。
この続きはまたあした。


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今日は加賀から

2010-04-11 | 三人展 加賀での三人展 

追記:写真をアップしました。(4/12)
   10日、加賀棒茶に到着後に頂いたお茶とお菓子です。

今日は加賀のホテルからの投稿です。
なので、画像はなく。。明日帰ったらアップします。

昨日はお昼前に空港着、藤澤さん運転の車で20分位、
無事会場の加賀棒茶に到着。

まずは喫茶で美味しいお煎茶と自家製タルトを頂き。
本格的なお煎茶を頂くのは初めて。
甘味と苦味が絶妙な芳醇な味わい。

一服したらお隣の展覧会場へ。
すったもんだの屏風も、実際に見るとほんとに古く
ほんとにボロボロ・・でも銀箔は100年位前のものとのことでいぶし銀。
もしこれが金屏風だったらちょっと合わなかったかもしれないけれど
私の変な文字も意外としっくりきているような。

この詩、この屏風を想像しながら、私なりにドラマチックに書きたかった。
うん、ちょっとほっとした。

人形の小川さんもいらして、想像していた通りの方で、
とにかく人なつっこくて、世界中知らない人はいないんじゃないかと思う位
ごく自然にすーっと人の中に入っていかれる。

すごいなぁってなんだかうれしく
ギャラリー実生の堀井さんはじめ皆様とても気持ちのいい方ばかりで、
無事今日を終えました。

夜は加賀文芸社の編集長の中野昭さん、小川さん、藤澤さんと
山中温泉の けんさん亭 で、楽しいご飯会。

お店までのドライブの途中、川沿いの桜並木、そこここの桜や
のどかな田んぼ、山々の景色に和みつつ 

魚が苦手な私もぺろりといけた、さよりの焼き物、お刺身・・と
美味しく、楽しく、あっという間の一日でした。

今日は朝10時からたくさんの「笑」を書いてきま~す。
この続きはまた帰ってからご報告します 



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いろんな「笑」を探しに

2010-04-10 | 三人展 加賀での三人展 
                           「笑」 (はがき倍版)

今日は朝出発で加賀に向かいます。
昨日9日から始まった展示会のイベントに参加するのでありまして。
詳細は 昨日のブログ をご覧下さいまし。

いろんな「笑」を探しに
いろんな「笑」との出会を楽しみに♪

お近くにお越しの折には、是非お立ち寄りくださいませ。
11日は午前10時~午後5時まで、会場で「笑」とともにお待ちしております。

昨日の初日のスナップ写真が 藤澤さんのブログ(←ここをクリック)で公開されています。



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今日から加賀で展示会開幕

2010-04-09 | 三人展 加賀での三人展 
                      六曲屏風と小川静代さんの人形
                       1枚 52.5cm×139cm
                        写真:藤澤さん提供







今日4月9日(金)から4月27日(火)まで、加賀市にある加賀棒茶 丸八製茶場 
─茶房 実生─ギャラリー にて、~これまで、これから~展が開催されます♪

焼き物の藤澤重夫さん、人形の小川静代さんと
恐れ多くも書で、私もご一緒させて頂くのでありまして 

写真の屏風は、藤澤さんもお好きだという于武陵の有名な詩。
『勘君金屈巵 満酌不須辭 花發多風雨 人生足別離』

君に勧む 黄金の盃を
満酌を辞するなよ
花はひらいて風雨多し
人生とは別れの多きことよ

井伏鱒二の名訳があるそうで。

コノサカズキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトエモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ


実はこれ、藤澤さんが、地元の骨董屋さんの倉庫から探して頂いた年代物の屏風。
そこにはどなた様かの作品があったのだけど、罰当たりにその上から・・・
7日に藤澤さんの手によって、貼り込んで頂いた次第です。。

ここに辿りつくまでには、すったもんだもありましたが・・
孫にも衣装・・すんばらしい貼り込みの仕上がりに感謝感謝です 

なにせ古い屏風、粘着力が弱くなっていて両面テープで貼っても剥がれてしまうかも、とか
ならばピンで止める?いやいや・・そうもいかんし・・とかとかとか・・

この屏風、かなり傷んでいた様ですが、作品の回りには渋い銀箔が施されているそうです。
そんな古色のある重厚な屏風に、私が書けるのか・・と迷い、恐れておりましたが
藤澤さんの呪文のお蔭で、書くことができました。

藤澤さん、小川さんの気宇雄大で風趣ある世界に助けられ、
ひゃ~! 何だか我ながら、よかでない?と嬉しくなっちょります 

三人三様の、そして三人の響き合いも感じられたらなぁと、私も楽しみです。
お近くにお出かけの機会がありましたら、是非お立ち寄り下さいませ。

私は明日10日午後加賀着、11日は午前10時~午後5時まで会場にいて、
100枚の「笑」を、ルンルン♪と書いているはずですので、お声をかけて下さいまし

この展示会に参加させて頂くに当たり、藤澤さんはじめ、多くの方のお力をお借り致しました。
この場を借りて心より御礼申し上げ、このご縁に感謝、
そしてまた、新しい繋がりが広がりますように。。。。



焼き物 藤澤重夫さん

展示会詳細はこちらをクリック→ 藤澤重夫の焼き物
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