心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

時々大事あるね 自分確認

2009-06-30 | 山頭火・放哉・良寛
                         (半紙1/2)




こころおちつけば水の音

久々に 山頭火の句集をめくっていて 響いたことば

穏やかな静寂とともに
透明感と 安らぎのある水の音が 心に響いてきて 

うん・・
たまには一人静かに
こころを落ち着かせる時間も必要さね 

日々起きるあれこれに あたふたしていると
キライな自分がやってきたり

なんか最近 スキな自分に会えなかったけど
今日見つけたこの句

こころおちつけば水の音

そっか そうだったねって 思い出させてくれて 

時々大事あるね 自分確認 


 



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日はまた昇るから

2009-06-29 | つれづれ
                          (はがき)




自分を守ることにばかりに囚われていると
心は傷つきやすくなるような 

日はまた昇る

このことば一つを携えて過ごせたら
心は大らかでいられるような 

たまには心にも日光浴が必要かな

梅雨まっただなかではございまするが
KUWATA BANDのこの曲で 元気に行きませう! 
 「雨を見たかい」






 Rod Stewart バージョン
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自分の人生が見えてくるまでは

2009-06-28 | 前衛・抽象
                       「只在」 45×90cm



最近・・全然抽象作品書いてないなぁ。。
最近・・また書きたい気分。

そんなときは 心が欲してるとき。
見えないものを わからないものを 吐き出したいとき

今日の作品も「只在」をシリーズで書いていたときのもの。
やっぱり 線も造形もどこか痛々しいような。
固くて緊張していた心を思い出す


自分の人生が見えてくるまで
人はしあわせにはなれないのかもしれないなぁ・・とか

そんなことを考えた今日の1曲は Brooks & Dunn の  Believe
珍しく?カントリーです



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You are not alone.

2009-06-27 | つれづれ
                          かぼちゃ (はがき)



昨日の朝の突然の訃報・・
そう・・マイケル ジャクソン。

ちょうどこのアルバムが出た頃、私はレンタルレコード(CDでなくて)屋さんで
アルバイトをしていて、何枚もあるレコードは毎日貸し出し中だった。






もちろん私も、その頃はカセットテープにダビングしてよく聴いてたなぁ・・って。
改めて聴くと、当時のことあれこれ思い出す 


彼のあの白い肌と、元の顔がわからないまでの整形に固執した思いの
孤独と痛みの深さは、どれほどのものだったんだろう・・

どこか時代にも取り残されてしまったかのようなマイケルが、白い肌で歌う
♪You are not alone. (一人じゃないよ)を見ていたら、泣けてくる

You tube はこちらから→  You are not alone

一見セクシーな男女だけど、何となく儚げで不自然なマイケルがなんだか・・切ないね・・


人はどうして区別したがるのかなぁ。
人の存在に、普通も例外も特別もない世界であってほしいなぁ。

でも彼の存在があってこそ、オバマ大統領も誕生できたように思う 
彼の活躍と行動は、人種差別問題への提言と変化をもたらした・・と思う。


昔、世界的チェリストのヨーヨー・マが言ってた。

「様々な国の、文化も習慣も違う演奏家が集まって1つの音楽を作るとき
‘違う’を探していたらだめ、こんなとこが‘同じ’を探したら、いい音楽ができる」

人も野菜みたいに、そのまんまでいられたらいいのにね。
自分自身も、そして社会も。

Michael Jacksonさん
どうか安らかに・・




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引き出しを増やさねば・・

2009-06-26 | 論語
                         「三省」 (半紙)




先日の書道教室で、お一人づつをイメージして書いてみた論語の「三省」。

意味は毎日3つのことを反省するべし。
人に忠、友に信、学に習の3点なり。

前にも書いたこのことば 単純な文字だけど、だからこそ変化がつけ易いような。





活字を見て、何種類の作品が書けるか、時に自分を追い込んでみる。

よく師がおっしゃっておられた。

作品を書くには、引き出しが必要だ。
その引き出しを増やすには、色々な古典を臨書に臨書を重ねるべし・・と

最近また、日々に追われて臨書してないなぁ・・と、反省と焦り 
今年やろうと思っていたことが、どんどん先送りにしているうちにもう6月も後半。。

今のリズムを変えねば・・と、ふと思う 









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「書の理」へ執筆させて頂き

2009-06-25 | 書の話
                彷書月刊 7月号 表紙の筆文字は桃太郎さん




このたび 桃太郎さん のご紹介で、彷徨舎の月刊情報探求誌に
恐れ多くも  記事を書かせて頂き。


7月号の特集は「書の理」 今日6月25日発行。

桃太郎さんのインタビュー記事、書家の北村宗介氏
中村山雨氏、平蔵氏、墨人会の樋口雅山房氏、篆刻家の古田悠々子氏
現代美術家の曽我卓史氏ギャラリー柳井の柳井利之氏、などなど、
それぞれの分野で活躍されているばかりの中で、お恥かしい限りだけど 


テーマは「書の表現ツールとしてのブログが気づかせてくれたこと」




書を学ぶこと、自分の殻を破る作業でもあるブログを淡々と続けることは、
自分らしく生きればいいんだということを気づかせてくれたという思いを綴り。


それぞれの方の記事を拝読するほどに、もっともっと、裸になって勉強しなきゃ・・と
反省と興奮を覚えるなり 

桃太郎さんと、お世話になった編集部の皆川さんに感謝を致しつつ。。




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生きるってのはたぶん・・カオス

2009-06-24 | 前衛・抽象
                          (部分)




生きるってのはたぶん・・カオス。


カオス=混沌。辞書で調べたらほかにこんな意味も。

 ギリシャ神話の宇宙開闢(かいびやく)説における万物発生以前の秩序なき状態。
   また、同時にすべての事物を生みだすことのできる根源。

 初期条件・境界条件を定めると以後の運動が決まるような簡単な系であっても、
   初期条件のわずかな差で大きく違った結果を生ずるような現象。
   気象現象・乱流や生態系の変動などに見られる。   「大辞林」より


生きることにたぶん・・答えなんかない 

理路整然とした道を正しく歩く・・
道なき道をかき分けながら歩く・・

どちらも人生 

それでいい・・
それでいいって、お互いを尊重して心からそう思えたら
同時に新しい人生を生み出すこともできるのかもしれない・・って、ふと思う。

日々混沌、それも悪くないかも。
混沌の中から得る感情を、無駄にするも生かすも、あとは自分次第ってことで。

そう、生きるってのはたぶん・・カオス。

人生は薔薇色なんて思ってるより、よっぽど人生楽しめるような気がしてきた 







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キャンドル1本に癒されて・・

2009-06-23 | つれづれ
                          (はがき)




去年もご紹介したキャンドルナイトが今年も7月7日まで。
キャンドルナイト公式サイトは → こちらから



キャンドルのあかりだけで、夜を過ごそうという全国規模のイベント。

たとえば お風呂で
たとえば 夕食を家族と
たとえば 一人静かに灯りを見つめながら、遠くにいる大切な人を思ったり。

そんなゆっくり流れるとっておきの時間を
たった一本のキャンドルで作ろうというもの。

HPには、メインビジュアルの楽しみ方 や、イベントの紹介も。

東京自由が丘でのキャンドルコンサート 7月10日(無料)




雨の夜もキャンドルひとつで、いつもとは違う時間を運んでくれるような。

お気に入りの曲を聞きながら、キャンドルナイト・・
儚く揺らめくキャンドルさんに癒されるなり。。

今宵は、家でキャンドルナイト・・いかがでせう 


ってことで、今日のお気に入りの1曲は・・ハナレグミの  家族の風景


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甘えたいくせに・・ね

2009-06-22 | つれづれ
                          (はがき)




花が ふってくると 思う
花が 散ってくると おもう
このてのひらに うけとろうと おもう    by 八木重吉

ふとこの詩を思い出して 

 

うちのみーにゃ は
無器用で
愛情に飢えてるくせに
甘えべたで

甘えたいくせに
強がって見せたり

時々甘えて見せても
その様子をぷくぷくに見られると
突然豹変して、シャーって怒ってみたり

ん?誰かに似てる・・? 


なんて思いながら
さっきまでKちゃんと電話してて
なんとなく聞きたくなった曲

ユーミンの 海を見ていた午後
なんか沁みる・・



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中川一政の書画来訪

2009-06-21 | つれづれ
                 清水の舞台から飛ぶつもりで飛べ 86/100



先日、Kさんより、鳥肌のたつようなお話を頂き 

Kさんが出かけた折、あるお店で中川一政氏のリトグラフを見かけて
ふと私のことを思い出して下さり、購入して私なぞにお贈り下さり 

中川一政氏 は、私が書を始めるきっかけとなった作家さん。
本当に鳥肌がじょわ~となって、感激 

色といい、なんともかわいい姿の蛙さんといい、
眺めるほどに沁み込んでくるものがある・・

Kさん。本当に本当にありがとうございます 

すぐにでもご紹介したかったのですが、表具をしようか・・としばし悩み、
きちんとお化粧をしてからご紹介しようと思っていたものですから、
ご紹介が遅くなってしまい・・Kさん、ごめんなさい 

うちには軸装作品を飾る場所がないので、額装にして飾ることにしました。
暗かったり反射したりで、うまく写真が撮れないんだけど、こんな感じです(↓)
写してるわたしも写ってるけど





この作品がひとつ・・いてくれるだけで、部屋の空気が全然変わって。
いつも中川氏の存在を感じながら、日々初心に返り、
心豊かな時間を過ごせるような気がします 

そのKさんの作品(↓)
いつもさりげなく、やさしい作品を書かれるKさん。




心より感謝を込めて。。



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