心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

人と時間と

2012-06-30 | つれづれ

今日も梅雨の晴れ間、ちょっと蒸し暑いけど風は気持ちよく。

さて、たまたま見つけたコカ・コーラのyou tube。
イギリス?の監視カメラが捕らえた、ほのぼのするシーンを集めたもの。

なんかいい~。
コーラはたまーにしか飲まないけど、これ見てると飲みたくなる

さて、今日はこれから、神楽坂にある アユミギャラリー で開催中の
「墨のアート~躍動する黒と白 白子谿雪」個展に行ってきます。
ご案内はまたあとで~。

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木簡の音

2012-06-28 | 木簡
                     (半紙)

またまた木簡。
「史」が2つあるので、同じにならないように、
最後の「史」は、表情を変えてみたつもりですが・・

この右払いは、書いていて気持ちがよか。
迷いも恐れもなく、ただ信じる道を進んでいるような
そして、ピンと張った弦から、ビンと響くような音が
聞こえるといいなぁって思いながら 

ま、まだ、ビンとまではいかなかったけど。

さて、今日は1曲ではなくて、SYLVIE GUILLEM とAKRAM KHANの
美しく軽快で切れのいい、ダンスをば。

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脳の健康に絵手紙もよろし

2012-06-27 | つれづれ
          Sさんの絵手紙 「いつも心の中に故郷がある」

えっと。
昨日午前中は、絵手紙教室。

山形出身のSさんが、故郷から送ってきたから~と
佐藤錦をたくさんお持ち下さり、皆さんで美味しく頂きまして 

そのSさんの絵手紙は、いつも故郷やそこで暮らす親戚への思いに溢れていて。
故郷のない私など、うらやましい限りです 

そして、皆さまの作品。6月ということで紫陽花の花や雨が題材に。


で、紫陽花をイメージを色で表現したSさんとNさんの作品を参考に
私もちょっと書いてみたなり。


なんかカラフルなパラソルにも見えたりして 

そして~。
Nさんのこちらの作品、100円ショップのアイシャドーを使って書かれたもの。


このぼかしの部分が、アイシャドーを綿棒で。
右は、この日のお題、禅語の「一日(いちじつ)暮らし」に、
一夜限りの月下びじんを描かれて。儚くも妖艶な感じがよく出てるでしょ 


左下のN村さんの一日暮らしは、一日の中には笑顔や怒った顔や
いろんな顔があるって思って、と顔の絵を描かれて。なるほど~ 

で、皆さまの作品を参考に、クレヨンで描いてみたけど
なんか物足りない・・なぁ。

 

この日も皆さまと、消費税の話、健康法やらあれこれと、ぴーちくぱーちく。

「絵手紙を描く時って、どう描こう・・ってすごく頭使うのよ~。」
楽しい上に、脳の健康法の一つになっているなんて、嬉しい限りでござります 

「ねぇねぇ、さくらんぼって2つくっついているのが、かわいいわよね。」
皆さま、お年は存じ上げませぬが  まだまだ乙女なのでした 


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自分の書風

2012-06-24 | 漢詩
                     (半紙1/2×2種 筆はいつもの蠅頭小楷)


荷風送香気 かふうこうきをおくり
竹露滴清響 ちくろせいきょうをしたたらす  

蓮の花は香気を送り、竹の緑は露をしたたらせている、の意味。
猛浩然の詩。


書いてるときは楽しかったんだけど、詩の意味を考えると、
ちょっといかつい感じで合わないかな、と反省。

でもね、やっぱり落ちつくのは、師の書風の匂いがする世界だったりして。
こんなこと言ったら、師からは1000年早いって言われそうだけど。

師のエキスを持ちながら、自分の書風を見つけれらたらなぁ 

つくづく・・
料理も毎日していないと面倒になったり、メニューが浮かばなくなるように
筆も毎日ちょっとでも持っていないと、
書風どころか1本の線も書けなくなるのでして。

筆を持つことで、心と気力の健康も保てるのだし、
毎日ちょっとづつ、を、なるべく致したいところでござりまする 
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拝啓 木簡さま

2012-06-23 | 木簡
                      木簡臨書  (半紙×2)


ずっと、音楽にはカナワナイって思っていたんだけど。

なんか言い訳じゃん、それって・・って思えてきた。
たかが自分で書いた木簡を眺めながら、ふと。

そうだ、わたし、木簡が好きだった。
それがどうした~、そんなこと気にしな~いって風に
あっけらかんと、ふっきれた感の木簡がね。

うん。もう私は、それだけを信じていこうと思えてきた 

音楽にカナワナイんじゃなくて
自分がちゃんと、自分と向き合っていなかったのかなって思えてきた。

そんなことを感じさせてくれる、拝啓、木簡さま。
これからもどうぞよろしく 

今日の1曲は、やなわらばーの  空をこえて 海をこえて
(スタートをクリックした後でマウスをずらすと、上下バーが消えて歌詞見えます)

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萬(よろず)のことより

2012-06-22 | つれづれ


十年一昔。
年と共に、十年なんてあっという間。

萬(よろず)のことより、ひとつこと。

それでいい、それがいい、
それしかできないくらいで生きられたら、それがいい 

久々に今日の1曲はCalm の  People from the Earth Sun Moon 


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書が運んでくれたご縁に感謝

2012-06-21 | 書の話
                       (半紙)


今日午前中は書道教室。
今は、造像とかぶっとい線の古典を勉強されてる方がいなくて、
久々に、腹の据わった感じをイメージして書いてみたなり 
これは木簡、漢簡集字千字文から。

私の師は、同じ古典でも人によって臨書が全然違っていたのでして。
あんたはこんな感じが好きやろ、とか、
今あんたには、これが足りないからこんな風に勉強してみなさい、とか。

その横で正座しながら、ふ~ん、なるほど~って見比べたりしながら
育ってきた?のでして 

今日の教室で、「どうしたらそういう自由な発想ができるようになったんですか?」
みたいなことを聞かれて 

自由かどうか、それがいいのかどうかもわからないけれど、
たぶん、そんな風にご指導して下さった師のお蔭なんだと、改めて感謝。
私もいつも、同じように、その人らしい臨書を探しているのでして 

以前ご紹介した小坂奇石文集 に、臨書は、意臨より形臨をとの文言があり、
耳が痛い・・と思う部分もある。でも私はやっぱり、意臨を探したい 

言い訳だとわかってはいるけど・・私にとって書は目的ではなくて。

臨書をしていく中から、人と人、自然とのつながり方や、生きるヒントみたいなのを
たくさん気づかせてもらっていて、それを、もっと自由でおおらかな心でもって
表現したり、体験していく中で伝えていきたいんだなって思うのでして 

正しいことが全てじゃないって思うから。
ぶさいくだったり、情けなかったり、無器用だったり、それもまたよろしってね。
たぶん正しいことから逃げてるんだと思うけど、こんな風にしか生きられないのでして


さて今日は、60代でいらしてから、かれこれ20数年通って下さったMさんが、
残念ながら教室を去られることになり、昨夜書かれたという般若心経をお持ち下さり。

4年前、趙子昂行書千字文を半切に全臨された こともあるMさん、
今回もその集中力、根気、そして何よりも美しく凛とした書風は、お人柄そのものです。

いつもおっとりとした笑顔で、母や私のことも見守って下さっていたので
とても寂しく残念ですが、感謝の気持ちで一杯です 

書を通して頂いたご縁に感謝です。


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みーにゃの冒険とぷくの昼寝

2012-06-18 | 
                  か・・風が・・吹いてるし


あったかくなってくると、みーにゃは外に出たがるのでして。
昨日は半年ぶり位に玄関の外へ出たので、ちょっと緊張したのか、こんな顔に。
あれれ・・鼻の頭と口のあたりがもう汚れてる・・・


みーにゃ:なんかさ、向こうの方、賑やかなんだけど・・
沙於里:行ってみたら?


みーにゃ:苦手なちっちゃなお子達がたくさんいるでない・・
沙於里:んだね、下に降りてこんにちはする?


みーにゃ:や・・やめとくざます・・
沙於里:まぁね、口のまわりが泥棒猫みたいだもんね


みーにゃ:え?そう? ほら、これでどう?
沙於里:あらほんと、やっぱり美人だねぇ

ということで、プチ冒険は終了。
一方その頃、ぷくぷくは、ベランダでお昼寝の準備。


よっこらせっと。
久々のお天道さま~風もちょうどよく吹いてる~。


あ~眠くなってきた・・
あれ、みーにゃったら鼻きちゃないじゃん


ふふっ・・わたしの方が美人ざますよ

はいはい、私にとってはどちらも、いとおしや~でございます 
台風が近づいているようだから、これからベランダの植物たちの避難開始。
紫陽花こんなに色づきました~ 




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第9回 書道蛟龍會展へ

2012-06-16 | 書展・展覧会情報
          

今日は午前中から、昨年もお邪魔した第9回書道蛟龍會展へ。

主宰は(故)中平南谿先生のところで、母もご一緒させて頂いてた石川芳雲先生。
81才にして尚、青年のようで、気脈、情熱、開放感溢れる線に圧倒されました


石川芳雲先生


左:二宮奇龍先生 右:宮山一琴先生



守屋蒼有先生

ちょうど石川先生、二宮奇龍先生も会場にいらっしゃり、和やかな雰囲気の中、
日本と中国の書のお話や、松本芳翠の時代の書道界のお話なども伺い。

当時は書家なり、画家なりを育てようとする財閥や文化人がいて
書家も切磋琢磨し、日本の書道会も一番成長した時代だった・・とか、
昔は中国の著名な書家でも、墨色にはあまりこだわってなくて、
実は墨汁が多く、むしろ日本の方が墨色にもこだわってきた、とか。


今回は、中国清の時代の小品参考陳列もあり。




で、この趙子琛という人の作品、この表具の色も斬新でお洒落ですね、と
お伺いしたら、これは珍しいと思う、と。
今までは表具というと白一色が多かった中国も、最近は日本のように、
色を使ったり、凝るようになってきたみたい、とかとか。

なるほど、書の世界でも、真面目で探究心旺盛な日本人の職人気質は
日本独自の書の世界も築いてきたのかな。

今日は、お人柄が滲み出ている、やさしい物腰の二宮先生にもお話が伺えて感激でした 

蛟龍會展は、明日17日まで、東京銀座画廊・美術館で開催中
石川先生関連記事は こちら

思いがけず長居をしてしまい、次の待ち合わせには猛ダッシュ。
地元にある某ホールで、高校時代のブラスバンド部の顧問でいらした先生が
団長を務められている合唱団の演奏会へ。
毎年のことながら、楽しい会で、すごい人気。



終了後、お客さんが帰る出口では出演者が歌でお見送りして下さるので
ここでもまた人・人・人の波。 楽しかった~。

で、このあと父母と待ち合わせして、1日早い父の日ということで
一緒にご飯を食べて帰りましたとさ 

梅雨本番ですが、皆さまどうぞよい週末を 
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清風入梧竹

2012-06-15 | 漢詩
               (半紙・筆は小筆の蠅頭小楷)


前にも書いた「清風入梧竹」清風梧竹に入る  梧は桐のこと。
(おっと・・奇しくも背景が前回書いた時と同じだ・・ )


半紙横に五文字はむずかしいけど、この句は真ん中の文字の「入」が
シンプルなので、余白を生かせるかなと思ってこんな感じに。

そして半紙縦にも、あれこれお恥かしながらの習作備忘録。
これでどうだ~ってのじゃないので、お目汚しお許しあれ 




昨日はお天気はいいけど、風は涼しく肌寒いくらいで。
梅雨の中休み、今日もなんとかいい天気。
皆さまよい一日を~ 

今日の1曲は、元気が出る The BOOMの  風になりたい
歌詞付だから、そのうち消されちゃうかもだけど。

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